みんな一緒に影響力を高めてアーティストになりたい ~ 私が自分の情報発信を見直そうと思った理由
アーティストって何だろう
田島亨央己(たじまたかおき)さんという彫刻家を知っていますか?
最近、人気の彫刻家で作品ひとつが50万円~90万円。2014年はだいたい4万円で、2018年からの1年で作品の値段が倍くらいになったそうです。
田島さんはTwitterでご自分の作品を投稿して、まったく売れない彫刻家から大人気の彫刻家になりました。今は作品を注文しても、だいたい5年くらい待たないと納品されないそうです。メルカリで詐欺作品がまで出ていて、95万円で売っているほどです。
田島さんは私の友人が先にファンになった彫刻家で、彼女は私に熱心に作品を紹介してくれました。彼の作品を見ていると心がほっこりして、私もファンになったのです。
代官山蔦屋での書籍は完売となりました。追加発注したようですが品薄状態だそうです。私のような身長リンゴ21個分の汚いおじさんの本を買って頂いて本当にありがとうございます。
こんな感じは長くは続かないと思っておりますので思い出作りです。だからもっと買ってください。https://t.co/2OGa5TfcpS pic.twitter.com/TW17NBMlh4— シドロモドロ工作所 (@shidokou) 2019年3月17日
歩く桜 pic.twitter.com/g6uxyP5Vid
— シドロモドロ工作所 (@shidokou) 2019年3月6日
「歩く桜」はちょっと疲れたときに見ると、心が落ち着きます。
田島さんのTwitterの投稿をみていると、ひとつひとつの作品に愛情を持っていて、そして仕事をするのが楽しそうです。この働き方は、「経営者はアーティストになる必要がある」とエクスマの藤村先生が話されていることを思い出しました。
「個として他人と違うこと、自分の自然なコミュニティ、応援してもらえる人柄」
今の時代はそんな素質が必要で、その要素を備えているのがアーティストだと私は思うのです。
今日のソーシャルエヴァンジェリストコースの講義でも、アーティストになるというお話がでましたよ
エクスマは「エクスペリエンスマーケティング」の略。私が2013年から学んでいるマーケテイングです。
何かを提供して対価をいただくのが仕事。これはいつも見積をしなきゃならない。
自分にお金を払ってもらえるのがアート。これは自分で価格を決められる。
私の場合で考えると、
企業さんから発注されてホームページを決まった価格で作るのが仕事。
私が考える企画、設計、書く文章に価値がつくのがアート。
こういうことなんじゃないか。
そして、せっかく働いているのだから、私はアーティストになりたいって思ったんです。
いただけるお金が倍以上になるとかそういうことではなくて、自分の専門の分野で、自由に表現できる。結果、お金をいただける。そこが大事。
3月19日から始まったエクスマの「ソーシャルエヴァンジェリストコース」で、その思いがますます強くなりました。
そして、私とご縁のある中小企業の経営者さんたちが、みんなアーティストになったら、社会はもっと楽しくなるんじゃないかなって思うです。
ソーシャルエヴァンジェリストコースで取り組みたいこと
エクスマソーシャルエヴァンジェリストコースは、3月~7月までの5か月間で「個人の影響力を高める」ことを目的とする研修です。
話し方・SNS、コンテンツ、シナリオなど伝える力を養成していくんですね。
このコースの案内をいただいたとき、私は参加しようかどうかちょっと考えました。参加費とあわせて交通費も必要ですからね。
でも、最終的に(といっても30分後には申し込んでましたが)思ったのは、私にもっと影響力があったら、インターネットのすばらしさをもっと伝えられるのではないか。そして、インターネットを徹底的に活用できたら、仕事の幅はまだまだ広がるって思ったんです。
実際、新規事業の立ち上げや販路拡大を考えている経営者さんは、「ネットを使いたい」と言います。
だったら、ただホームページを作るだけではなく、マーケティングもネットを使って、ネットを使う人たちとの出会いを作っていくんです。
そのためには、どうしても文字によるコミュニケーションが必要になります。
こういう考え方を、販促にお金をあまりかけられない中小企業の社長さんたち、とくにインターネットの取り組みが遅れていると言われている北海道の経営者さんたちに伝えていきたい。この想いは2007年にWeb事業を始めてから変わっていません。けれども、10年以上たっても、なかなか私の発信力と信用力が追いつかない。それがもどかしいのです。
そして、私を信頼していただけても、もうひとつ壁があります。
それは、私自身は文章を書くことも、情報発信をすることも好きなので苦にならないということです。だから、情報発信がなかなかできないという方々に、本当に適切なサポートができているのだろうかということです。
ソーシャルエヴァンジェリストコースでは、いろんな方を教えてきたサポート講師の方、いろんな立場の受講生の方がいるので、違う視点から情報発信をサポートするときの方法も知ることができるのではないかと思いました。私には思いつかないアプローチの仕方もあるのではないか、そんなことも期待しています。
そういういろんな引き出しをこの5か月間で身につけることができたら、Web制作もコンサルティングもセミナーも、もっと効果的にできるのではないかなとワクワクしています。
身体は小さいけど、考えは大きいよ
アーティストになるって、とてつもなく大きいことのように感じます。
それでも少しでもアーティストの世界に近づけたら、世界は大きく変わると思うのです。
私はとくに北海道の中小企業の経営者さんたちと一緒にできたら素敵なだって考えています。
北海道の企業は商売が下手、北海道の市町村はPR下手、そんな声をよく聞きます。いつまでも下手って言われるのは嫌だって思うのです。何よりも、自分たちの大切な北海道の街や資源を、自分たちで守っていけないのは残念だと思います。経済的にも政治的にも自立する体質ができれば、もっと北海道が楽しい地域になるばす。
だんだん話は大きくなってきましたが、、、
ソーシャルエヴァンジェリストコースの受講生は17名、そのうち北海道からの参加者は8名!
いろんな地域の方の取り組みもヒントに、北海道の依存体質を変えられるような予感がします(笑)
彫刻家の田島さんの発信を見ていると楽しさが伝わってきます。それが仕事の楽しさと思います。
そんな楽しさの伝播、ここからできたらいいな。そして周囲に伝わって北海道中に広がって、いろんな地域にも伝えられたらいいな。
ソーシャルエヴァンジェリストコースに参加して、そんな夢もできました。
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白藤沙織
Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。
営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。
仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。