誰が主人公なのか ~ その2

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folder 白藤沙織のこと

「自分の人生の主人公は自分」って実感できると、「場の判断」「空気の読み方」が上手なる。私はそう思います。

なぜならば、自分の人生では自分が主人公だから、相手の人生では相手が主人公なのです。
みーんな主人公ヾ(≧▽≦)ノ

どの花もきれい。
お花と同じように、どれがきれいって人間も比較しなきゃいいのに

そのことをちゃんと知っていれば、どんなときでも、自分が場の中心にいなきゃならなきゃ気が済まないって状況は起きないと思うんです。

だってね、自分が自分の人生をちゃんと生きていれば、そう他人のことは気にならないし、この人も自分の物語を生きているんだなって尊重できるようになります

そして、人と関わりを持つときは「今のこの場の主人公は誰なのか?」「その人はどんな役割を持っているのか?」って考えられるようになると思うのね。

どんな役を演じても、演じる自分が主体的であれば、いつも「自分が自分が」ってならなくてもいいので、余裕をもっていられるんだなー。

どういうことか、具体的に書いてみますね。

たとえば、私の会社は社長がいて、社長職も経験したことがある取締役の私がいるわけです。社長が朝礼をしているとき、その話題が私の方がものすごく詳しかったとしても、話すのは社長。私はただの聞き役です。もしかして、間違っていたとしても、その場で正す必要もないわけです。それであとでこうなのではって伝えて、社長から訂正の話をしてもらえばいいこと。社長が中心って感じが、みんなに伝わるといい。

違うときに取締役の私が朝礼の当番だとしましょう。立場は逆転します。朝礼で話すという場面で私が担当しているのなら、私が主人公です。そうすると社長が何か割り込みたいと思っても、それなりの手順を踏んだ方がよいわけです。ひと通りの話が終わった後、「付け加えたいことがあるけど」とか言って、まずはその場の主役である私の許可をとり、それから話し始めるとなんだかいい感じになります。もともと社長というトップの役割があるのですから、話している途中で割り込んだり、話のあとであれは違うとか批判しない限りは、スムーズにことは進みます。

ある場面において立振る舞いがわからなったら、誰が主人公なんだろうか、私の役割は何だろうかとか考えてみると、なんとなく役割がわかってくると思います。

で、ここで重要なこと。

自分の人生においては自分が主人公。だからといって、人間関係があるから、いつでもどんな場面でも自分が主人公ではない。他の人が主人公であるときに、それを奪ってはいけない。

生きる上では自分が中心にいるわけですか、その自分を大切にしつつも、場全体ではどうなのかって考える必要があると思うの。

人生は劇であると考えて、劇中劇を演じるっていうのかなぁ。主人公がある場面で違う役を演じている。それが人間関係なのではないかと。この場面では脇役を完璧に演じてみようって主体的に思ってみるって感じかな。

伝わるかなぁ。

この場はどんな場だろうとか思ったら、自然といまこの瞬間の役割もわかると思う。それがたとえ超目立たない役割であったとしても、「あれっおもしろいかも」って思えたらいい。

それでいやだったら、その役割から降りちゃえばいいんです。「この役が気にくわないーーー」、「主人公になりたいーーー」って、がんばりすぎちゃうと「空気が読めない人」になると思う。

まぁ場を乱してもいいんですが、いつもいつもそういう傾向にあるのなら、それは欲しがりすぎなのではいなかと思うんです。主人公にならないと人生が終わりってわけでもないしね。

だってそうじゃん、

たとえば他の人の誕生日パーティーに出席したとしましょう。そのときは「おめでとー」という役でいいわけです。何の問題もない。自分の人生には何の影響もない。自分が傷つくこともない。

場面場面で、主人公のときは思いっきり目立つことができるし、脇役のときは脇役としていい味を出せるんじゃないのかなぁと私は思うんです。

で、それが今のところの理想です。

2人でもどちらかが主導で場は動く。
3人だったら中心の人は明確にわかるよね

でも難しいよね。人はいつでも主人公になりたい気持ちがあるから。私もあるし。
主人公になりたいってことは、自分を認めてほしいっていう強い気持ちの表れだと思うの。

でもさ、みんな認められたいって思ってるからこそ、順番に主人公を演じたら丸く収まると思うんだよね。
こんなこと考えていましたが、どうでしょう~~(^ω^)

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 この記事の投稿者

白藤沙織

Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。

営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。

仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。

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