仕事を依頼されるブログにするために試してもらいたい3つのこと

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ブログを読んでくれる読者さんに、こんな風に思ってもらいたいな。

「ブログを読んでいます」と言われるようになったり、
ブログ経由で仕事の依頼がもらえるようになった頃、どんな印象になるのかということをよく考えていました。

当時はよくわかっていませんでしたが、改めて考えると、理にかなったことをしていたのだと気付きました。
「会社がつぶれちゃうんじゃないか」と不安がいつもあって、必死にもがいていた頃。その渦中で見つけた方法は、今でも効果があると思うのです。

ブログを書く環境も大事かも。「生活の木」のカフェにいると、テンションあがります。

1. 自分をどう伝えていくか考える

ブログを書き始めた2005年頃、私はマニュアルライターでした。

マニュアル制作の仕事が少なくなった時、仕事をもらうにはどうしたらいいんだと悩んでたんです。

それで、そうだマニュアルライターの仕事を知ってもらうことが大事だと思って、
「マニュアルの書き方」「マニュアルライターの日々の生活」「文章の書き方」を主に書いて、「マニュアルの専門家」の雰囲気を醸し出そうとしていたんです。

私たちのブログにきたら、マニュアル書きの仕事があって、仕事を頼んでいいんだって思ってもらおうとしていたんです。

喉から手が出るくらいお仕事が欲しかった時期なので、ブログを書くときはいつも、

どうしたら発注者に読んでもらえるか、
どうしたら仕事の依頼がくるか、

そればっかり考えていました。

当時のブログは背景が緑だったので、「緑色を見かけたら、お客さんが私たちとマニュアルを思い出すというくらいの勢いで、ブログにマニュアルの執筆・制作のことを書こう」とせっせと記事を書いていたんです。

もうひとつしていたのは、記事の内容だけではなく、書き手としての自分がどんな人物なのか、詳しくリスト化していました。これは架空の自分を作りあげることではないんですよ。
なりたい自分を作っていくことなんです。

その自分はどんな服を着ていて、どんなものを持っていて、どんな発言をしているのか。
まず、それを決めちゃうんですね。

たとえば、私の場合マニュアルライターというからには、

・事実と自分の感想を明確に分けて考えている
・文章が上手になる練習をしている
・チュートリアルマニュアルとリファレンスマニュアルの書き方の違いを説明できる
・商品リリース前に製品を使うので、売れるかどうか感覚でわかる
・情報設計のプロである

というような求められるだろうとリストにしていました。

そして、プロジェクトを動かすリーダーだから、

・いつでもお客さんに会えるように、きれいな洋服を着ている
・読書家
・しっかり者だけど、ちょっとそそっかしい
・立派な(?)リーダーとなるべく勉強している

というようなことも考えに入れます。

そして、その自分になりきって記事を書くってことをしていました。

ブログとともに自分も成長していくイメージっていうと伝わりますでしょうか。

2. 具体的に結果を想像して喜ぶ

ブログを書いている最中は、書いたあとの結果を想像していたんです。

「この記事を書き終えたら、仕事の依頼のメールがくる。」
「いやー、待ち遠しいな。」
「いっぱい仕事の依頼がきたら、みんな忙しくなるなー。」

脳天気ですが、こんな気持ちで記事を書いていたんですよ。

これって、、、
予祝(よしゅく)ですね。

予祝の本を書かれている、作家のひすいこたろうさんの言葉を引用します↓

祝福をあらかじめ予定するのです。

いわば前祝い。

先に喜び、先に祝うことで、その現実を引き寄せるというのが

日本人がやっていた夢の叶え方なんだそうです。

(中略)

先に祝福してしまう、するとその夢は現実化しやすいのです。

●予祝(よしゅく)のススメ
https://ameblo.jp/hisuikotarou/entry-12226375999.html

「ブログを書いたら仕事をもらえたよーー。わぁーい」ヽ(^。^)ノ

と思ってブログを書くと、本当に仕事がくるって思うんです。
ほんと、ほんと。

これは予祝キャラクターの「よしゅくん」。ひすいこたろうさん直筆のイラストです。

そうでないと、書く意味がないですよね。
コツは、純粋に喜ぶことです。

利益をあげてやろう、これで売り上げ何パーセントアップだと、そればっかり考えていると、なかなかブログで反応はでません。ちょっとした心の中の違いなのですが、結果は違うと思うんだなー。

あんまり、科学的なことを言えずにすみません。

3. 反応のあった記事を深める

最後はもう少し、知的なことを書きます。

ブログを書いていると、そのうちにコメントが入ります。
このとき、誰がどのようなコメントをくれているのか、しっかりメモしておきましょう。

そして、反応のあるテーマを切り口を変えて何度も書きます。

誰がどの記事に興味を持っているか知ることは重要と私は思っています。興味があることがわかったら、その方に喜んでもらえる記事をたくさん書けますからね。
こちらも、モチベーションも上がります。

私がマニュアルライターの記事を書いていた頃、たまにブログの活用方法も書いていました。まだ、ブログを書く人も少なく、どうしたらビジネスブログとして運営できるのか情報が少なかったんですね。

そうしたら、ブログがテーマのときなら反応する方がいらっしゃって、その方のプロフィールを見ると、どうもブログ活用に興味があるのがわかったんです。

力を入れてブログのことを書きました。自分もあんまりノウハウがなかった頃でしたので、勉強したことや実験したことを記事にしていました。

そうしたら、、、その方から「ブログ活用セミナー」のオファーをもらいましたヽ(^。^)ノ

今でも誰がどの記事に反応してくれるかをときどき確認して、その方にむけてだけ記事を書くこともあります。たまにシェアしてもらったり、お客さんを紹介してもらえるといういいことも起こるので、ゲーム感覚で記事を書きます。「今日はこの人がいいねをくれるはず」と、自分で賭けをしたりして。

直接、そういう方々から仕事をもらえるとは思っていないんです。その方々にむけて記事を書き続けると、同じようなことに興味を持っているほかの方に情報が届くはず。そうして、そこから仕事が生まれる可能性も広がります。だから、コメントをくれたり、いいねをくれる方々は宝物のように思っています。その方が喜んでくれたり、自分の仕事の役に立っていることを考えると、ネタに困りませんからね。

せっかく書くのだから、ビジネスに生きるブログにしよー。

 

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 この記事の投稿者

白藤沙織

Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。

営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。

仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。

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