手間暇惜しむ人は、インターネットで商売できないと思う
インターネットに関して、私はみなさんに残念なお知らせをします。
それは、インターネット上にあるホームページ、ブログ、SNSは、みなさんが思っているような成果はすぐに現れません。今すぐに注文がなければ会社が危ないという場合は、ブログなんか書いている場合じゃないですよ。SNSにランチの写真を投稿している暇はないです。
インターネットのツールには、即効性がないですからね。1記事投稿して、受注が増えるわけではないんです。
だから、すぐに銀行に行って融資を受けるとか、既存のお客様を回わるとか、公共機関の経営相談に行ってとかして、とっとと現金を手に入れてください。資金繰りしてください。
「白藤さんは、ホームページで仕事ができるって言ったじゃないかぁ。ブログを書けって言ったじゃないかぁ」と言われるかもしれません。
それはね、ホームページ、ブログ、SNSどれも、みなさんご自身が使うってことが前提で、かつ継続的に使うことが前提なのです。
私が使うんじゃないですよ。みなさんご自身が使うんです。根気よくコツコツと使うんです。
で、ここで大きな問題があります。
本業が忙しくて、時間がありません。
その気持ち、よくわかります。
SNSをしている暇があったら、受付業務や制作や営業やご自分の仕事をしたいですよね。
それでいいんですよ。今までの方法でとくに困らないならば。
というところで、話が終わってしまうこと多々あります。
- ホームページをがんばろうと思うんですよ。
- ブログを書こうとは思っているんですね
- SNSはやらないとね。
そう話されていても、行動に移せないのは究極には困っていないし、インターネットのツールを使わなくてもよい環境にいると思うから。
社員さんは会社で働けばお給料がでるから困らない。経営者も会社が黒字だったら困らない。フリーランスの方も紹介やリアル営業で生活できているから困らない。
そもそも、インターネット上のツールは、時間をかけてじっくり育てることで成果が表れてくるもの。もともとホームページは、双方向でコミュニケーションできることを目指して作られてきたものですから、紙媒体とは特性が違うって思うんです。
だから、本業が忙しくて手が回らないのであれば、ホームページやSNSの担当を採用するなど方法を変えないと、インターネットを本当に活用することにはなりません。
または、業務体制を見直して、ホームページ・ブログ・SNSの時間を作ることです。
もしくは、お金を払って業者さんに手伝ってもらうとか。
デジタル関係にはいっさいお金を払わず、時間もかけないというのでは、成果がでなくて当たり前なんです。
これは人間関係と同じだから。
愛しもせず、大切にもせず、声もかけない。だけど働かないとダメダメだという。
ホームページ・ブログ・SNSに対してこんな姿勢だと、やっぱり成果はでません。
インターネットのツールは本来は優秀な営業マン。24時間365日、勝手にお客様を連れてきてくれます。こういう状態になってもらうためには、やはり愛して、大切にして、声をかける必要があります。具体的には、日々更新をしたり、時には見直して手入れをして、がんばってくれーと声をかける(これ大事よ)、そんなことをする必要があるんです。
そして、手をかければかけるほど、期待に応えてくれるって私は思います。
直接、すぐに反応がなくても、日々投稿を読んでくれる方々は、興味をもってくれていると思うの。そして、その方のタイミングとこちらのタイミングがあったとき、お仕事が生まれます。
それは何記事目あたりなんだ、一日どのくらい時間をかければいいんだ、どんな記事を書けばいいんだと、テクニックや再現性を求める方々も多いんですが。。。
んーーーー。
そういう細かいところに気を取られているから、行動に結びついていかないんじゃないかとか、私は思います。
だってね、「1000記事くらいから効果あると思います」とか「1日1時間、時間をかけられますか?」「お客様に質問されていることが心に響く記事だと思います」とか答えても、「そんなに書けない」とか「できない」とか「へぇーーー」とか、そんな風になることも多いんです。
もちろん、効果があると言われているテクニックや、どうすれば反応がよくなるかは、取り組み続けるのが私の使命って思います。だから、一生懸命に仕事をがんばろうと思うんです。
ですが、ほかの方の行動までは変えられないんです。
そして、いつどのように効果がでるか、今の時点では私にはわかりませんが、行動し続けることで、きっと思った良い結果が生まれてくる。インターネットのツールってそんなイメージのもの。ここがポイント。
今、インターネットで成果を上げている方々は、そうやって行動してきたんですよ。好きな方をモデルにして、がんばっていきましょうね~~
さて、今度は誰をモデルにして研究しようかなぁ。
コメント
この記事の投稿者
白藤沙織
Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。
営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。
仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。