発信したいなら、受信も増やす
「今日からブログを書くぞー」と意気込んでみたものの、「何も書くことがない」と困ったことはありませんか?
パソコンの前でしばし座っていても、ちっともアイディアが浮かばない。
書き始めても、ちっとも筆が進まない(今はキーボードを押せないかな)。
そんなときは、そのまま考えていても、ブログが書ける確率は低いかも。
だっても、人間にはバランスが大事。
発信のことばかり考えていては、注意が発信に偏ってしまうので行き詰ってしまうんです。
こんにちは。さおりんです。
Web集客で定期訪問しているお客さま ヨッシー(吉田匡さん)のところで、とんでもない約束をしてきちゃいました。
「2018年7月1日日曜日までに、ブログ記事を90件書く」
これができなければ、罰ゲームをする。
ってものです (+o+)
2018年は2017年に引き続き、Googleはユーザー体験を重要視すると言っています。
ユーザー体験を重要視するってなにさ?と思われた方も多いはず。
今までのように、キーワードを埋め込んで、リンクを張ってというテクニックではなく、まずは検索してくるユーザーの問いに答えるようなコンテンツを作ることに注力しましょうってことです。そうすることで、滞在時間は長く、直帰率は下がり、ユーザーはホームページを回遊してくれるでしょう。カンタンにまとめるとこんな感じです。
そういうお話をしたら、「今年はブログを書きます」と宣言していただきました。すばらしーー。「ところで何件くらい書くといいのでしょう」という話から、「白藤さんは何件くらいを目指していますか?」と質問返しをされ、気がつけば打ち合わせに参加していた3人全員が、上記約束を果たすために努力するってことになりました。
そして、離脱した人は罰ゲームをするんです。こわーーーー。
全員クリアかな? それとも、、、
するべきことはただひとつ。ブログを書くことです。やるぞー(^o^)丿
入っていないと出せないよね
さてさて今日の本題に入ります。
ブログを書こうとしても、なぜ書けないのか。行動が止まるのか。
そのひとつの理由として考えられるのは、書こうとしているテーマの情報が足りないってことがあります。
預金口座を思い浮かべてください。
口座にお金が入っていないと、引き出すことはできませんね。
ちょっとしかお金が入っていないと、ちょっとしか引き出せない。
たくさん入っていると、たくさん引き出せる。
そんなイメージで、人間は自分の中に情報として入っていないことは、出そうとしてもうまくいきません。
情報がないと、出しようがありませんからね。
ひとつの例を上げましょう。
これは私がセミナーをするときの例です。Webをテーマにした話であれば、多少時間が余ったとしても、アドリブで時間をつなぐことができます。「SEOの話をもう少し深く」とか、「発信チームを作ってうまく行っている事例は何か」とか、思い浮かんだことを話せます。
これは私がWebと接している長く、情報収集もしているし、日々どうしたらいいか考えているからです。自然と受信ができています。
が、私は以前、印刷会社100社の業態変革について取材していたので、それについて講演をしたことがあります。このときは、印刷をテーマにアドリブで話をするということは難しかったのです。取材した会社さんのことはわかりますが、印刷業のことを深く知らないので、専門的なことを話せなかったからです。
だから、ブログを書こうと思ったら、平行して書くことに関連する情報を自分の中に入れていくこと。これが大事です。
自分の専門のことを書こうと思ったら、そのテーマの情報を整理したり、新しいことを勉強したりする必要があります。
自分の考えや意見を書こうと思ったら、普段からそのことを考えていないと書けません。考えるためには、何かしら見たり聞いたり触ったりと、何等かの体験をしていることが必要です。たとえば、「インターネット社会では文章力がポイント」ってテーマのブログを書こうと思ったら、どうしてインターネット社会では文章力が必要なのかってことを感じている思うんです。日々のコミュニケーションや勉強、仕事の中で、どんな情報を受け取っているか。それによって発信する内容も変わってきます。
情報発信が上手な人は、意識していなくても、無意識の中で情報をキャッチしているのですね。それは、日々発信のことを考えているからだと思います。何も考えてこなった人が、急に情報発信しなきゃと思っても、書けないのはここに理由があるのではないかと、私は思っているんです。
発信、発信と焦っているときは、ちょっと一呼吸おいて受信をしてみることしませんか?
きっと自分の中でバランスが取れた時に、発信したくなりますよ。
たまったものは出てくる。そんな感じでのんびりとしていると、きっといいアイディアが浮かんできますよ。
文章が本当に書けないこともある
もうひとつ、文章が書けないなぁと思ったら、考えてみてほしいこともあります。
「文章の書き方」についての情報が少なくて、どう書いていいのかわからないってこともあるのですね。
語彙とか、文法的なこととか、表現力とか。そんなことが不足しているって場合もあります。そんなときは、文章の書き方の本も読んでみましょう。
たいていの場合は、情報を整理することと、文を組み立てるときの問題だと思うの。
一度、文章の書き方をざっくり理論的に勉強すると、ブログを書くときに悩みが少なくてよくなるよ。きっとね。
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この記事の投稿者
白藤沙織
Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。
営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。
仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。