自分の価値は何かと迷ったら、バカポジティブに考えてみる
モノを売るって具体的にはどんな行為なのでしょう。
ときどき考えるんです。
「買ってください。買ってください。」そうお願いばかりしてしまう。
これが営業でしょうか。
お客さまのためになることは、ほかの会社よりも「安い」ことなんでしょうか。
本当なのかなぁ。
そんな風に思っていたら、春に素敵な出会いがありました。
その方は、株式会社桐光クリエイティブの吉田聡子社長。
北海道中小企業家同友会札幌支部の広報情報委員会で、広報とは何かというテーマでミニ講座をしてくれたの。
そのとき、吉田社長は企業の価値をストーリーにして伝える重要性を話してくれました。
あぁ、そうだなぁって共感しました。
そして、そのお話を会員のみなさんに知ってほしいと思い、広報情報委員会で札幌支部11月例会を企画したんです。
やっぱり素敵なお話でしたので、今日はその話を書いてみます。
ストーリーで価値を伝える
吉田社長の講演は、
「伝える力」が未来を創る ~今すぐできる「強み」と「価値」の整理 ~
というワクワクするタイトル。
500社以上取材して企業の価値を探ってきた吉田社長は、「魅力のない企業はない」と力強く話されていました。うん。そう聞くと勇気が湧きます。どの会社も魅力があるんですよ~~。
一社一社の価値はすでにあるのに、眠ったままにしているから気づいていない。
掘り起こしてみることが大事だということです。
お客様がいて、お金を払ってもらえていると言うことは、お客様にとってメリットのあることを提供している空ですよね。そのメリットをどんどん掘り出していきましょう。そして、みつけた価値をストーリーにして伝えていきましょう。そんなお話を事例を交えてしてくださったのです。
なぜ、ストーリーにするのか。
それは人は情報だけでは心が動かないからです。
商品のスペックや価格だけ伝えても人の心は動かない。そこに物語があるから動いていくんですね。
その話を聞いているときに、おぉーこれはすごいぞーと思った言葉があります。
それは、、、
自社の価値を考えるときは
バカポジティブになる
ってこと。
うちの会社なんてダメダメだ! なんて思っていては、ストーリーを作ることはできないからですね。
謙虚にうちの会社はまだまだですって言うことがあっても、本当にダメな会社だったら倒産しゃいますよね。お客さんがいて、経営が成り立っているということは、いいところがあって、お金を払ってもらう価値があるということ。その価値をどんどん掘り下げていって、本当の価値を見つける。それをストーリーにするっていうことなんだな。
掘り下げるにはどうしたらいいかというと、それはどうしてなんですか?って質問していくことなんですね。
そうしてストーリーができたら、ホームページや印刷物や、SNSなどで発信していく。
それが大事ということでした。
ということは、ホームページ屋、印刷屋の私たちは、一緒に価値をみつけていくパートナーになる力が必要なんだなと気づきました。作るだけならば、どの企業もできるかも。どれだけその会社さんの魅力を理解できるか。そういう力をどんどんつけていきたいと吉田社長の講演を聞いて思いました。
業種・業態を言わないグループワーク
吉田社長の講演では、「自社の魅力・価値をプレゼン!」というワークもしました。
自社の魅力・価値を考えて、まず最初にそれを言う。そして、なぜならばと続けてその理由をいって1分間のプレゼンをするというものです。
私はこんな感じで考えてみました。
私の会社は…
経営者の夢を叶えるお手伝いをする会社です。
なぜならば…
ホームページや印刷物は、みなさんの会社の価値を伝える手段だからです。何のために会社の価値を伝えるのかというと、それを通して自分の会社の夢、想い、目標を実現したいからだと思います。価値をみつけるだけでは、お客さまには伝わりません。それをホームページ、SNS、印刷物にのせて伝えることで、お客さまが初めて理解できるのです。私たちは、ホームページや印刷物を作り、SNSやブログの活用法を伝えることで、経営者のみなさまの究極の夢を叶えるお手伝いができると思っています。
バカポジティブに書いてみました。
そして、本当にこれが実現していけるように、私も仕事を目いっぱい楽しみながら前に進んでいこうと思います。
例会では司会を担当していてバタバタで、吉田社長と写真を撮るのを忘れました(-_-;)
残念でした!
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この記事の投稿者
白藤沙織
Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。
営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。
仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。