レンタルサーバーのご契約内容、確認したことがありますか?
現在、ホームページをお持ちのみなさん、
ご契約のレンタルサーバーやドメインの情報は、どこに保管していますか?
あれ? そんな情報あったかなぁと思っている方もいらっしゃいますよね。
普段は忘れていても問題ありません。
でも、ワードプレスなどのアップデートやホームページを部分修正しなくてはならないときに、情報がないと何もできないんです。
だから、ご自分が契約されたレンタルサーバーとドメインは、やっぱり確認して保管しておくことをおススメします。
こんにちは。白藤沙織です。札幌でWebプロデューサーをしたり、カウンセラーをしたり、役者(修行中)をしたりしています。
最近、他社さんで作られたホームページの引継ぎのお仕事が多くなりました。
長いこと、ホームページを操作されておらず、契約状況もあやふやになっていることもよくあります。
今日は、レンタルサーバーとドメインに関するお客様へのお願いを書きます。
ご契約の名義、確認されていますか?
代行で契約してもらうことはよくありますが、レンタルサーバーやドメインは、自社名義で契約した方がいいと私は思っています。それはこんな理由からです。
1. 自分名義で契約し、サーバー情報も保管していると引継ぎはスムーズ
レンタルサーバーもドメインも、自分の名義で契約して、サーバーとドメインの利用料も自分で支払っていて、サーバー情報が登録した自分のメールアドレスに届いる場合です。
この場合、ホームぺージ制作会社にサーバー情報を公開していただければ、何事もなく制作は進みます。書いてある内容がわからないって場合も、届いたメールを見せていただければ、こちらは理解できるので次の段取りができます。
2. 自分名義で契約しているけれど、サーバー情報がわからないときは問い合わせ
サーバーとドメイン利用料は自分で払っているけれど、サーバー情報は別の会社さんしか知らない場合があります。
ITのことがあまりわからない方は、このケースが多いかな。
こんなときは、その会社さんに連絡していただいてサーバー情報を公開してもらいます。自分名義のもので自分が支払っているのであれば、当然確認はできます。
ただ、連絡が取れなくなっているときがあり、そういう場合は契約しているレンタルサーバー会社に問い合わせてみることがいいかな。請求書がきているのなら、どの会社かはわかりますから。
サーバー情報を管理している会社がホームページ制作会社さんだと、別の会社でリニューアルしたいときはレンタルサーバーごと引っ越しするのが一般的かもしれません。
私たちの場合は、レンタルサーバー事業もしているので、そのまま使っていただいても構いませんし、お引越ししていただいても構いません。
また、私たちが新しくホームページを制作する場合は、元の会社さんと連絡をとってレンタルサーバーを移転することもできます。もちろん、そのままレンタルサーバーを使ってのリニューアルもできます。
あんまりこだわっていません(^▽^;)
3. レンタルサーバーもドメインも他社名義で契約していて、支払いはその会社にしている
このケースは、関係が途切れるとちょっとやっかいだと思います。
他社名義になっていると、自分のものだと主張するのが難しくなるからです。
私が担当したケースで一番びっくりしたのは、ホームページがいつの頃から表示されなくなったと問い合わせをいただいたときです。
調査したら、ドメインが無効になっていました。支払いそのものが止まっており、契約が流れてしまったのです。
さらに時間がたっていたので、復旧ができませんでした。
ほかの方は、契約解除を申し出たら、ホームページもドメインも引き継げませんでした。
どちらのケースも、レンタルサーバーもドメインも新しく取得して、ホームページを作り直しました。
ホームぺージ制作会社が知りたいこと
私は、レンタルサーバーとドメインの情報は、わからなくてよいのでコピペして、思い出しやすいフォルダに「重要_レンタルサーバー」とかいうファイル名で保存しておいてほしいと思ってます。具体的に、どの情報を保存してほしいか書きますね。
1.FTP接続情報
レンタルサーバーとパソコンをつなぐ役目をするアプリを使うための情報です。とっても大事な情報です。
作ったホームページをレンタルサーバーにアップロードしたり、公開されているホームページを部分的に修正するためにファイルをダウンロードするときに使います。
レンタルサーバー会社から、FTP接続のための「ホスト名」、「ユーザー名」、「パスワード」の連絡があります。
2.コントロールパネルのログイン情報
コントロールパネルとは、サーバーに組み込まれている各種アプリの設定を、Webブラウザから制御するためのシステムです。
データベースの設定、PHPなどのプログラムのアップデート、FTP情報の確認などできるので、こちらも重要な情報です。
レンタルサーバー会社から、コントロールパネルのアドレス(URL)、ID、パスワードの連絡があります。
ここまでいろいろ書きましたが…
とにかく、わけがわからなくても、
レンタルサーバーやドメインの情報は、大事に保管しておくのが鉄則です。
他社さんに管理してもらっている場合でも、FTPとコントロールパネルの情報は教えてもらっておくとよいですよ。
リスクヘッジのために。
あっ、うちの会社でレンタルサーバーを契約してくださったみなさま、開設当初にこれらの情報を書いたPDFファイルをお渡ししています。忘れていても大丈夫、何回でもお知らせしますよ。いつでも聞いてくださいね。
コメント
この記事の投稿者
白藤沙織
Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。
営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。
仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。