ビジネスで成功したいなら、知らないことがあることを自覚していないといけないね ~ エクスマ学院第四講

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私は、常々トップの限界が組織の限界と考えています。
トップの価値観が、その組織すべての方向性を決めてしまうからです。
いくらいいスタッフがいいアイディアを出したとしても、トップがそれを理解できなければ採用されません。
いろんな価値観の人がいるのに、トップが自分の価値観しか知らずそれに執着していては、組織も膠着してしまいます。価値観は多様で自分が知らないことは山ほどあると自覚している必要があるんです。

だから、「経営者はビジネスだけでなく、文化・芸術も学ぶ必要がある」と言うエクスマの藤村先生の考え方に共感しているのです。

そして、先日は文化教養を学ぶためのエクスマ学院の授業に参加していました。

こんにちは。札幌でWebプロデューサーをしている白藤沙織です。

エクスマ学院の第四回目は「デジタルデザイン」
おもに高齢の方にスマホの使い方を教えている増田由紀さん、インターネットを使った集客をコロナ禍以前からずっと続けている内藤勲さん、そして藤村先生のお話がありました。

9月30日のエクスマ学院の講義。
私はZoomで参加しました。

社会のインフラであるスマホで知っておくべき話

iPhoneを使い始めて5年以上たちますが、触りながら感覚的に覚えていきたので、体系的に話が聞けるのは勉強になりました。

モデル番号の意味、Appleストアでインストールしたアプリを確認する方法、SIMロックを解除してサブブランドで利用するメリットなど、知らないことがたくさんあったのでメモをたくさんしました。

このテスト、なかなか難しかったな(;’∀’)

そして、アカウントの話。
AppleID、Google、LINE、Twitter、Facebook、Instagramなどなど、IDとパスワードを管理するものがたくさんあり、私もわからなくなりますね。
お客さんのサポートをするときも、パスワードがわからなくてなかなか進まないということもあります。
増田さんはどうしているのかなと思ったら、アカウント一覧を作成してクラウドサーバーに保存しているということでした。パスワードは伏字も使って、セキュリティも万全でした。ふむふむ。
実は私は、アカウント一覧はノートにまとめています。
アナログで管理しているのは、どんな環境でも確認できると思っているからです。が、デジタルデータにしておくと、最新状態にアップデートしやすいですね。悩ましい。

最後に、リアルのパソコン教室を閉じて、完全にオンライン教室に切り替えた増田さんの決断の話も印象的でした。東日本大震災のときにはパソコンからスマホにレッスン内容を変え、コロナ禍でリアルからオンラインに切り替えるという社会状況の変化にすぐに対応する姿勢が勉強になります。

デジタルコンテンツはすぐにできる

内藤勲さんからは、おもにデジタルコンテンツの作り方について習いました。
実は、私はWeb集客を仕事にするときに、内藤勲さんのWebサイトで勉強をしていたのです。エクスマの場でお会いしたときには、「あの内藤さんだー」と密かに感激していました。

内藤勲さんのブログを読んで、Webのことを勉強してました。

デジタルコンテンツにするには、今までのものを編集しても有効です。

SNSで投稿しているものを、ひとつのPDFファイルにまとめると、体系的に勉強しやすくなります。それが価値になる。ちゃんとしたいいものを作ろうとして完成しないよりも、まずできることをして販売してみることの方が大事だなと思いました。私がつまづいているのもここです。
もう一度スライドを見直して、コンテンツを考えます。

もしかしてスマホが社会を壊すかもしれない

藤村先生からは「デジタル周辺の話」がテーマで話がありました。
ミツバチや蝶などの昆虫が減っているのはスマホやwifiなどの電磁波が影響しているかもしれないこと、日本は地球環境を汚しているワースト5に入っていることなど、耳をふさぎたくなるような話がありました。
それでも、ちゃんと聞く必要があります。

人間はもしかして、自分たちを滅ぼす方向に動いているかもしれない

「人間は、知っていることしか大切にできない」という藤村先生の言葉が印象的でした。

社会で起きていることを知ること、そしてその出来事の背景を知ること、それには歴史を学ぶ必要があること、藤村先生はくり返し話をされています。

事実を知ることでより深く考えられるし、それを伝えられるからですね。

ウェブ解析士と名乗るのやめました

エクスマ学院に限らず、エクスマセミナーを聞いていると、「今度はこれをしてみよう」とアイディアが湧いてきます。

今回は、「上級ウェブ解析士」と全面的に名乗るのをやめました。もちろん、資格は維持しますし、ウェブ解析の勉強は続けます。でも、ウェブ解析だけをしたいわけではないのです。お客さんのWebを通したブランディングのお手伝いをしたいので、限定する表現をしないことにしました。

それは、「建築家」と「建築士」、「アーティスト」と「デザイナー」の違いというテーマからちょっと脱線したときの話からヒントを得ました。
こういう小さな気づきを、すぐに実行して常に変化していきます。

次の講義も楽しみにしています。

 

 

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 この記事の投稿者

白藤沙織

Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。

営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。

仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。

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