演劇を深めることは、ビジネスを深めることにもつながる ~ 劇団藤村組第三回目

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マーケティングと演劇、ビジネスと演劇。
別世界のものに見えますが、演劇を勉強することはとてもプラスになると思います。

たとえば、台本を読んで登場人物のことを分析することはペルソナを設定することに似ている。

なぜこのセリフなのか、相手の気持ちと自分の気持ちを考えて出た言葉だとすると、どんな感情が乗っているのかと深く考えることは、人間関係を円滑にするための行動そのもの。

何度も練習して完成形に近づけていく過程は、商品を生み出す過程でもある。

舞台の上に立つということは、そこで起こることすべてに責任を負うということだ。

なので演技をすることで、自然とビジネス力も上がるのではないかと私は思うんですよ。
実際、久しぶりに私のセミナーを聞いてくれた方は、以前とはパフォーマンスが全然違いますねと言ってくれました。

こんにちは。Web集客のことをズバリ言うズバリスト、白藤沙織です。

劇団藤村組のお芝居も配役がほぼ決まり、だんだん形になってきました。私の役は本流の話とは外れた、ちょっとコミカルな役。この役になったのは、私の持つ何かが共鳴するからだろうなと思って、台本を読んでいます。

だいたい役が決まって、なんとなく安心している雰囲気がただよってます

全力を出し切ったら、きっと新しい何かが見える

第三回目は、改めてお芝居の背景になる世界観を確認することから始まりました。ほとんどの人が台本がいつできるのかできるのか待ち遠しいという感じだったので、台本が渡されたらさっそくめくっていましたよ。

今年は声がでるように身体作りと発声練習もしっかりしています

全員で本読みをしたあとは、グループに分かれて練習です。

実は私の役のシーンは、台本が配られたときは一部しか入っていなかったんです。休み時間に「ほんとはこれだけ書いたんだよ」と藤村先生がそのシナリオを読んで聞かせてくれました。なんだかおもしろそうなんです。話のバランスを考えて一部しか入れていなかったようですが、ご自分でもおもしろいので残したいなという気持ちもあったのでしょうか。

「この話のまま演じてみたい」と言ってみたら採用になり、太田恵美さんと宮川元氣と私の3人のグループになりました。

三人でセリフ合わせをしています

本流から分かれた支流みたいな話で、「うまく演じられたら、僕たちの話はみんなの印象に残るよ」と、宮川さんは言います。スピードのって短いセリフをテンポよく言えるとおもしろくなるなと思いました。まず、思いっきり大きな声で思いっきりはやくセリフを言う練習をして、熱量が伝わる演技を目指します。テンションの高い話なので、のどを守るのも大事です。

なんかがんばってます

台本を読んで何が難しいかというと、自分では普段使わない言葉が出てきたり、興味がなかったことを詳しく知っているように話したりすることです。

台本の一字一句を正確に言う必要はないと言われていますが、インターネットで言葉の意味を調べたり、その言葉を使ってどんな会話がされているのかを確認したりします。

うまく発音できないフレーズは、ゆっくりと何度も何度も言ってみて、スムーズになるようにします。

役を通して新しいことを疑似体験できるので、自分の世界広がっていくのがおもしろいです。私がちょっと成長したなと思うのは、自分のセリフだけを必死に覚えて相手が言い終わったらとにかくいうというレベルから脱出できたこと。
相手がセリフを言っているとき、聞いていることに対して演技するってことを覚えました(当たり前のことを意識できるようになりました)。

夜に発表しているところです
来月には台本が必要なくなっているかもね

「演じるとはその役になりきるのではなく、その役を通して自分を表現すること」と藤村先生は言います。同じセリフを言うのでも、役者によって解釈が異なります。同じセリフを絶叫する人も、淡々と言う人もいます。その人の個性が現れるんですね。

だから、自分の役のことを考えれば考えるほど、自分の考え方や反応の仕方を客観的に知ることができるんだなと改めて思いました。

メンバーが集合して、お芝居の内容を確認しているところ

演劇が仕事とどう関係あるのか、まったくわからない。

そのように言われたこともあるんですが、全力でぶつかって全力でやってみたあとには、新しい何かが生まれてくる。それはきっと仕事にもいい影響がある。私はそう信じてこの取り組みをしているのです。

かっこよく書いてみましたが、ただ自分が楽しいからやっているっていうのも本当のことです。楽しくスキルアップすることは大事ですから~。

あっ、忘れていました。
この公演は2020年5月11日(月)・5月12日(火)です。スケジュール帳に書いておいてくださいね!

2020年5月11日-12日、狛江市の小劇場で公演予定です

ではでは~

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 この記事の投稿者

白藤沙織

Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。

営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。

仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。

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