なぜかトップページだけ検索結果画面に表示されないときに考えること
たかが検索順位、されど検索順位。
Google検索を以前より重要視しなくてもよいと言われる昨今ですが、、、
やっぱり、ブログを書いている以上は、検索結果画面の1ページ目に表示されたいですよね。そう。やはり露出度は違います。
私はコンテンツありきのSEOと考えていますが、順位がガクンと落ちるとやっぱり気になります。
で、ときどき順位をチェックするんですが、、、
希望のキーワードで検索すると、ほかのページは割と順位が高いのに、トップページだけ極端に順位が低いっていう場合があるんですよ。
そのときに考えることは、もしかしてGoogleがあまりよく思っていないWebサイトからリンクされているかもってことなのです。
今日はそんなお話を書きます。
以前にSEO対策した覚えはありますか?
「ほかのWebサイトからリンクされているなんて、身に覚えがないよー」という方もいるのでは?
そんなときに、「SEO業者さんに施策をお願いしたことはありますか?」って聞いてみます。なぜならば、一昔前(?)、10年くらい前のSEOは、キーワード埋め込みと外部のWebサイトからのリンクの数が重要視されていたからです。
そのため、広告だらけのWebサイトやリンクだけのWebサイトがたくさんできました。リンクばっかりの意味不明のブログもたくさんあったのよ。それが主流だったから。
でも、Googleにとってはあまりよいことではなかったの。だって、Googleの使命は、検索キーワードに指定した言葉にヒットする、役に立つWebサイトを読者に推薦することだから。
期待して検索したのに、ヒットするのはリンク集サイトばかりってことになったら、あんまりいい気はしないですよね。または順位の高いサイトが、SEOのテクニックを駆使しているけど、役立つ情報はひとつもないってことになったら、これまたGoogleの評判を落としてしまうわけです。
だから、2012年頃から「ペンギンアップデート」「パンダアップデート」という施策を打ち出し、検索のしくみをどんどん改善してきました。
あんまり質がよくないWebサイトのリンクを評価しないってことになったの。だから、2012年ごろはWebサイトの順位変動が激しかったなぁ。
それ以降、リンク集に自社サイトのリンクを貼るのは良くないとされており、実際よい結果になりません。
が、、、
SEO業者さんにすっかり任せていた場合、どのWebサイトからリンクが貼られているかなんてわからないのですよ。
仮にSEO業者さんにリンクを外してくださいとお願いしても、リンク集は違う会社さんの持ち物で、もう連絡がとれなくなってリンクを外しようがないということも多々あります。
私も外部リンクの問題で、順位が急降下したWebサイトの順位回復のため苦労しました(涙)
サーチコンソールで外部リンクをチェック
「じゃあ、どうすればいいのさーーーーっ」という方にこれから説明します。
Googleにはサーチコンソールというツールがあります。
これを使うと、外部リンクの様子がわかります。
サーチコンソールは、あなたのWebサイトやブログをGoogleがどう見ているのかわかるものです。
サーチコンソールの組み込み方は、ここでは省略します。ご興味があれば聞いてね。
あっ、私が担当させていただいたブログやWebサイトは、設定が終わっていますよん。
注)私のブログは2018年6月2日に「あんたのブログ、ここ改善してよ」って連絡がきてました。今回のテーマとは違うので、ここでは取りあげないで先に進みます。
自分のWebサイトやブログにリンクしているWebサイトを調べるには、左側メニューの【検索トラフィック】をクリックし、表示されたメニューで【サイトへリンク】をクリックします。
総リンク数や、どのサイトからリンクされているかがわかります。【リンク数の最も多くリンク元】の列に表示されている【詳細】をクリックしてみます。
はい。私のブログにリンクしてくれているWebサイトやブログの一覧が表示されています。
一覧に表示されているドメインを見て、知っているドメインだと安心しますが、なんかあやしいなって思うドメインがあったら、どんなサイトかチェックする必要があるんです。
これはひとつひとつ、リンクをクリックして調べていきます。
「ma-yossy.com」「kelp.jp」などは私のお客様なので安心。
「ex-ma.com」「o-tiat.com」「iss
「livedoor.jp」はライブドアのブログで、ここは要チェックです。
実際にクリックして、リンクだけのブログなのか、私のブログにリンクを貼ってくれていて記事を書いてくれているのかを調べます。
正直、この作業はドキドキです。悪口書かれているかもしれないしね。
でも、リンクを貼っているということは、何らかの心が動いていたということで、そっとしておきます。
問題は、あんまり文字が書かれてなく、リンクがいっぱいあるページのときです。
相手先がわかるならば、「リンクを外してください」と申請を出します。が、連絡先がなかったりして、リンクを外す手立てがもうないってことがあります。
そんなときはどうするかというと、、、
リンクの否認申請をGoogleにだします。
えっ?
否認とは、「このドメインからのリンクは、評価しないでください」ってGoogleにお願いすることです。
どうやって?
それは、否認専用のサイトがあるんですよ。
リンクを否認する方法
Googleへ否認申請をするときは、まずこのヘルプを参考にします。
https://support.google.com/webmasters/answer/2648487?hl=ja
要約しますと、メモ帳などのテキストファイルに、否認の理由と該当するページのURL(アドレス)を書いて、Googleに送るんです。
否認はふたつあります。
特定のページのURL(アドレス)だけを否認する場合と、ドメインごと否認する場合です。
livedoor.jpなどは、ライブドアを利用しているブログがたくさんあるから、否認したいページだけを否認します。livedoor.jpごと否認すると、ライブドアブログで、せっかくいいことを書いてくれている人のブログまで否認することになりますからね。
どのURL(アドレス)を否認するかは、1ページ、1ページをWebブラウザで開いて自分の目で確認して、慎重に決めます。
そもそも存在しないドメインだったり、あきらかにこのWebサイトはあやしいとわかったときは、ドメインごと否認します。慎重に慎重に判断しましょう。
この作業は気が遠くなるかもしれません。
否認していいものか迷いも出てくるし、、、
どこに自分のブログがリンクされているかわからないことも多いし、、、
目から血が出そうになるし、、、
こんな書式で書いています。
# 依頼をしたけれどもリンクが外してもらえません ← 理由 http://abcde.xxxx.com/xxxxxx.html ←あくまでも例のURLです # リンク切れになっていました domain:xxxxx.com ← ドメインごと否認するとき
で、否認ツールを使って申請します。
https://www.google.com/webmasters/tools/disavow-links-main
これでGoogleがこちらの願いを聞き入れてくれるのを待つことになります。
否認は最終手段になりますので、本当に困ったときだけにすることお勧めします。コンテンツを改良したり、内部対策でなんとかなる場合も多くありますから。
お勧めは、ブログを更新して、Webサイトをお手入れして、SNSで関係性を作るってことだと思います。
その次に、SEOのテクニックを使ってみるの。
そういうことで、よろしくお願いします(笑)
コメント
この記事の投稿者
白藤沙織
Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。
営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。
仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。