チャンスがきたら、つべこべ言ってもいいから飛び込もう
人から何かアドバイスされたとき、どのように対応しますか?
本当にあなたのことを思ってもらったアドバイスは、自分は気づいていなかったり、自分の限界をちょっぴり超えていたりします。だから、素直に「はい」って言えないことも多いかも。涙してしまう結果になるときもある。それはそれでいい。最終的に受け取るかどうか、自分次第なんです。
基本的に私は、「やってみろ」ということは受け取る方向で考えます。聞きづらいことで、すぐには消化できなくても、チャレンジすることの方が大事かなって思ってね。そこで湧き上がる感情は、感情として受け入れるけれども、行動はするって感じでしょうか。
人が成長するには、限界だと思っていることを超えていく必要があります。もうこれ以上できないと思っていても、ちょっとした負荷がかかることにチャレンジしていくことで、それが可能になる。「大丈夫」ってできるだろうと思うことばかりしていては、成長が止まるから。
だから、やってみようと思うんです。「負荷を与えられる」ということは、少なくとも私のことを見てくれて、提案されたことです。そう考えると、幸せなことですね。しかも成長する機会もあわせて手に入れることだからです。
今日は、飛んできた指令を例にあげて、目の前にきたチャンスは「悶絶しても、つべこべ言ってもいいから、つかみ取る」ってことを書いてみます。
人でなしから、弟子に変わるまでの心理
それは今から半月前、エクスマ化プロジェクトが進む比布町で、藤村先生と一緒に講演したときの出来事です。
前日、私は旭川空港で藤村先生をお出迎えして、舞い上がっていました。内輪では「つきまとい」と呼び、つきまとえることは私の憧れだったんです。きっと、スターを迎えるファンはこんな心境なんだろうなぁ。
そして、こんな記事をFacebookに投稿していました。
いつもSNS上で見ていた、お出迎えやスタッフ打ち合わせに参加できて、なんかうれしかったんです。
朝の準備を済ませて、スマホをチェックしていたら、なんと神のコメントが入っていた
(゚∀゚;)ヤ・・・ャバ
あの短パン社長が直々講演に対する指示をしてくれたのです。
えっ? その指令は札幌のエクスマセミナーで完了したのでは。。。
私はこの日のために、中村圭助さんにヒアリングしたのよ。それがNG?
と、若干パニックになりながら、「バッサバッサ」とかアタフタと返信したのでした。
このときの私、正直に言うとあんまり本気ではありませんでした。だってね、ここは比布町。東京にいる短パン社長からどんな指示がきていても、誰もわからないもん(あぁ人でなし発言)。
しかし、世の中、いえ、神は甘くなかった。この裏切りとも思える心の中を、お見通しだったようです。
お昼に機嫌よくお蕎麦を食べていたとき、次の事件が起こったのでした。
「さおりん、がんばってねー!」
ってメッセージが流れてきた。
なぁ~んかいやな予感がしてメッセンジャーを開いたら、細かい指令が飛んでいたのです。
しかも、狙い通りに「こと」が起こらなかったら、それが起こるまでアドリブでつなげと。
ひーーーーっ。そんな高度なことはできません。
スマホを見ながらひとり悶絶する私に、隣にいた藤村先生は「緊張しなくてもいいんだよ」と優しく言ってくれました。それで「先生、短パン社長が、、、」という私は告げ口するいやなヤツ。
そのときにした短パン社長とのやり取りはこんな感じ。
さらに会場について投稿したら、こんなコメントが、、、
短パン社長はスケジュールがパンパンの方なのに、私のために時間を作ってくれているのです。バチがあたるよ(気づくのおそー)。
こんなときの私はフリーズします(笑)。何も考えない。そうして、すべてをリセット。自分の中から答えが自然と浮かんでくるまで、グレーの状態のままでいます。
このときは、もうギリギリってときに「あっ、スライドを非表示にしよう」って思いました。それは短パン社長の指令を実行すること。たぶん、私が作ったシナリオのままでも無難に終わります。もっと楽しくするには、やっぱりやるしかないんだよね。
恐ろしいことに、気づくと動画撮影の準備がされてました。記録されてる。。。
やばーっ。やばーっ。
という、手に汗握るサスペンス(?)を経験したのでした。
会場のみなさんには笑っていただきました。ありがとうございます。
受け入れる勇気
ステップアップのチャンスがきたとき、どうするかは自分次第。選択肢はたくさんあります。
たとえば、こんな感じ。
1. 指令に対していい返事をして、本番は違うことをする → なんか人でなし
2. 反抗して、本番でも違うことをする → 日陰のオンナになりそうだ (;^ω^)
3. 指令を受けると言って、本当に実行する → なんか従順な部下みたい
4. 反抗して、でも実行する → めんどくさいやつ
いろんな思いが交差しますが、選ぶのはどれでもいいんです。結果も保証されてないから。
大切なのは「すごい人が言ったからする」のではなく、「すごい人の提案を自分がどうするか」っていうことです。あくまでも主語は自分で、乗り越えるかどうか決めなければなりません。人の指示に従うにしても、従うと自分で決めたら、それは自分の選択です。自分で選択したならば、結果は良くても悪くても自分で引き受けられます。このときに、「成長」の芽が出ると思うのです。でも、従っただけだと、やらされているだけなので「成長の芽」は出ない。
自分が成長するチャンスがきたときには、直感を信じてやってみるって大事。本当は、いつでもなんでもウェルカムっていうくらい準備ができているのがいいのでしょう。
でも、「自信がない」とか「納得いかない」とか、感情がくっついて決断できないことがあります。そのときはね、頭の中で考え続けると、どんどん行動できなくなります。「悩んでるの」という人はこんな感じ。悩むことにフォーカスがそこにあたるから動けないです。つべこべ言ったり悶絶してもいい。でも悩まない。きっといい答えがでるから、自然の流れに任せてしまう。
それは自分の中では何がベストか答えを知っていて、でも恐怖があるからできないだけなんですね。その恐怖を乗り越えるには、湧き出てくる感情を外にだしてしまった方がいいです。自分の中で悩むから、人のアドバイスも素直に聞けないのだから。
さてさて、私は今回のチャンスをどのように活かすことができるでしょうか。アドリブ力がつくといいんだけれど。。。
コメント
この記事の投稿者
白藤沙織
Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。
営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。
仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。