不条理劇の傑作「ゴドーを待ちながら」というお芝居から感じたもの

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私が読んだ本の中で、何とも言えない感想を持っている本があります。
それが、サミュエル・ベケットの「ゴドーを待ちながら」です。

田舎の一本道で、ウラディミールとエストラゴンというふたりの浮浪者が「ゴドー」という人物をひたすら待っているお話です。

一回目の感想は、、、

ふーん。。。うーむ。。。

不条理劇の最高傑作と本の帯に書かれていますが、その意味がわからない私。
この分野の感性が磨かれていませんな。

そもそも、なぜこの本を選んだかといいますと、エクスマの藤村先生が「ビジネスパーソンが読むべき5つの文学作品」として紹介されていたからですよ。

逸脱して個性的になるために、ビジネスパーソンが読むべき5つの文学作品。

昨年からビジネスの総合力を養うために、劇エヴァという演劇のコースで学んでいたので、この記事にある「ゴドーを待ちながら」を読もうと思ったんです。

で、私の感想はどうだったかと言いますと、こんな感じ↓

こんなご縁のお芝居が札幌で上演されると知ったのが、今年の秋。札幌芸術劇場hitaruのオープンイベントで「ゴドーを待ちながら」が上演されると知り、私が観てわかるのだろうかという不安を抱えながらも、やっぱり観に行こうかなと思いチケットを買ったのでした。

チケットは10月から持っていたよ。
前売り券は完売らしいです。

なぜこのような話を作ろうと思ったんだろう

札幌芸術劇場で上演された「ゴドーを待ちながら」は、札幌を代表すると言われている斎藤歩さんと納谷真大さんが主演されています。演出は斎藤歩さん。

フライヤーではオペラも上演できる舞台での写真です。実際の舞台は、もう少し小さい「クリエイティブスタジオ」でしたよ。

私の感想は、本を読んでいるよりも、何かおもしろいかったということ。
演出によって、作品の印象はかなり違うのかなぁと思いました。というのも、セリフに北海道弁が使われていたり、地元ネタが盛り込まれていたり、アドリブでかけあいをしたりしていたので、本から感じ取っていた作品の雰囲気とちょっと違いました。どちらかというと、親しみが持てました。

そうして、この戯曲を書いたベケットさんもそうだし、演出の斎藤歩さんもそうだし、どうしてこういう発想になるのかなぁというところに興味を持ちました。

何かを伝えたくて、作品は生まれてくるのだと思うから。

「ゴトーを待ちながら」は、第二次世界大戦直後のヨーロッパで書かれたそうです(原作はフランス語)。
「ゴドー」って誰なのかさっぱりわからず、なぜこの二人はひたすらゴドーを待っているのかもわからず、ひたすら話をしているって劇を、ベケットさんはなぜ書こうと思ったのかなぁ。そして、何を伝えたいのかなぁ。
そうして、このお芝居が何度も何度も上演されている理由は何なのかなぁ。

私にはまだわかりませんが、わからない気持ちはそのままにしておこうと思うんです。
この世界にご縁ができてきたら、きっと何か感じることがあるでしょう。

ゴドーを待ちながらを観たあとに食事。
誰も感想を言っていなかったような。。。

公演を控えて思ったこと

「ゴドーを待ちながら」を観たもうひとつの理由は、来月1月にエクスマ新春セミナーでまた劇をするからです。
プロの俳優さんたちをじっくり見ていると、セリフを言っている人も大事ですが、それ以外の登場人物の演技も重要だということがわかります。場を作るには、全員か演じなければならない。それを改めて感じ取ってきました。

倒れている人は完璧に倒れているし、動かない人は完璧に動かない。
こういう調和がひとつの作品を作り上げるのだなと、改めて思ったんです。

アドリブの応酬もすごかったな。
「この話をどう本筋に戻すか」とか言っていましたよ。

お正月には、もう一度「ゴドーを待ちながら」を読んでみようかな。

 

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 この記事の投稿者

白藤沙織

Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。

営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。

仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。

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