検索順位が下がって、お問合せが少なくなったとき何をするか その2
検索エンジンの順位が下がってしまったとき、先日のブログではぶっちゃけ「あきらめてね」みたいなモードで解説したわけですが、、、
それでも、一般キーワードで検索されるって集客では大事なことなんですよ。
そうなんです。そうなんですがね。
一般キーワードでの検索順位をゴールにしないでって思っているのです。その先にまだゴールがあるの。それが、固有名詞で検索されることです。
こんにちは。札幌でWebプロデューサーをしている白藤沙織です。
昨日のブログでは、検索順位だけに頼るのはやめましょうってお話をしました。
「いや、さおりん。そうは言っても、ユーザーは一般キーワードで検索するでしょう。だから、順位は上の方になきゃダメだよ」って声が聞こえてくるので、もう少し解説したいと思います。
あなたは検索したWebサイトの運営者を覚えていますか
特定のキーワードで、検索エンジンの上位に表示されると、読者があなたのブログやWebサイトに訪問してくれる確率が上がるのは確かです。だから、みなさん順位を上げることに夢中になります。
が、読者が訪問してくれても、たった一度の訪問でモノやサービスが売れたり、申し込みにつながるとは限らないんです。
とくに、高額な商品やサービスだったり、オーダーメイドのものだったりすると、読者は即決するというより何度もブログやWebサイトを訪問して書かれていることを読んで最終判断します。
このとき、一般キーワードの検索での弱点があるのです。
それは、読者は検索したキーワードを覚えていても、どのブログやWebサイト名はあまり覚えていないということ。
そんなバカな。。。と思うかもしれませんね。
が、そんなものです。
いいなと思ってくれても、肝心の自分の名前や会社やお店の名前を覚えていなくて、結局もう探せなくなったなんてこともあります。
なぜなら、読者は商品やサービスに興味があるからで、それを売っているあなたには興味がないからなんですね。
だから、一般キーワードで何度も検索したとしても、同業者のサービスに申し込むなんてことが起こるんですよ。
そんなバカなとまたまた思うかもしれませんが、、、
そんなものです。
でね、一回目の訪問が一般キーワードであったとしても、あなたのWebサイトやブログが印象的で記憶に残りやすい状態になっていると、次からは固有名詞や特徴的なことで検索してくれるようになるかもしれない。
そうなったらラッキーですね。
たとえば、Webのことをアドバイスしてくれる人はいないかなと思い「Webコンサル 札幌」で検索して、私の会社がヒットしたとしましょう。
そうして記事を読んだりして、まぁここも最初に候補にいれようかなとか思ってくれるわけです。
そのときに「Webのさおりん」とか「Web サザエさん好き」とか、まぁ記憶に残るような言葉を覚えてもらっていたら、次からは「Webコンサル 札幌」ではなくて「Webコンサル さおりん」とか「さおりん サザエさん Web」とかに検索に使うキーワードが変わるかもしれないんです。
「Webコンサル 札幌」の場合は、「札幌でWebコンサルをしている人」を探している確率が高いです。
一方「Webコンサル さおりん」の場合は、「Webコンサルをしているさおりん」を探している確率が高いです。
どちらが自分に興味を持ってくれているかというと、「Webコンサル さおりん」ですね。そして、仕事につながる確率も「Webコンサル さおりん」の方が高いと思うの。そうして何度もブログやWebサイトを訪問して覚えてもらったら、次に「白藤沙織」で検索してくれるかもしれません。
そして、検索の順位に変動があったとしても、一般キーワードに比較してそのキーワードを使って検索する人は少ないから、順位も安定するってことなんです。
だから、どうにかして記憶に残って、自分の名前、会社名、サービス名などの固有名詞で検索されるようになったらいいなと私は思うんです。
もう、名前を覚えてもらえることなら、何でもしてみるって勢いがあっていいのです。
だから、SNSもするし、リアルでも活動しているんです。固有名詞で検索してほしいから!
だから、特定のキーワードで検索されないピンチに陥ったら、もしかしたら今までのやり方を変えてもいい頃っていうメッセージなんだなって思ってみるといいかもなのです。
特定のキーワードの順位に執着すること、そろそろやめませんか?
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この記事の投稿者
白藤沙織
Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。
営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。
仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。