周囲を気にしすぎるときに効くフレーズ
夏の終わり、つまりこの時期があんまり好きではありません。
昼間はまだ暑いのに、夜になるとちょっと寒いかなって気温になって(北海道だけかも)、夕暮れの時間がどんどん速くなる。
こんな季節は、調子を落とすことが多い。
身体的にも、精神的にもね。
冷静に考えると、夏の疲れが出て休養が必要になっているからとも思う。
もっと前はこの季節が大嫌いだった。
最近は事実は事実、自分がどうとらえるかは気持ち次第って納得しているから、気候と自分の調子を結びつけることはあんまりない。でもね、だいぶ長い間、この季節が苦手だったからね、その古い感覚は残っているのだと思う。
なぜ、そんなに嫌いだったのか。思い当たる理由はいくつかある。
- 病気療養から復学した大学4年生の今頃は、就職先が決まっていないことに焦り、未来がまったく見えなかった。
- 同じように自分の生活の先が見えなかった30代の前半、トラックがこのまま私たち母子に突っ込んできてくれたら、すべてがラクになるのにって思っていたのもこの季節だった。
今はね、この調子を落とすっていうことは、何かを見直す合図だよって思うようにしている。
何か無理してませんか?っていう身体からの声って思うと、気がラクだ。
何か変って思うんじゃなくて、あぁメンテナンスの時期に来たんだなと。
お客さんには、ホームページの手入れが大事、保守メンテナンスは大事ですよって言うのに、自分も保守メンテナンスをしなきゃね(^▽^;)
最近、苦手な季節に読むのがぴったりって本をみつけたの。
さえりさんっていうTwitterの妄想シリーズで人気のライターさんが書いた「今日は、自分を甘やかす いつもの毎日をちょっと愛せるようになる48のコツ」です。
この本のお気に入りのフレーズは、「そんなことは知らんと唱える」ってこと。
人のことを必要以上に気にして勝手に疲れているとか、異常に動いてしまうとか、そんなことでますます調子を落とすので、ひたすら自分のことに集中するってところが気に入っています。
「人のことを考えなさい」って言われて育つと、ついつい人の顔色を伺うことにもなっちゃうものね。
人疲れをしているときは、自分のことのみに集中した方がよいことがありそうだよね。
自分以外のことには目をつぶって、自分の心がやりたいように過ごしてみる。情報を遮断して、想像を巡らせるのをやめる。
p.22
他の人が励ましてくれることはとてもありがたいことではあるんですが、なかなか負のスパイラルから抜け出せなかったりします。それは自分の意志じゃないから。他人は自分を変えてくれない。自分のことは自分で責任をとるしかないんです。そして、本来はそれは楽しいこと。
自分のことに集中できるようになると、負のスパイラルからはなんかあっさり抜けられるって気づいたの。だから、ときどきやってくる保守メンテナンスの時期は、さえりさんの文章を楽しもうと思うんです。
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この記事の投稿者
白藤沙織
Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。
営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。
仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。