パックでお肌のお掃除するように、涙で心のお掃除をするのもいいよ
マッサージやパックをしてお手入れをすることで、少しずつ肌の状態はよくなってくるよ。
先週、美容のプロでお友達でもある、菅原裕子さんからスキンケアのレッスンを受けたときに聞いた言葉です。
眠たいとさぼりたくなりますが、日々のお手入れを欠かさずしていくと、肌は必ず答えてくれるというのです。ふむふむ。ふむふむ。
お肌はこうしてお手入れするのね。私、50年以上女性として生きてきましたが、ここまで自分の肌に注目したことはなかったなー。
なんせ、子どもが生まれたー、メンタルで悩んだー、離婚したー、会社があぶないー、身体壊したーなどなど、などいろんなことがありまして、自分の肌に注目する余裕はなかったんですね。
いま、こうしてその余裕ができたことに感謝しつつ、いそいそとスキンケアを楽しんでいますの。
「お手入れが大事か」と思ったら、ふと心のケアも必要よねって思いました。
さまざまなことを経験した私、心のケアは意外と詳しいんです。今日はそんなことも書いてみます。
感情は出し切った方がうまくいく
さてさて、笑い以外の感情を見せる人って嫌われる傾向にある世の中ですが、、、
人間というものは賢くて、自分が持っているものはすべて必要なものなんですね。そして、身体の中から自然と出てくるものはみんないいもの。〇なんです。私は強調して伝えたい。まずは〇なんです。
ほら、汗は身体の温度を調節しますし、おしっこもうんちもどんな状況でも出ます。出なきゃおかしくなってしまう。
と考えると、生まれたときから持っている感情も人間にとってはとっても大事なものなのですよ。
笑いは、本当におかしいときにも出てくるものですし、恐怖でも出できます。
よく、話していて、何か笑って終わらす人がいるけれど、それは何か怖さを感じてそれを紛らわしていることあります。よく観察していると、本当に笑っているのかどうかわかります。
震えは寒さから逃れるためにもしますし、怖さを緩和しようともしています。
涙は悲しかったり、傷ついたり、痛かったりしたら出てきますね。うれしいときもでますね。
怒りは感情が高ぶったり、傷ついたりしているときに出てくる。
そういう自然に湧き上がる感情は、心が健康であるために必要なことなんです。自分が怒りたいのか、泣きたいのか、笑いたいのか、ちゃんと知っておくことが大事です。
感情は必要なもの。感情が出てくるのは当たり前。
が、、、
小さな赤ちゃんでさえ泣くのを止められることが多いので、たいていの人が感情を粗末に扱う傾向があります。
私、カウンセリングを20年以上やっていて、クライアントとしてもカウンセラーとしてもいろいろ実験をして思ったことは、感情は止めない方がうまくいくということ。
たとえば、こんなことをしてました。
自分はどこまで泣けるのかとか、どこまで怒れるのかとか、たまに思う存分してみると、身体も心も軽くなり、問題を解決するアイディアも出てきます。
自分の子どもが泣いたときは、どこまで泣けるかなぁ、何時間泣けるかなぁとか、根気よく付き合っていると、本人が満足したときに止まります。で、そのときは力強くなっている。(まぁ、余裕がないとできませんがね。余裕があるときにやってみたの)
人生初の外科手術前の検査と手術、命に関わる恐怖も、病室にカウンセラー仲間に来てもらって、大笑いしながら何があったのか話してみたの。それで傷が癒えたから、回復するのも早かったって思うんですよ。(病気から回復するために私が取り組んだプロジェクトの話は、いずれお話できる機会もあると思います)
だから、自分がどんなことを感じているのかってことに注目してみるのは価値のあることなんだと思います。
そして、日々の出来事の中でたまってくる小さな小さなストレスも、自分が何を感じているのか理解していくと、案外回復もカンタンてわす。
怒っちゃいけない、泣いちゃいけないって思っていると、自分の気持ちに気づかない。そして、無理に笑おう、しあわせなの、大丈夫なのと思い込ませると、心にわだかまりがたまっていって、生きるのがますます辛くなってくると私は思うんですよ。
まぁ、それでも悪いことではないのですがね。
悲しいものは悲しくて、辛いものは辛くて、痛いものは痛いのよ。それをちゃんと自分で認めたうえでの笑顔、しあわせ、前向き。
笑顔やプラスの言葉で周囲と調和することはとても大切。
それは、自分の感情をいったん認めたうえで、状況をよくしようとして能動的にするから効果があること。ごまかしの笑顔、しあわせ、プラス思考は、あとでしわ寄せがきます。
私はカウンセリングを教えるときに伝えることは、
お手洗いが汚れているときに、芳香剤をまいていい香りって思っていても、お手洗いはきれいならないでしょ。そうじしなきゃねってこと。
感情を見せてはいけないって思っている人は、いろいろと自分のみたくない汚れた自分の心がでてくるからいやだって思っているんだけれど、、、
自分のみたくない心も、自分が悪くてもっているわけではなく、持っている理由がちゃんとがあるので、全然OKなんです。だって、人間なんだもん(*^▽^*)
あっ、もちろん、感情をありのまま本人にぶつけちゃうのはよくないことです。たとえ、自分の子どもであってもしてはいけないこと。(ごめんね。我が子よ)
でもでも、ほんとに大変なときは、大変だよーって自分を認めて、泣きたいよーと思ったら泣いてってしている方が、さて立ち直るかって笑うことも案外スムーズにできます。
(リラックスできる安心な場所で、その問題とは直接関わりなく、巻き込まれないで話を聞ける人がいるといいのですがね)
笑顔とか、明るくいるとか、しあわせを感じるとか、自分の中から自然に湧いてくるようにするためにも、お肌にパックをするように、心のお掃除をしておくことは大事と思うんです。
だからね、もし目の前の人が何かの理由で泣き出したとしたら、泣き止むまでリラックスして見守っていた方がよいのですよ。泣き止まそうとしないでね。
怒っている場合もそうなんですが、怒っている人を見るとこちらが怖いのでなかなか難しい。私も課題です。
※ カウンセラーの経験をしていないと、相手にどう関わるかは難しいことも多いから、まずは自分の感情を知ることをやってみてね~。私も相手との同意がないと、基本的にはカウンセリングはしません。で、こんなの変と思った人は、とくにする必要もないのです。人生に正解はないからね~~。
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白藤沙織
Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。
営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。
仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。