勝手にお客様を連れてくるブログに育てる3つのポイント
ブログは勝手にお客様を連れてきてくれる。
初めてブログ経由でお問合せをいただいたときの私の感想です。
「お仕事をください」とお願いしていないのに、問い合わせがきて商談を始めることができたからです。
そして、ブログっていいなと思いました。
記事を書いて公開しておけば、私が家でごはんを作っているときも、子どもに絵本を読んでいるときも、ブログがせっせと営業してくれているからです。
こんにちは。札幌でWebプロデューサーをしている白藤沙織です。
ブログもSNSもホームページも、インターネットのツールをうまく活用したいと思っている方は多いと思います。
その一方で、時間がなくてブログやSNSをする暇がない、ハードルが高い、何を書いていいのかわからないといったお悩みも聞きます。
私はSNSで発信した内容を一か所にまとめておいたり、情報の更新機能があるブログは、ビジネスに欠かせないツールと思っています。
今日はどうしたら、ブログをビジネスで活用できるようになるのか、考えてみたいと思います。
ポイント1 : 文章力があるかないかは関係ないと思ってね
ブログのアドバイザーをしていると、「文章がうまく書けない」「言葉が出てこなくて嫌になる」「稚拙な文章で恥ずかしい」など相談を受けます。
ズバリ言います。
はい。それでもブログを書こうと思ったら書けるのですよ。
自分で自分の文章を判断しなければね。
だって、LINEで友だちと会話しているでしょう。
だって、ビジネスで文章を書いていませんか?
なんなら、SNSでフォロワーと交流もしているでしょう。
そして、相手にちゃんと伝わっているのですよ。
だったら、ブログも書けます。
まとまった文章を書く経験が少ないと、大変かもって感じると思います。
その感情が邪魔しているだけです。
またまた、ズバリ言います。
文章を書こうと思ったら書けます!
感情と行動を切り分けるんですね。
つまり、何を感じていようとそんなに問題ではなく、ブログの管理画面を開いて文章を書くかどうかです。
何かを達成しようと思ったら、まずは今の自分が持っている力、今の条件でなんとかしないとならないじゃないですか。
だから、自分の文章力を嘆くのは、今ここできっぱりやめましょう(*^▽^*)
ポイント2 : 日記ブログから始めてみる
何をブログに書いたらいいのかわからない場合は、まずは仕事に関する日常を日記風に書いてみることをお勧めします。
たとえば、こんなテーマはどうでしょう。
- 毎朝必ずしていること(何のためにしているのか)
- 今日のスケジュール
- 仕事のために購入したもの(何のために買ったのか)
- 読んでいる本/受講したセミナー
- お客さんとの会話
- 参加しているビジネス交流会
さらに進めると、自分の考えも記事にしてみてほしいのです。
- 仕事で大事にしている考え方
- お客様にアドバイスしていること
- お客様事例
日常を書いて、私は個性が現れると思うんです。
私の場合を例にしてみます。
- 検索されているキーワードの一覧をながめるのが好きです。
- 「イケてるサイト」と言われるホームぺージを巡回して、今のトレンドの勉強をしていました。
- トイレにいくのも忘れて、インタビューした音源を聞きながら取材記事を書いていました。
これは私にとっては普通のことですが、みなさんにとっては普通ではありませんよね。
そして、何気にWebの専門家としての活動なんだなと伝わっていくんです。
で、興味をもってもらえると、自然と読者はシミュレーションしてくれるんです。自分のホームページもこのように作ってくれるんだなって。
ブログが書けないって思っている人は、自分のことを開示するのが苦手だったりします。だから、まず日常のことから書いてみるのがいいかなって思います。
もちろん、公開したくないことはブログに書かなくて大丈夫ですよ。
そしてね、いわゆるお役立ち情報よりも、日常の方が個性が現れて、お客様になってもらえる確率は高いと私は考えています。
日記風ブログのポイントは、自分の考えや感想を必ず書くことです。
出来事だけ書いて終わりだと、いやいや書いた夏休みの日記みたくなっちゃい、読んでいてもおもしろくないです(´-ω-`)
おもしろいのは、その人の考え方にあるって覚えておいてくださいね。
ポイント3 : 売るための文章の書き方を勉強する
日記ブログに慣れてきたら、自分の伝えたいことは何なのかぎゅっと1文にしてみてから、記事を書いてみましょう。
ひとつの記事に、いろんなテーマが混ざっていると、読んでいる人が大変です。
そして、結局この人は何が言いたいのか伝わらないのですよ。
日記ブログのときは、一日の出来事を書いて終わりでもOK。
ただ、それだけでは肝心の売り上げに結びついていかなかったりします。
読者は多いけど、売り上げが少ないケースも多々あります(´-ω-`)
ちゃんと商談もしないとね。
そのためには、まずは自分の伝えたいことは何なのかを自分で知っておく必要があります。
なぜ買ってほしいのか伝わらないと、お客さんは買わないですよね。
そして、売るための記事を書くために、テクニックを覚えましょう。
世の中には、わかりやすい文章の書き方とか、売れる文章の「型」とか、テクニックを解説している本やセミナーがあります。体系的に勉強して、取り入れやすいところからマネしていくといいですよ。
たとえばこんな本があります↓
文章の勉強は地味なので、すぐ飽きちゃうかもしれないのですが(^▽^;)
プロのライターになるわけではないので、ざっくり勉強しておくだけでよいと思います。
本気で売るための文章が書けると、商品やサービスの紹介記事からお申込みにつながりやすくなります。
毎回、売るための文章を書いていたら疲れるし、読者もうんざりしますよね。
日記風ブログを書いたり、お役立ち情報を書いたりいろいろ混ぜて、「売るぞ~」ってときに売るための記事を書けるようにしておきましょう。そうでないと、ビジネスブログにはならないです。
これだけは覚えておいてね
上手な文章と伝わる文章は別のことです。
伝わるのは書いた本人の想いがのっているからで、文章力とはあまり関係がないと思うんです。
書いている人の顔が見え、個性が見えて、専門家としての情報もあり、売るための記事で売る。
これが勝手にお客さんを連れてくるブログにするコツ。私は信じているのです。
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この記事の投稿者
白藤沙織
Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。
営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。
仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。