無意識の勉強をしたら、子育てのことを思い出した件
エクスマ エヴァンジェリストコースを受講した翌日の10月15日、
私は「催眠療法」の勉強のため、朝一番の飛行機で札幌に戻った。
Web&印刷屋の私がなぜ「催眠療法」を学び、セラピストになろうとしているか。
これには理由がある。
催眠療法がいいなって思った理由
「催眠療法」がいいなって思うのは、
身体の治療効果をもっとあげられるって期待しているから。
「催眠療法」って無意識に直接アクセスして、
目指したい方向に進んでいけるひとつの手法なんだよね。
医療現場で取り入れられたら、画期的なのになー。
私が役立てたいって思うのは、
自己暗示で自分の身体と心の状態をある程度はコントロールすること。
もし大切な人が身体的な痛みや精神的に苦しんでいるとき、
そばにいてその痛みを和らげられるかなとも思っている。
医師や治療者の治療効果を最大限に上げるには、
意識的な理解のほかに、
無意識の協力も必要だなって思ったの。
「自分の身体は自分で守るもの」って、
ほんと命を削って理解できたから、
自分の状態をよくすることには貪欲なのだ。
催眠療法は人間の無意識の領域を扱うものですが、
洗脳とはまったく違うし、ショーで行う催眠ともまたちょっと違うんです。
無意識には、
- 記憶を貯蔵する
- すべての記憶を整理する
- 身体を管理する
- 身体を保持する
のような役割がある。
人間というのは奥が深いんだなぁと感心して受講していた。
無意識をみかたにつける
意識と無意識がうまく調和がとれていると、
ことはサクサクと進んでいく。
無意識と意識が協力しているときが、
人間のパフォーマンスは上がるから。
意識で「~やらなきゃ」と思っても、
身体がなかなか動かないのは、無意識が賛成していないから。
無意識が反対していることは、
意識的にやろうとしてもうまくいかないのだ。
無意識のチカラは絶大なの。
その無意識にアクセスしやすくするには、催眠状態になる必要がある。
催眠状態って特別なものでもなく、みんな普段経験していること。
たとえば、
テレビや映画に夢中になっている、
読書をしている、
スポーツをしている、
起きたばかりのとき、
こんなときに催眠状態になっているんです。
催眠療法では、意図的に催眠状態を作ります。
小さな子は無意識の世界で生きている
で、意識と無意識の間には、
「クリティカルファキュリテイ」という意識の一部なのだけど
フィルターの役割をしている部分がある。
無意識は現実と空想の世界を区別できないのだけれど、
このフィルターがあるから、人間として現実と空想を区別できる。
「クリティカルファキュリテイ」は意識の門番とも呼ばれています。
大人は現実と空想を区別できているのは、
普段は意識と無意識を区別する門番がいるから。
が、、、
小さな子どもは違うのだ。
まだ、意識の門番が育っていないので、無意識の世界で生きている。
何でも素直に受け入れ、外からの刺激や情報を吸収し、
言われたことを信じて、だんだんと成長していく。
その過程で、人格のベースが作られていきます。
私たちはそうして、自分が出来上がってんだよね。
そんな子どもに空想の話をするとどうなるか。
ごく普通の出来事のように他の人に話、
とくに大人は戸惑ってしまうことになるのだ。
3歳くらいの盛んにおしゃべりをするようになったころ、
わが子は保育園では不思議ちゃんだったようだ。
「あのね、おうちの公園にミッキーマウスが来てね、
一緒に遊んだの。」
「みんみん(娘)とね、○〇ちゃんがね、
ももたろうになって、鬼と戦ったの。
やっつけたんだよ」
先生は訳が分からず、ただ聞くばかり。。。
なぜ、この子はこういう話ばかりするのかな???
先生は不思議でたまらなかったそうです。
犯人は、、、、
母親だ( 一一)
はい。
私でございます(^▽^;)
当時、私は娘と添い寝をしているとき、
オリジナルのお話を作って娘に語り聞かせていたのだ。
娘と布団にいて、ミッキーマウスのカレンダーが目に入ると、
「昨日、お母さんとみんみんが公園に遊びに行ったら、
ミッキーマウスがぶらんこに乗っていました。
ぶらんこが面白そうだったので、みんみんは一緒にあそぼーとミッキーマウスに言いました」
とか、
「朝、お父さんとお母さんと保育園に行ったら、なんだか様子が違います。
あれれっどうしちゃったんだろうと思ったら、
なんと鬼がいたんです。
大変だー。みんみんは困っていたら○○ちゃんが保育園にきました。
一緒に相談して、ももたろうに変身して、鬼からお友達と先生を救うことに決めました。
へーんしん!
強いももたろうになったみんみんと○○ちゃんは、鬼と戦いました」
とか、
思いつくままに、わが子に毎夜毎夜あやしげな物語を聞かせていたのだ (^^ゞ。
娘は目をキラキラ輝かせ、
「もっかい、もっかい」と喜んでいるので、
ついつい話は壮大になっていったのだった。
寝る前の母子の楽しいひととき~と思っていたんですが、
子どもは現実と空想の中で自由に行き来していたんだなぁ。
そして、不思議ちゃんになっていった。
ある日、保育園のおたより帳に娘が母の空想話が好きで、
ずっと聞いてくれるというような話を書いたら、
「お母さんだったんですね。
やっとみんみんの話がわかりました」
と保育園の先生から書き込みがあったんです(;^ω^)
わが子は母が作った話を、素直に先生に現実のように伝えていたのだった。
わが子は現実と空想の世界を区別できるようになったのは、何歳だったんだろう。
今となってはわからない。
こんなことを思い出しながら、自分で催眠体験をして練習しているのである。
あっ、私が催眠療法のセラピストになったからといって、誰かれなく催眠状態にするってことはないのでご安心ください。
ご本人が催眠状態になると決めない限り、セラピストはそのようにできないので。
だいたい催眠にかけようとしても、逆にかけられちゃうタイプだしさー(^^ゞ
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空想物語で子どもと遊ぶのは、母方の家系の伝統かも。
私の場合も、叔母の空想話を聞いて育ったんだよね。
私のときは、トッポジージョ!
叔母の話すトッポジージョは大好きだった。
↓ こんなキャラクターです
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この記事の投稿者
白藤沙織
Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。
営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。
仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。