ファームタムタムで蘇った過去の大切な記憶
台風BBQで盛り上がったニセコの旅の二日目は、蘭越町の田村陽子さん(タムタム)のファームタムタムに行きました。台風が来なかったら稲刈り体験イベントがあったのですが、今回は雨で中止。でも、「みんなで遊びに来ていいよ~」とタムタムが快く言ってくれたので、総勢8人でお邪魔してきました。
ビニールハウス、お米や野菜、大勢でわいわい食べる食事、何気にみんなでする遊び、農家のおうちの雰囲気、タムタムおかんの温かいおもてなし、そんな時間を過ごしていると、私の祖父の家で過ごしたことを思い出しました。祖父の家も農家で、メロンやじゃがいも、米を作っていたんですよ。
今日はそんなこと書いてみます。
白いジクソーパズルと新米と
ファームタムタムに着くと、こんなボードで出迎えてもらえました。タムタムランチ、とっても楽しみです。
そうして、みんなで家に入ってほどなくしたら、「ご飯までジクゾーパズルでもして遊んでて~」とご飯を作りながらタムタムが言うのです。
真っ白なジクゾーパズルで、真っ暗になると光るそうです。美意識が高かったり、クリエーターだったり、チャレンジャーだったりする私たちは、さっそく完成を目指してパズルを始めました!
#タムタムランチ までの間、 #ジグソーパズル に興じる大きな子供達❣️むっちゃ嬉しいやん😆#ファームタムタム pic.twitter.com/R1Coy4flfs
— 田村陽子 (タムタム)蘭越町の米農家の嫁 (@TAMUTAMUyoko) 2018年10月7日
そして、「ご飯だよー」という声に、みんなまだ遊びたいけれど、お腹もすいてるしご飯を食べよっかなって感じで集まってきました。
続いて大きな子供達のご飯の様子🍚もりもり食べて大きくなれよ💪#太陽米#ファームタムタム#らんらん蘭越#タムタムランチ pic.twitter.com/3commuoI3p
— 田村陽子 (タムタム)蘭越町の米農家の嫁 (@TAMUTAMUyoko) 2018年10月7日
タムタムの太陽米はおいしくて、おかわりする人続出!
大勢で食べると、食器も当然多くなるでしょ。後片付けはちょっと大変なのね。
でも、私、家事の中では茶碗洗いが一番好き。ひとつひとつの食器がどんどんきれいになっていくのが快感なんです(笑)。今回は茶碗洗いのすすぎを担当して、なんだか楽しいな、そして懐かしいなって感じがしました。
それは、、、
子どもの頃、私は親せきが集まるときは、いつも茶碗洗い担当だったからなんですよ。
大好きだったじいちゃんの家
タムタムの家で、心許せる仲間たちと過ごしたことで、だんだんと子どもの私に返っていくようなそんな不思議な感覚がありました。
私の実家は樺戸郡浦臼町という小さな農村。母方のじいちゃんは浦臼町で農家をしていて、私の家とじいちゃんの家は、子どもでも歩いて行ける距離にありました。
じいちゃんは長男、つまり私のおじさん家族と同居していました。でも、おじさんは40代前半で交通事故で亡くなってしまったんです。それで、近くに住んでいた私のお父さんが、なんとなくいとこたちのお父さん代わりをしているようなところもありました。
いとこは4兄弟姉妹で、みんな私より年上。一番年の近い4番目の女の子も7歳年上でした。お母さんも農作業を手伝ったりしていたので、私はよくじいちゃんの家に行って、いとこたちと遊んでました。じいちゃんのうちが好きすぎて、お母さんに怒られたときは、荷物をまとめてじいちゃんの家に家出しようと試みたこともあります(^▽^;)
じいちゃんの家では、にわとりの卵を取りに行ったり、畑にトマトやきゅうり、ナス、とうきび(とうもろこし)を採りに行き、そのついでにトマトをかじったり、さくらんぼの木に登ってさくらんぼを食べながら収穫したり、メロンの収穫期には納屋で出荷できないメロンやスイカを食べさせてもらったりと、楽しい思い出がいっぱいなんです。
大人は農作業をしているので、食事のしたくや後片付けは、ある程度大きくなった7歳年上のいとこがするようになっていました。私はこのいとこの妹のような存在でしたので、いつもくっついていました。それで、私にも茶碗をすすぐ仕事を与えられたのです。洗剤をつけて茶碗を洗うお仕事はあこがれの職業でした(笑)。私はいとこといろんな話をしながら、茶碗洗いをするのが大好きでした。
子どもにもちゃんとした仕事があるって、やっぱり誇りなんですよ。茶碗をすすぐのは私。そんな風に思っていました。いとこのうちで茶碗洗いを覚えた私は、自分のうちでも茶碗洗い担当でしたよ。
思い返すと一番年下だった私は、みんなに愛されていたんだなと、いま改めて思うのです。これはメンタル的にすごい支えになっていると思うのです。
私がどこか能天気で、逆境でも強いと言われるのは、こういうのびのびした環境で愛情を感じていられた子ども時代あるからなのかもしれません。感謝。
こんな過去を思い出したのは、一番下の写真を自撮りしたからでもあります。
みんなでトランプとかで遊ぶと、私はやっぱり小さすぎてうまく遊べない時があったんですよ。
そうするとつまんなくなって、ちょろちょろ違うことをしていたんですね。
でも、やっぱりみんなのそばにいたいから、すぐにみんなのとこに戻ってくるような。そんなことを思い出した写真です。
ファームタムタム、また行きたいです。
そして、お母さんの実家にも!
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この記事の投稿者
白藤沙織
Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。
営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。
仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。