新年度の始まりに、コツコツ続けて目標を達成するにはどうしたらいいのか考えてみました
命が続く限り、みんなコツコツと何かを積み重ねている
今日の自分の姿は、過去の自分の行動の結果なのだと気づきました。
カウンセリングをしたり、会社経営をしていますと、こういう話は幾度となく聞いてきました。
ことわざの「塵も積もれば山となる」も、日々の小さなことの積み重ねが、広大な山を作るという意味ですよね。
私には、「自分の現状は与えられたもので、与えられた人生を生きている」みたいな感覚があり、変えられない、仕方がないんだという思い込みがあり、自分の行動が、未来の自分を作るというこの考え方を心から納得していなかったのです。
今日ふと思ったんです。
「あぁ、生きている限り、今日の私の行動が、未来の私の姿につながるんだな」と。
「コツコツ積み重ねる」という文章は、何かをできる自分を作るために使うイメージが強いかもしれません。
でも、よく考えると、「コツコツ積み重ねて」できない自分を自分で作り上げちゃうことでもあるなと思ったんです。
こんにちは。札幌でWebプロデューサーをしている白藤沙織です。
先日、「なぜ、さおりんはコツコツと続けられるのですか?」と質問を受けました。
そのときは、「こうだからですよ」ってすぐに答えられませんでした。
それからずっと考えてきて、やっと答えが見つかりました。
生きていることは、日々何かを積み重ねているんですよ。コツコツとね。
- 仕事が生きがいの人は、毎日コツコツと働いている。
- 怠惰が好きな人は、毎日コツコツと怠惰をしている。
- お酒の好きな人は、毎日コツコツとお酒を飲んでいる。
- 何かが上手になりたい人は、毎日コツコツ練習している。
毎日何かを続けているのですよ。みんなそうしているのです。それをやりたいか、やりたくないかは別問題。コツコツだけに注目すると、みんなちゃんとコツコツできているんです。生きている限り。
何を選ぶのかは自分次第
私のことが目に留まったのは、減量できたからだと思います。
本当に聞きたいことは「なぜ、やせるためにコツコツと続けられたのですか?」ということかもしれませんね。
ここ1年してきたことは、最初の6か月はほぼ毎日体重を測り、何を食べたか記録をつけました。後半は心を整えるために、毎日部屋の換気をし、ちょっとずつ片づけをしていることかな。ずっと続いているのはストレッチや筋トレです。
たぶん、これが続くのはなぜ?ってことですよね。
なぜかなぁ。
話は飛びますが、私は自分がこの世を去るときにこうしたいという理想があります。
「大好きだよ。あなたに出会えて、私はしあわせでした。そして、毎日楽しかった。じゃあ先に行くね」って意識がある最後に言うのです。
たとえ、死ぬ瞬間はひとりきりだったとしても、こう言って逝きたいのです。
で、そう言えるようになるには、相当自分に満足していなければならない。
だから、今は自分が「何を望んでいるのか」興味を持つようになりました。
その中のひとつが、減量だったんです。自分の理想に近づいていくのは、自分に優しくすることじゃないって思ったのです。
で、健康的に痩せるためには、食事と運動がいいって思いました。
ただ、痩せようって思ったのは、2020年に限ったことではないんです。
今の体重は2014年の私の体重とほぼ同じです。つまり、約5年ほどかけて体重が増やし、「元に戻りたい」と思ったというわけです。
この間、2度ほど「痩せたい」と思っていて、でも痩せる行動をしていませんでした。
この違いは何か。
それは、はっきり「このままでは嫌だ」と自覚できたことです。
私は1998年にも同じような体験をしています。そのときも、6か月くらいで10kgくらい体重が落ちました。
それで思うんですが、体重そのものとかビジュアルが嫌だったのではなく、自分がなんとなくあきらめたままで生きるのは嫌だったんですね。
それまでの私もコツコツと続けていたんですよ。
- 懇親会付きの会合で食事とデザートをおいしく食べる。
- 仕事や研修の合間に、大好きなチョコレートやおかしを食べる。
- 甘い飲み物を好む。
とかね。
それで楽しく過ごせていたのだからいいのです。ですが、確実に体重を増やす方向に動いていたんです。
どの部分を切り取っても、何かを続けていることには変わりはないのです。
ですが、何を得たいのかはガラッと変わりました。
2020年は体重を減らすことを得たいって思って、実現できました。
自分の本当にやりたいことをコツコツしようよ
コツコツが続かないと思っても、よくよく見ると何かをコツコツとしているんですね。
続けているということは、それで何かを得ているんです。
それは見たくないことを見なくても済むとか、本当に欲しいものをあきらめて代替えのものを得ているとか、ちょっとマイナスなことも含まれます。
どのことを選んでも間違いではないし、いいんです。
でも、どこかで楽しめなかったら、本当に自分は何を得たいのか考えて、いつするのか、何をするのか決めて、挑戦してみましょう。
私はね、自分の最期のセリフを言うために、毎日自分のやりたいこと、できることをコツコツやっていきます♡
そのひとつが、ミュージカルもできる役者かなぁ(笑)
ではでは~
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この記事の投稿者
白藤沙織
Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。
営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。
仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。