お客様が使っている言葉を知って、いい関係を作ろうよ
目の前で話している人が、
どんな言葉を使っているか、
どんな表現をしているのか、
注意して聞いたことはありますか?
お客様といい関係を作りたいなって思ったら、
その方がどんな言葉を使ってものごとを、
じっくりと聞いてみるといいですよ。
その業界で使われる言葉も、
調べてみましょう。
お客様との関係づくりに役立ちます。
なぜなら、
その人が使っている言葉をまぜて会話をすると、
その人は自分のことをわかってくれたなって
感じることができるんです。
そうするとうれしいですよね。そして、
ちょっと近づいた感じがします。
ほんと、これだけで何だか関係が変わるから、
やってみる価値ありますー。
お客様の使う言葉にあわせるとは
たとえば、「セミナー」という言葉、
講師がいて参加者が聞きにくる勉強会のことで、
一般的な言葉ですよね。
でも、
中小企業家同友会という
異業種の経営者が集まる会では、
「例会」と言った方が
同友会の仲間という感じがします。
定期的に集まって経営者の勉強会をしていますが、
これを「例会」と呼ぶからです。
外部の講師に来てもらって、いわゆるセミナーをするときも
その月の「例会」の企画になる。
ですから、
中小企業家同友会のお仕事をしたいと思ったら、
たとえば、
「会員さんへセミナーのご案内を、、、」
と話すより、
「会員さんへ例会のご案内を、、、」
と話した方が、
この人は自分のことをわかってくれているなと、
どこかで感じてくれるんです。
別の例をあげてみると、
Web業界には、「SEO(エスイーオー)」
という言葉があります。
検索上位を目指して、
ホームページを検索エンジンに
最適化することを指します。
※Search Engine Optimizationだから、SEO
お客様によっては
「SEO」という言葉はご存知なく、
「検索エンジンで一位になること」
と表現する場合があります。
そんなときは、ぴぴっと察して、
「検索エンジンで一位になるように
対策しましょう」とお話しすると、
伝わりやすくなります。
ムリヤリ「SEO」と言うよりも
温和に会話ができると思うんです。
では、お客様がみんなそうかというと、
そんなことはありません。
「SEO」と使っている方には、
「SEO」と話した方がスムーズです。
私は時々、
「白藤さんにわかってもらえた気がする~」
と感想をいただくことがあるのですが、、、
それは商談のときに、
どんな言葉を使うのかなぁと思って聞いていて、
その言葉を使って会話するからです。
業界の専門用語などは、
うまく言えなくてカミカミになったりしますが、
それはそれで業界外の人間が一生懸命話しているって
思っていただけるんですねー。
今度、お客様が使っている名詞や固有名詞を
意識して聞いてみてね。
文章の書き方もちょっと揃えてみる
さらに、、、
文章の書き方も、人によって特徴があります。
「相手と信頼関係をすぐに作りたいって思ったら、
文章の書き方も揃えてみると関係が気づきやすくなる。」
私は、どこかで習った記憶があります。
相手の呼吸のリズムに合わせることになるから、
相手は読みやすくなると。
たとえば、受け取ったメールが
一文が短くて改行が多かったら
書き方をちょっと合わせて返信します。
今度の土曜日、
山登りをしませんか?
どうでしょう?
※ なんかセンスのない例文だなぁ、、、
このように、
改行しながら文章を短く書く人に対しては、
自分も意識して改行して、
こんな感じで返信してみましょう。
天気もよさそうです。
改行をあまりせず、
1つの文章を長く書く人だったら、
とても気持ちがいいと思いますが、どうでしょうか?
返信はこんな感じにしておくとか。
Facebookでその人の文章の書き方を研究するといいかも!
相手に関心をもつ
お客様と関係を作ろうと思っても、
自分の商品やサービスの売り込みばかり、
自分のことばかり話していては、
良い関係を作るのは難しいと思います。
なぜなら、お客さんに関心がないことが、
言葉や態度を通じて伝わってしまうからです。
信頼関係を作りたいと思ったら、
その人のことを理解したいなって
思うはず。
でも、どうしたらいいのかちょっとわからないってときは、
お客様はどんな言葉を使っているのか、
関心を持ってみてください。
そして、同じ言葉を使ってみてくださいね。
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この記事の投稿者
白藤沙織
Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。
営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。
仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。