これからは、めっちゃ自分を期待しようよ
最近、とても「もったいない」ことをしていると気づきました。
それは、あまりにも自分を大切にしていないことです。
自分の人生の中でコントロールできるのは、自分の行動、自分の思考、自分の言葉だけなのに、私たちはあまりにも多くのことをコントロールしようとしていませんか?
誰かが変われば、この状況が変われば自分はこうなれると期待している。
そのくせ、自分はこうだからダメなんだと責める。
変えられないものにめっちゃ期待して、そうならないことにイライラしたり落ち込んでエネルギーを消耗する。
そして、本当は変えられるものを変えられないと決めつける。
注目するところがズレているんですね。
こんにちは。札幌でWebプロデューサーをしている白藤沙織です。
仕事、健康、家族、遊びなどなど、いろんな分野でやりたいこと、なりたいことを叶えていくためには、自分を先に整えた方がよいと私は思っています。
メンタルでは、自分がダメだから努力するって思うんじゃなくて、今の自分に満足しながらやりたいことをやる方が目標は達成しやすいんですね。
そして、自分が思い描く人生にしていくには、自分に大きな期待をすることが大事だなって思います。自分を痛めつけるのではなく、期待するのです。
Engin AkyurtによるPixabayからの画像
自分を粗末にしたらかわいそうだよ
自分に期待するって聞いてどんな気持ちがしましたか?
「それってどういうこと?」
「私はこんな人間なのに?」
「とても、とても」
「自分なんてまだまだ」
って思いますか?
カウンセリングで話を聞いていると、「自分は本当にダメなんだ」と自分で言い聞かせて、そうさせているのでは?ということが多々あります。
そう言っている私自身も、自分がクライアントで話をしているとき、見事にそのパターンにはまっていることがあります。
たとえば、私の二大悲劇パターンを紹介しますね(^▽^;)
「私はひとりっこで、社会性がないと親に言われてきたから、人に嫌われてしまう」
「私は色が黒いから、人より劣っているんだ」
へぇ~~~って感じでしょう。
自分で書いてみて、「それで?」とか思います。
事実は、ひとりっこ、「社会性がない」と親に言われた、人に嫌われたことがあるということです。でも、ひとりっこと「社会性がない」ことと、人に嫌われてしまうということは、論理的に成り立ってないのですね。たまたま、そのようなことがあって、思考が強化されてしまっただけです。
色が黒いということも、肌の色は人それぞれで、それで能力がどうこう言う問題ではないんです。
子どもの頃に耳に入ったこと、とくに自分のことは恐ろしいほど、自分の価値観に影響されています。
では、そう思ったからと言って、自分はダメな人間なんでしょうか。
期待もできない状況なんでしょうか。
自分として至近距離で見てしまうと、嫌な部分がフォーカスされるからそこしか見えない。でも、これを遠ざけて、他人ごとにして考えると、「ひとりっこで色が黒い」人は、ダメな人間なのかなぁと思うと、そうでもないと思います。
事実と外見の特徴のひとつですからね。
人に嫌われてしまうと言う部分も、嫌われた経験もあるけど、嫌った経験もあります。だから、人間はそんなもので自分が特別に悪いわけでもないんです。
人は責めている心を持っていると辛いじゃない?
それで、自分のことを見ないで、大好きな人、自分の子ども、親を一生懸命に大切にしようとしています。大好きな人や大切な人を大切にすることは人間として当然なのです。
が、自分のことをないがしろにして、ほかのものを大切にすると歪みがきます。
私を大切にしてほしいという期待が出てくる。
で、みんな自分を大切にしてほしいと他人に期待するから、悪循環が起こるわけです。
解決策はいたってシンプル。
自分に期待することなのよ。
自分は自分の生きたい人生を生きることができるって期待をすることです。
子どもでも親でも、配偶者でも彼女や彼氏でもなく、自分自身にです。
もし、何かがうまくいかないとして、自分自身を変えられる大チャンスがあるのですよ。
ほかのものは残念ながら自分では変えられない。
ここにはたくさんの選択肢はないの。手持ちのカードは「自分」なのです。
ほら、自分のことを責めちゃったり、まだまだなと思うのも、理想としているイメージがあって、そこと比較しているわけじゃない。
だったら、そこに近づいてみようよ。やりたいこと、なってみたいことにトライしようよ。
「私は○○で~」という想いが出てきたら、こう質問してみてね。
「できない理由はほかにもある?」
「それで?」
「本当は何を望んでいるの?」
「何をしてみたいの?」
ってね。
それが効果がないときは、あなたが思い通りに生きちゃいけない理由を100個以上書いてみてください。
たいていは、親がどうだったとか、先生にこう言われたとか、友だちが~とか、理由は何個かあるけれど、そうそう多くないはずです。
そして、その強い思いにとらわれているだけなので、そうなんだなぁと認めて、それでもここまで生きてきた自分をほめてあげましょう。よくがんばったよね。
過去の自分があきらめちゃったら、今ここにはいないでしょう。
だから、みんな偉いんです(*^。^*)
もしかして、明日はできるかも。
いつも自分に期待してあげるって素敵だと思います。そして、自分に興味を持てれば、他人を心配している時間は少なくなります。
あっ、自分のことに興味をもつとかいうと、わがままとか自分勝手に感じる人もいるけれど…。他人におせっかいをやいて他人の人生を邪魔しているよりは、自分勝手でいた方がはるかに健全だと思うのです。
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この記事の投稿者
白藤沙織
Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。
営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。
仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。