許すってことが最大の癒しになるんだね
小さなときに心が傷ついてそれが癒されていなかったとしたら、その傷がずっと心に残っている。
そして、大人になってもその傷を癒したくてうずうずしていて、それが生きにくくする原因にもなっている。
なんだかわからない怒りは、この小さなときに傷ついたときのことなのだと思う。
そして、傷つけられたことの大半は実は親からのことが多い。
一生懸命育てているはずなのに、子どもを傷つけちゃうって親って大変だなーという反面、当たり前のことなのだ。
だって、親だって子どもの時代があって、そのときに傷ついていて癒されていないのだからね。
そうして、傷は代々親子の中で伝わっていく。だから、親も悪くないのよ。
私もやっぱり、親との関係で傷ついたことで解決できていないことがあって、四苦八苦していることもあります。
それが生きにくい原因のひとつだったのは事実。
そして、カウンセリングでいろんな人の話を聞いていると、やっぱり親との関係でつまづいていることが多いの。
※ 実は私、カウンセラーしてます。お仕事にしていませんが、草の根的にカウンセリングをしています。
大人になった私たちは、親の保護がなくたって生きられます。ちゃんと自立しているわけだし。
でもね、なかなか難しいのよ。傷を癒すということも、その傷にきっぱり別れを告げるのも。
だって、その傷がある限り、犠牲者の立場でいられるし、誰かのせいにして生きられるもの。
親が悪いから、私はこうなったーーって言い続けたり、
私はこう言う人になったって思い込んじゃったり、
いくらでも人のせいできちゃう。
そして、こんな生きにくいことはいやだとか言いつつ、しっかりと傷を抱えて離せない自分もいるんだよね。
どうしてこうなったんだろーって、理由をどんどん掘り下げてるとかね。
それで、どんどん傷が深くなるだけのような気がするの。
じゃあ、どうしたらいいのかって、ずっと考えてきたのですが、最近結論を出しました。
許せばいいって。
傷つけた親も、傷ついた自分も、許してあげればいいってね。
お母さんもお父さんも、よく生きていた!
そのときは精一杯やっていて、仕方なかったんだよ!
そして、傷ついた自分も許してあげる。傷ついたままでいなくてもいいんだよってね。
「ゆるせなーい。くやしーー」っていっぱい悶絶していいんですが、
そういう怒りのところからもう出てきていいのよ。
「傷ついたところから出て、生きたいように生きていいんだよ」って自分をやさしく許してあげることも大事かな。
だってね、小さかったときに必要なことは、大人の自分は必要ないんだもの。
自分の思った通りの愛情が手に入らなくて、本当にみんな傷ついているけれど、
大人になった今は親の保護がなくても生きていけます。
たくさんの人といい関係を作って生きていけます。
これは事実。
だから、全部許しちゃうってことが、自分に一番優しいことなんじゃないかと思うのでした。
コメント
この記事の投稿者
白藤沙織
Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。
営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。
仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。