Webサイトを作るときに教えていただきたいこと

公開日時:

最終更新日:

folder Web・ブログ・SNS, 想い

Webサイト制作は、とてもおもしろい仕事だと思っています。

  • お菓子店になったり、
  • 重量物運送ツールの仕入れ担当になったり、
  • 旅行・観光業のスタッフになったり、
  • 各種スクールの講師になったり、
  • 専門学校の先生になったり、
  • 飲料メーカーになったり、
  • 屋根の修理スタッフになったり、

と、ご依頼いただいたお客様の業種を疑似体験させてもらえるからです。

特定の業界ではなく、いろいろな業界の方々とお仕事できるのがWeb制作会社の魅力です。
だから、私はどんな体験も仕事にプラスになると思っています。

こんにちは。札幌でWebプロデューサーをしている白藤沙織です。

今日は、お客様が新規で立ち上げるオンラインショップの打ち合わせをしていました。
打ち合わせをしていると、お客様と少しギャップがあることがわかります。

それは何かというと、Web制作会社ではオンラインショップのしつらえは作ることはできるのですが、内容についてはお客様の事業内容になりますので取材しなければ一般的なものになってしまいます。

一方、お客様はWeb制作会社に依頼すると、すべてが解決すると期待されているところもあります。

このギャップを埋めていくのが、お客様と制作スタッフをつなぐWebプロデューサーの役割なんですね。

今日はWebサイトやブログ、オンラインショップを作るときにお客様にお願いしたいことを書いてみます。
※ここでは、全部まとめてWebサイトと書きますね。

Webの仕事はパソコンの前にずっといるので、あまり変わり映えしないかもね。

会社、お客様のお客様、ビジネスへの想い、好きなこと知りたいです

デザインすることも、Webサイトの言語HTMLを使ってWebサイトを構築することも、Web制作会社だから当然できます。ワードプレスを使いたいというご要望であれば、ワードプレスをインストールしてカスタマイズもします。

かっこいいデザインはこれで、いま流行りの技術はこれです。

ということもできます。

でも、作ったWebサイトがビジネスに貢献するかは、別の話と私は思います。

流行りの技術を実装して、かっこよく、もしくは美しく仕上げたとしても、ご依頼者らしくないと反応は得られないのです。
それはたとえると、流行のお洋服を着ていてもその人の個性にあっていなければ、かっこよくは見えないという感じかなぁ。

では、どうしていくかと言いますと、お客様と何度か打ち合わせをして、こんなことを明確にしていきます。

  • どんな人たちに(お客様のお客様)
  • どんなことを伝えて(Webサイトの内容)
  • どうしてほしいのか(何が起こったら満足していただけるか)

お仕事のご依頼をいただいたときは、業界のことを調べたり、他社さんのことを調査することから始めます。
また、すでにWebサイトをお持ちならばサイト分析をしたり、SNSやブログがあるときは発信も確認します。
これは基礎段階。

やっぱりお客様から仕事にかける思いやWebサイトへの期待、ビジネス形態などを聞くことでWebサイトのカタチも見えてきます。

みなさんのお客様のこと、商品やサービスのことはもちろんのこと、Webサイトを作ることを通して見えていること、会社の将来像、あるいは好きなことなどいろんな話を伺いたいと思っています。

ですが、Webサイトを作る背景もさまざま。
緊急で構築する必要があるときは、必ずしも前段階に充分な時間がかけられなかったり。
デザインで感覚を合わすことが難しかったり。
お客様が実装したい機能があるけれども、予算や納期でできなかったり。

Webサイトの問題というより、コミュニケーションが大事だなと思うこともあります。
コーチングやカウンセリングの手法は、Webサイトの企画・制作にも生きています。

できるだけ、効果的な質問をして、Webサイトがお客様のビジネスに貢献できるようにしたいと思っています。

ですので、いろいろ教えていただきたいというのが私のお願いです。

大活躍してくれるWebサイトを作りたいな。

コンテンツに力を入れるといい結果がでると思う

Webサイトを作るならば、私のお勧めはシンプルで使いやすいこと。
そして、コンテンツ(文章)をしっかり作ることです。

何よりもコンテンツがしっかりしていると、SEO(検索順位)の面からも商売の面からもいい結果を生みやすいです。

デザインがよくても中身が薄いサイトよりも、
デザインがもう一歩でも中身が濃いサイトでは、やはり濃いサイトの方が結果が出ると私は思っています。

もちろん、Web制作会社の私たちが担当させていただくのですから、デザインはがんばります。
ですが、コンテンツは私たちがサポートしきれない部分もあります。なぜなら、お客様のビジネスだからです。

私はWebでビジネスするならば、やはりご担当される方もWebを使うことをお勧めしています。
だって、商品を買ってほしい方には、Webで売るのですから。

文章が苦手という場合は、聞き取りして原稿を書くこともできます。
ですので、「核」となる部分を教えてほしいといつも思っています。

お客様のビジネスをすべて理解することは難しいのですが、自分のどんな体験を置き換えると理解できるかなと思ってお仕事をしています。

ひとつのWebサイトを納品すると、ひとつの世界が広がるようでとても楽しいです。

コメント

comments

 この記事の投稿者

白藤沙織

Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。

営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。

仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0 follow us in feedly