何かの奴隷にならない生き方は100点満点を目指さないことなんだと思った ~ エクスマ新春セミナーより

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folder エクスマ, 白藤沙織のこと

感情の奴隷
仕事の奴隷
会社の奴隷
夢の奴隷
理想の奴隷

みんな自分が望んで作り上げたものなのに、
いつの間にかその奴隷になって振り回されている。

エクスマ新春セミナーで、藤村先生が話されていたことが、ずっと心に残っています。

深く納得したから。

こうならなきゃダメだって強く思いすぎて、その思いが叶わなくて、なんだかいつも自分はダメダメだと思い詰めていた。そんな私の過去も思い出しました。

100点満点でなくて60点くらいだったのかもしれないけれど、望んでいる方向にむかっているのだよ。

でも、「100点満点じゃなきゃやだー」ってこだわり続けて、「こうじゃない、こうじゃない」って、必死にもがいている。狭いところで必死になっているから、自分の立ち位置が全然見えていない。こんな感じ。これが奴隷になるってことなのではないかと思ったの。

そして、さらに悪いことは、100点を取る分野が全部じゃなきゃダメって思い込んでしまうことなのよね。仕事でも完璧、趣味でも完璧、家事も育児も完璧。どの分野でも100点満点で素敵な私を目指して、ばく進するような毎日。そんなのって疲れるよね。

そういえば、私が中学生のときのこと。あるとき全体朝礼で、「今回はオール5の成績をとった人がいます」と校長先生が言ったのね。
そのあと、クラスに戻って通知表を渡されるとき、私の担任の先生が「白藤じゃなかったんだよ」と言ったの。私、自分のことじゃないことはわかっていた。だってね、美術とか体育とか得意じゃなかったから。でも、担任の先生からそう言われたとき、なんか自分が欠陥品のような感じがしちゃったの。

今考えると、担任の先生が余計なお世話だったと思うんだけど。
そしてね、私は「社会科」がすごく好きで、社会科はいつも成績はよかったの。好きなことで、結果もいいなんていいじゃんね。でも、オール5を取った友だちとはいつも自分が比較しちゃって(まぁ、周囲も比較してたと思うけど)、いつも自分が負けた感がしていた、そのことが問題。

ほんとは、そんなこと気にする必要はこれっぽっちもないんだよね。
中学生とか若い人たちには、ほんとは大人がみんなそれぞれにいいところがあるから競争しなくてもいいよって励ます必要があるのに、残念ながら大人が何かの奴隷になっているから、若い人たちを競争させてしまうんですね。

この全部100点満点取らなきゃが私は苦しくなって、高校生では「私は勉強できません」って勉強をあきらめたの。英語、現代国語、世界史。この3つしか勉強しなくなってた(第一志望の私立大がこの3教科の受験だった)。
世界史なんて、国別の歴史がすぐに比較できるように、自分で大きな年表を作ってマニアックに勉強してたけど、数学も生物も地学も古文も漢文も、教科書を開くことはめったになかったな(苦笑)
それでも、数学の先生も生物の先生も、大学受験のときはたくさん応援してくれたの。それは、きっと好きなことを一生懸命してたからかもしれないね。

客観的にみると、私もなかなかおもしろいとこあるじゃん。
何かの奴隷になると、視野が非常に狭くなるのね。

奴隷にならないために
自分の感覚 五感を研ぎ澄ますこと

自分の感覚、自分の五感を研ぎ澄ます。

藤村先生はそうおっしゃいます。

そうだよね。
全部100点取らなきゃって競争し続けるよりも、私はこれが好きなんだよって没頭している方が自分がラクだし、しあわせなんだよね。

あっ、ここで書いて、気づきました。
中学生のときの私は、勉強ができる子って評価があり、常に「優秀」ってこと気にしてたし、テストの成績もちょっと悪いと落ち込んでいた。
そして、中学生のときは成績もよかったし、部活にも打ち込んでいて、目に見える形でがんばってたから、自分の中学時代は最高とか思っていた。

ところが、このブログを書いていて、評価がちょっと変わりました。

高校生の私、学校ではほとんど目立たなかったし、諸般の事情で部活も途中であきらめた。でも、世界史の勉強しているときめっちゃ楽しかった。親の理想も、先生の言うことも聞いちゃいなくて、私は「神様に一番近い言語、スペイン語を勉強するの」とかわけのわかんないこと言って、自分で勝手に東京の大学に行くって決めてたの。高校時代はあんまりよくなかったとか思ってたけど、こっちの私の方がラクそうです。

で、大人になった私は思うわけです。
優秀になりたいとがんばってた中学生の私も、
大人の言うことと勉強に疲れて、自分の道を自分で探し出した高校生の私も、
大好きだよってね。
そして、この先はどんどん自由に、好きなことをしていっていいよって言ってあげる。

そのときそのとき、がんばって生きてくれたから、こうして今の私がいるのです。感謝するしかないですね。

何か奴隷にならないで、
感情を劣化させないで、
自分の感覚を磨いていきましょう。

エクスマ新春セミナーからの気づきでした。

藤村先生の笑顔と、
自分の人生を生きてくださいってメッセージが大好きなんです。

※セミナーの様子、ひとつも書いていないけど。。。

エクスマでは、ビジネスの前提にある心の在り方、人間の本質に気づくことができるから好きなんです。ビジネスの奴隷になっていると、ピンとこないのかもしれません。聞いたことを実践して、すぐに儲けたいからね。
ビジネスのノウハウを学んで一時的に儲けることと、心の在り方、人間の本質、人生を豊かにすること、そんなことを大切にしてビジネスして結果儲けること、どちらを選んだらいいのか。

私は長くそして心豊かに、ビジネスができたらいいんじゃないかなと思うんです。

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 この記事の投稿者

白藤沙織

Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。

営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。

仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。

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