オンライン時代の新しい作法 ~読みやすくてぱっとわかる文章が書けますか? ~
オンライン時代に必要な仕事力は、読みやすくてぱっとわかる文章です。
なぜなら、仕事のメールも、動画の字幕も、SNSのコメントもLINEも、みんな文章だからです。
読みづらい文章では、仕事もできません。
読みやすい文章と読みづらい文章の差は、どこにあるのでしょうか。
こんにちは。札幌でWebプロデューサーをしている白藤沙織です。
「今さら、なぜ文章力を磨くの?」って思う人もいるかもしれません。
テレワークになってますます文章が重要になってきたと実感する人も多いのではないかと思っています。
動画の方が伝えられる情報は多い。写真が多用されていた方が楽しい。
だけれど、肝心なことを正確に伝えられるのは文章しかないんです。
通販だって商品説明は文章、訪問の約束をするのも文章に残すとわかりやすいし間違いがない、Zoomなどで会話していても、わかりづらいことはチャットで文章にして送ります。文章はなくてはならないものなんですよ。
あなたの文章を劇的に変えるには
ここでは文章力と言っても、小説やエッセイのような芸術作品を指していません。
まずは伝えたいことが伝わるような文章が必要です。
芸術作品を味わうときは「感じる」ことが大事で、解釈は人それぞれでいいんです。
でも、通販で買い物したり、業務のやり取りをLINEにしたり、仕事のメールを書いたりするときは、人によって解釈がバラバラだと困りますよね。
そして、リアルに会わない方が良い時代、ますますメッセンジャーやメール、LINEでのやりとりが急増しています。
でも、文章が書けないと思っている人が多いですよね。
そんなあなた!
私は「トリセツ」文章術をおススメします。
トリセツ文章術って私が勝手に呼んでいるのですがね。
製品に付属している取扱説明書は、誰が読んでも同じ解釈をして同じ操作ができるように書かれています。(そうでないと製品は使えません)
その技術のエッセンスをちょっと普段書く文章に取り入れるんです。
たとえば、読みやすくするために、
- 原稿に占める漢字の割合を60%くらいに抑える
- 1つの文章は60文字くらいに抑える
- まずは伝えたい情報を時系列に並べて、そのとおりに書く
- 原因→結果、操作→結果の順に書く
- 算用数字を使う
- 段落ごとに余白を入れる
- 箇条書きを使う
など、ちょっとしたテクニックがあるんです。
それで、劇的に読みやすくなる。
私、実はWeb制作をする前は、パソコン関連製品(ハードウェアもソフトウェア)の取扱説明書を書いていました。
取扱説明書って、感情の変化とか、人の解釈の違いとか、いわゆる豊かな文章力は必要ないのよ。
それよりも、事実が正しく伝わることを重要視しています。
SNSやLINEなど、プライベートでやりとりするときでも、約束や考えを正しく伝える必要があるじゃない?
だから、技術を自分のものにしておくとソンはないのです。
大事なことだから、また同じテーマでブログを書きますね。
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この記事の投稿者
白藤沙織
Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。
営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。
仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。