他の人を理解しようとすることはセリフを覚えるのに役立つ~ 劇エヴァ7講より。

公開日時:

最終更新日:

folder エクスマ, 仕事力

もうすぐお芝居の本番を迎える。
曲がりなりにもセリフがある役をいただき、私もお客様の前で演じることになっている。

私が登場する1シーン。
うーん。なんかもっさりしてるなー。

お芝居に出るのは今回で2回目。今回は前回にも増してセリフで四苦八苦、いや七転八倒と言ってもよいくらい。
私がいただいた役は理路整然と話す役。現在の社会で起きていることや未来の状況を話したりするんですが、これがなかなか難しいのだ。
技術的な話を覚えるのに精いっぱいで、記憶を呼び起こしながら、とぎれとぎれに話をしてしまう。それが自分でもわかって悔しい。目が右上にあがっちゃって、もう完全に脳内の記憶にアクセスしている状態(^▽^;)

アイ・アクセシング・キューってやつだよ
https://www.nlpjapan.org/nlpword02.html

「マジメだからさぁ。一言一句言わなくてもいいんだよ」とかアドバイスをいただきましたが、どうしたらいいのかわからないってのが本音。

とにかく、話すことを覚えないと先に進まない。が、覚えにくい。

が、

人間、真剣に問題を解決しようとすると、道は拓けるものである。
練習での行き詰まりを感じながら寝たその翌日、歯磨きをしていたら、やっと私のところにセリフの神様が降りてきてくれたの(あやしくてすみません)。

「ねー、さおりん、この人は、どんな気持ちでこの話をしているのだと思う?」

こう質問された気がしたのだ。

Σ(o😉 ハッ!

私はこの人の気持ちを考えていなかった。
台本に書いてあることを覚えることで精いっぱいで、気持ちは考えていなかった。。。

で、この人は本気で、これがいいとみんなにプレゼンしているんだ!
超まじめに、この話をしているんだ。

初めてそう思えた。

そうするとですね、
前日まで読んでいた台本がちょっと違う感じがしたんですよ。
どこに行くにも持ち歩いていたので、端々が破れかかった昨日までの台本と同じものですがね。

シナリオを書いた藤村先生が、軽く「さおりん、前の状況はどうだったの?」とか関連することを私に聞いていたのも、きっと私がこのセリフを自分のものにするヒントだったんだなとも思った。やっと気づいたよ。

この人をリアルな人物にするのが役者の仕事?
生意気にもそんなことを考えて、セリフの見直しをすると、あぁこの人は自分に誇りを持っているんだと気づき、それからセリフを言うのが少し楽になりました。
まだ、言い淀んでしまったりするんですが、とにかく核となることがブレなくなったのがよかったとほっとした次第。

新春セミナーの会場、渋谷のカルチャーカルチャーで練習が終わった直後。

お芝居でほかの人になると、人間を理解しようとするんだね

で、ほかの人の気持ちを考えるって、こういうことではないかと思ったの。

この人はどんなことを思って、こういう表現をしているのかな。
どんな背景があって、今この話をしているのかな。

こんな風に考えて、その人の気持ちになってみようとするのが大事なのかも。
もちろん、本人ではないから正解ではないかもしれないけれど、自分の感情だけで判断しなくなるからいいんじゃないって思う。

もちろん、勝手な決めつけはよくないから、自分の出したのは仮説で、機会があったら確かめてみることは大事だけどね。

自分のやりたいことに、真剣になって取り組むってことは、いろんな学びがあるんだなと思った次第。

お芝居の方は、ぎりぎりまで練習がんばります(*^▽^*)

ランチのあとはくつろいでますが、、、
どうなるかしらね。がんばる。

コメント

comments

 この記事の投稿者

白藤沙織

Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。

営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。

仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0 follow us in feedly