ブログの記事数も大事。それよりも大事なのは記事の内容だよ!

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ブログは1000記事くらい書いたころから、奇跡が起こると言われています。
これはある意味、本当なのです。このあたりから、反応が出てくるからね。

が、とにかく1000記事あればいいのねって、
ブログの目的が数になっちゃったら危険です。

とくに、検索順位を上げるのに有効だからという目的だけで、
むやみに数を増やしても逆効果。
かえって順位を下げてしまうこともあります。

何よりも大事なことは、記事の内容。
つまり、「誰に」「何を伝えて」「どうしてほしいのか」をしっかり考えて書くことが大事なのです。

こんにちは。札幌でWebプロデューサーをしている白藤沙織です。

検索キーワードは、検索者の問いかけです。そして、検索エンジンはその問いかけに対して、もっともふさわしい記事をその検索者に紹介したいと思っているのです。

だってね、検索エンジンを提供しているグーグルも、ひとつの企業なんですよ。
順位を1位にしたホームページやブログが、入力された検索キーワードの答えになっていなければ、「この検索エンジンはつかえねーな」って思われてしまいます。
検索者はがっかりして、もう検索エンジンを使わなくなるかもです。
このがっかりを減らすために、グーグルは日々努力しているの。(Web広告収入が減ったら困るしね。)
なので、私はたとえ事実を書いた日記的な記事であっても、自分の考えや思い、学びなどをいれてほしいと言っています。
もちろん、数は大事。でも、それ以上に質が大事なのです。

どんなことを読者に伝えたいですか?

内容がない記事は足をひっぱるだけ

ここまで私が内容にこだわるには、理由があります。
記事数が多くて集客できるのに、検索されたいキーワードでは検索されなくなった事例を経験しているから。
それは、コンテンツマーケティングが流行していた時のこと。
とにかく大量に記事があって内部でリンクされていることがSEOに一番いいと、経営コンサルタントにアドバイスを受けたお客様が、その会社さんを通じて大量の記事をホームページに投稿されました。少しでも検索されてWebサイトへの流入を増やし、多くの人に存在を知ってもらいたかったのです。

私は量産された記事を読んで、ちょっとまずいなと思いました。
記事は存在しているのですが、想いが入っていなかったのですね。
それで、お客様ご自身が、書かれた記事を少し手直しすることをお勧めしました。

最初は記事数とその内部リンクの効果が出て、Webサイトへの流入が倍増していたので、その話は保留になったままでした。

しばらくして、ひとつ困った問題が起きました。
Webサイトの直帰率が上がり、平均滞在時間が激減したのです。
直帰率は流入してもすぐに違うWebサイトに行ってしまう確率、平均滞在時間は、1回の接続でそのWebサイトに滞在している時間です。
Webサイトに来ることは来るけれど、読まれていないという状況になりました。

Webサイト全体の数字を確認すると、明らかに大量に増やした記事の影響です。

手直しをおススメしつつ、私はリンクボタンを付けたり、タイトルを変更したりして何度か修繕もしてみました。

が、流入してきても、記事の質があまりよくないとすぐにどこかへ行ってしまうのは当たり前なんです。
リアルに例えると、広告を見てお店に来てみたら、あんまり対応がよくない。お客様が定着しないっていう現象ですからね。

そうこうしているうちに、今度は検索されたいキーワードでの順位が落ち始めたのです。
ちょうどグーグルが記事の品質を重要視し始めた時期に重なったのです。

上位表示をするにはどうすればよいか…
質があまりよくなく、ビジネスに貢献していない記事ならば、削除してもいいのではないかという結論になりました。

ですが、削除するにも勇気が必要です。せっかくお金をかけて増やした記事ですから。
それに、削除して順位が上がる保証もない。
セッション数は減るは、順位が戻らなかったらと思うと怖くなります。
しかし、現実は検索されていないんです。

お客様には再度記事を読んで要・不要をしてもらい、数本の記事を残してたほとんど記事を削除しました。
そうしたら、それだけで順位が回復し始めて、1位まで回復できたのでした!

質の高い記事って?

ここまで読んでいただいて、本当にそうなのと思った方もいるかも。
そうなんですよー。

それと、私は文章が下手だから、質の高い記事は書けない…って思う方もいるかも。

私がいう質の高い記事は、いわゆる文章が上手という意味ではないのです。
書き手が読者のことを思って書いているかっていうことです。

量産された記事は、ライターを生業としている方が書いたものです。
でも、想いが入っていなかったんです。

文章表現はちょっと問題ありかもしれないけれど、
お客さんに知ってもらいたいとか、自分が楽しいとか、何か書き手の想いが入った記事は伝わり方が全然違います。
何よりも人間が読んで、読んでよかったなと思ってもらえます。

だからね、ブログの記事数を意識するよりも、書いている記事の内容を意識してほしいなって思います。

ただ、質を高めるには、やっぱり数を書かないとならないの。練習が必要だからね。
最初は質を気にしないでどんどん書く。
そして、記事を時々見直して、手直ししてみるのがいいと思っています。
記事を手直しすると、「記事を更新した」とみなされグーグルも評価してくれるんですよ。

やってみてね。

とにかく、ブログを書くー

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 この記事の投稿者

白藤沙織

Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。

営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。

仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。

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