超えなければならぬニューヨークの壁

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folder 白藤沙織のこと

ニューヨークに滞在して5日めが終わろうとしています。

ニューヨーク生活をのびのびと楽しんでいるように見えますが、、、いえ、たのしんでいるんですが、、、

私にもプレッシャーがあり、毎日が戦いなんです。何と戦ってるかといいますと、

これだ!!


地下鉄の改札を通るのが難しいんだよーーーっ!!


この物々しい改札を通るには、磁気のついた黄色のメトロカードを機械にスライドさせるんです。そうすると、前にあるバーがガゴンって動くの。

ちゃんと読み取ってもらうには、スライドさせるスピードが速すぎても、遅すぎてもダメ!ほどよくだそうで、、、ほどよくってどんくらい??わからん??

ブルックリンからマンハッタンに移動の日、初めて地下鉄に乗ろうとして大騒ぎ!!

まず、上の物々しい雰囲気にびびったでしょう。で、切符の買い方がわからーん。


ひゃーーっ、どうすればいいのさーーっ。

まごまごしてたら、黒人のかっこいいお兄さんが ”Do you need help?” (助けが必要なの?)って言ってくれたんで、目をハート♡にして”Yes!”と言う。そしたらやさしく、ひとつずつゆっくりした英語で教えてくれました。

で、次。改札の機械に通しても、通れない。ひーっあせる。何回かやってもダメで、困った私、厳重に守られたガラスの向こうにいる駅員さんに訴える。

“This card doesn’t work.What can I do?”(このカードうまくいかないの。どうしたらいいの)

こういうとき、私は日本語と英語でモードが違う。日本語のときは、「わたしぃ、わかんなくてぇ。教えてほしいんです。」とへらへらモードになるが、英語のときは、「私わかんないの。教えてよね」と強気!日本ではかわいらしい方が受け入れられ、英語圏ではアジアの女も強いんだぜってとにかくしゃべる方がことはうまくいく。天然で生きる力が強いと自分でも思う私、本能でモードが切り替わります。

結局、カードは正常で周囲の人を見て真似しろと言われ、再チャレンジ!

すったもんだのすえ、なんかわかんないけど通過できた。

が、地下鉄の改札を通るのが憂鬱になっちゃいました。この日、友だちと食事をするため再び地下鉄に乗ってみたんですが、すんなりいかず、いまひとつ改札の通りかたに自信が持てずに終わる。

庶民である私は、地下鉄で移動するのが1番便利。ここは機械と友だちにならなくてはね!

何回かの失敗でわかったのは、機械は緑の文字で、OKだったら料金を引き落としてくれ、磁気を読めなかったらもう一度通してとか、料金が不足してたら足りないよとか言ってくれている。

ほほーっ。

で、読み取りの精度が日本よりおおざっぱらしく、読めないときもそう珍しくもないようだとわかってきました。

ようやく、機械の気持ちがわかり、通れなくても、あっもう一回スライドしてほしいのねってわかるようになり、緊張がほぐれたのが地下鉄生活3日めです。

さらに難しいのは、地下鉄の方向とプラットホーム。反対方向に乗ったら大変!

が、地下鉄の案内はこんななの。


慣れないときは、サッパリわからん(><)って感じ!

これは59St.Columbus Circleという駅のBラインとEラインの乗り場です。

同じ乗り場に系統の違う電車が来るなんて、最初はわかんなかったんです。

日本ではないよね?札幌では東西線の乗り場に南北線の電車は来ないよ。東京は乗り入れがあるかもだけど、山手線の乗り場に総武線の電車は来ないよ。でも、ニューヨークはある。慣れなきゃね。

Eラインに乗ってブルックリンに向かってると固く信じてた私たち、どう考えても違う駅ばかり止まると気づき、、、焦りました。

で、軽くパニックになり、迷い子になったと思いましたが、地下鉄の仕組みがわかってきた今はわかる!到着した電車はBラインだったんで思ってたとこに行かなかっただけ。

えへっ( ̄ー ̄)

それからは、来た電車の番号をしっかり見てます。どこを見るのか要領がわかったら、ちょっと安心!

ニューヨークの地下鉄、便利ですが難しい。本当に仲良くなれるかなぁ〜〜とか思うんですよ〜。平日と休日はちょっと変わるみたいだし。

日本に帰るまで、戦いは続くんです。

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 この記事の投稿者

白藤沙織

Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。

営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。

仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。

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