コンプライアンス違反になるので、SNSには仕事の内容を書けないときはどうしたらいいのか?
コンプライアンス違反になるから、仕事の内容は書けないから、SNSやブログはできないなぁ。
先日、商談をしていたら、このようなお話がありました。
SNSやブログで、人に役立つ情報、自分の好きなこと・得意なこと、あるいはお客様の紹介を発信しようと言われても、それができない職業もあるのですね。また、法律でインターネットでは表現が制限されているケースもあります。
このような場合、本当にSNSやブログは使えないのでしょうか?
私は別の考えを持っています。
このようなケースでも、ブログやSNSでの情報発信は役立つ!
こんにちは。札幌でWebプロデューサーをしている白藤沙織です。
ホームページやブログ、SNSが、営業の苦手な私を救ってくれたと思っているので、情報発信の話をするときはついつい熱がはいってしまいます。
情報発信に対してテンションが低めの人がいると、「絶対に役立つのに~~」と肩に力が入るというか(笑)
たとえ、商品説明が禁止されていたり、会社名を書けなかったとしても、私はやっぱり情報発信を続けると思うんです。
こんな場合、私ならどうするか書いてみたいと思います。
対策その1 : 自分の行動記録を書く
自分の仕事の内容を発信できなかったとしたら、まず私ならば日々の行動記録を書きます。
ブログとSNSの中でひとつ、同じテーマで毎日1記事投稿するかも。
たとえば、こんな感じかな。
- 仕事前にしていること
- 1日のスケジュール(朝はスケジュールの確認と企画書や原稿書き、午後は打ち合わせなどなど)
- 出張があるならば、出張先でお勧めなお店・ちょっと寄ったらいい場所
- 静かで打ち合わせに使えるカフェ
- 読んだ本やセミナーのレポート
- 尊敬している人のこと
- 大切にしている言葉
仕事の内容を詳細に書いたり、専門情報を発信できなかったりしても、日々の活動は書けますからね。
これが何の役に立つかというと、人柄が伝わると思うんです。
たとえば、金融関係のお仕事をしているとして、自分の商品やお客様のことが書けない場合でも、自主的に勉強していることは書けますよね?自分が個人的にスキルアップするために勉強したことは書けます。
こんな感じで書くのはどうでしょう↓
出社したら、机の拭き掃除から始める。私の習慣です。
その理由は、机の上は自分の頭の中を表していると思うからです。
5分間、何も考えずに拭き掃除をし、書類などを整えると心が整ってきます。
それから1日のスケジュールを確認して、優先順位を決めて仕事をします。
自分の仕事の方法だとこんな感じかな↓
私は、原則受信したメールは1度しか読まないと決めています。
メールを開いたとき、すぐに返事ができるものはその場でするようにします。
なぜなら、私は忘れっぽいので後回しにしてしまうと、返信しないままになにってしまうからです。
これを習慣にしてから、少し心が軽くなったように思います。
なぜなら、しなければならないことが減るからです。
このような形だと、仕事のことを書いていますが、具体的な職業のことは書かなくてもいいのです。
行動記録だけでも、発信する数が多くなると、不思議とプロの姿勢や心構えが滲みでてきますよ。
対策その2 : 好きなこと・得意なことを徹底的に書く
自分の好きなことや得意なことは、本業と重なっていない限り、自由に書いていいと思います。
たとえば、今なら私はダンスのことを書きます。(ってすでに書いてますが)
インターネットに公開できるのは自分の名前と顔写真くらいという場合なら、仕事のことは書かないときっぱりと決めることも大事かな。
この場合は、新規で訪問してくれる読者が顧客になることはないかもしれません。
私の場合、踊っているシーンをたくさん発信しても、それがきっかけでWebの仕事がくる確率はかなり低いです。
おもしろい発信をしていたら、この人はどんな人なのかなぁと興味をもってくれる人がいるかも。
そのうち、好きなことでつながっていて、名前など覚えてもらって、ゆるく情報交換していくと、ある日仕事になることあります。
私の場合、テニスの発信をしていたら、やはりテニスが好きな方からWeb制作のお仕事をいただいたことあります。
好きなことを発信していると、既存のお客様が興味を持ってくれることもあります。
ビジネスで大切なことは、必要なときに相手から思い出してもらって問い合わせをもらうことだと思うんですよ。
ご縁ができたときは、自分ができること少なくても、相手のタイミングで必要になることってあるじゃないですか。
たとえば、私の仕事の場合、すぐにホームページを作りたいって方は少ないです。
それでも、FacebookやTwitter、Instagram、そしてブログを使った発信をしていたら、私の投稿を見ていてくれて、必要になったときにお問合せいただくということもあります。
人は秘密が好きなので、ビジネス上でご縁ができた人でも、プライベートな一面をみたときに親しみを感じてくれるものです。
仕事のことを発信しないと、仕事にならないと思い込んでいたら、もったいないですよ。
自分が商品として、自分のことを知ってもらうことに徹していたら、道は拓けます。
たとえばね、へっぽこでも、一生懸命に練習している動画をあげてみたら、温かいコメントをいただきました。
そうして覚えてもらっていて、何か思い出したときにお問合せいただいてます。
「最近、楽しそうですね」と親しみをもって行ってもらえた時はうれしかったです。
というように、できることは山のようにありますし、メリットもたくさんあるんです。
会社の法規を理由に、インターネットを使った発信、つまりブログやSNSをしないなんてもったいない!
今日からできることをしてみてくださいね。
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この記事の投稿者
白藤沙織
Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。
営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。
仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。