明けましておめでとうございます。
新しい年が始まりました。
愛あふれる仕事人になる ~ 2020年年頭のご挨拶
愛があるから、冷静に判断できる
2020年の初めに、あなたはどんなことを感じて過ごしましたか?
私は目覚めたらすぐに、「バイバイ」って言葉が浮かんできました。今までとても大切にしていたことに、あるいは執着していたことに自然と「バイバイ」って言えたんです。
ある意味、衝撃的でした。
私はこれまで手放してもいいって思ったんだねと。なるほど。
という、ちょっと不思議なことから書いた2020年のブログです。
昨年の後半からずっと、ビジネスの在り方について取り組んでいて、「愛」がなければ「仕事はできない」と痛感しました。
どういうことかと言いますと、
お客さんに関心を持って、お客さんが何を望んでいるのかをキャッチできて初めて、お客さんの心に響くような提案ができる。お客さんの望みをカタチ(私の場合はおもにホームページ)にできるのです。
商談で話を聞いて、自分ができることを提案してはダメなんですね。
提案内容は自分ができることだったとしても、どれだけお客さんから話を聞いて、想いを理解できたかが鍵になります。
それには、お客さんの話にカンタンに共感したり、すぐに解決案など提案していてはダメです。自分が楽しくて盛り上がっていては、相手に関心を持つ時間がないですからね。
目の前にいるお客さんに興味・関心を持つということは、自分のことは脇に置いて、その人に集中することです。それには「愛」が必要なんです。
親が先に子どもの要求を満たしてあげられるのは「愛」があるから。ビジネスの場でも同じで、お客さんの要求を先に満たすためには「愛」を持って接するということなんだと思います。
それは、営業するときも、ホームページを制作するときも、ブログを書くときも同じで、自分が一方的に盛り上がるのではなく、常に自分が伝えている相手のことを思っていること大事です。
意識したり、興味・関心を持っていると、自ずと冷静になっていきます。冷静になると、ちょっと引いて俯瞰できるようになり、お客さんの想い、納期・予算、私の場合ならばWebで実現できる・できない、などいろんな条件を組み合わせて、その中で最高の仕事ができると思うんです。
私は仕事はしていたけれど、そこまで考えていただろうか。振り返ってみたんです。
お客さんは本当のことは口にしないかも
それは、大晦日の夜でした。
「愛」がビジネスを作っていくんだなと理解できた体験をしました。
私は実家に戻っていて、家族で過ごしていました。
ご飯を食べ終わってひと段落したときに、
母はスマホを持ってきて、
「レイアウトで枠線をつけたい」
と言ったのです。
ちょっと遠くにいた私は、最初は何のことなのかよくわかりませんでした。
近くに座ってスマホを見ると、Instagram用のレイアウトアプリを開いていたので、レイアウトアプリの使い方を知りたいのかと思いました。
それで、枠線をつける操作説明をしたら、次はInstagramの写真に文字を入れたいと言うのです。
母はInstagramの使い方を知りたいのかと思ったのですが、どうも違うように思えました。よくよく話を聞くと、写真加工してブログに掲載したいんだとわかりました。母の求めていることは、Instagramの使い方ではなくて、写真加工だったのです。
写真をコラージュしたり、文字入れをしたりして保続しておくと、Instagramにもブログにも使えます。そういうことをしたかったのですが、母は写真といえばInstagramと思っていたようで、だから最初にレイアウトアプリと言ったのです。
それならば、もっとカンタンにできるアプリを教えた方がいいなと思って、ラインカメラをスマホにインストールして、使い方の説明をしました。
母は「おもしろい、こんなことできるなんておもしろい」ってずっと喜んでいてくれました。「札幌の老人ホームに入るわ。そしたら、気軽に沙織に聞きに行けるもね」と言ったときは、びみょーって思いましたがね(^▽^;)
最初のInstagramの操作説明だけでも、母はちょっと満足できたと思います。
でも、完全には満足できない。それは本当に知りたいことではなかったから。
母は自分のわかる範囲で質問をしてきました。そして、断片的にやりたいことを伝えてくれていたんです。その話をつなぎ合わせて整理して、本当にやりたいことを理解して、望みをかなえるのがプロとしての私の役割なんですね。
母はブロガーでインスタグラマーなんですよ(*^▽^*)
だから、ときどき私はもうパソコンやスマホを使えていると思ってしまうんですが、そうではないんです。自分のやりたいことのやり方を知っているだけで、パソコンやスマホのしくみを理解しているわけではないのです。
この程度はわかるだろうと私の思い込みで説明を始めると、なかなか話が伝わらないんです。母は何がわからないのかと最初に取材すると、何を説明したらいいのかがわかります。
これってビジネスの基本ですよね。
「言ってくれなきゃわからない」と不満を言うのは怠慢である。
たまたま母の趣味が、私の仕事と一致していたので、学びになりました。
母との経験を胸に、愛あふれる仕事人を目指して2020年がんばります。
今年もよろしくお願いします。
ではでは~
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この記事の投稿者
白藤沙織
Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。
営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。
仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。