自分を否定しないで生きるとラクだよ

公開日時:

最終更新日:

folder 想い

この資格を取ったら、自分がもっとキラキラ輝けるのに。
もっと痩せたら、きれいになれるのに。
もっと知識を得て賢くなったら、尊重される人になるのに。

待って、待って!
世の中の適当な話に惑わされないで!

この気持ちものすごくよくわかるし、私もそう思っていた時期がありました。
でも、ふと思ったんです。
この価値観はどこからきているのだろうって。

よくよく考えるとおかしくないですか?

資格を取らないと、キラキラの人生は送れないですか?
色白以外の人は、モテないですか?
痩せている人がきれいなのですか?
尊重されるのに条件はいりますか?
文章が上手ってどういうことをいいますか?

世の中には、商品を売るためにキャッチーなコピーがたくさん出回っています。
ついつい本当のことで、自分が間違っていると思い込んでいるケースが多いんじゃないのかなぁと思います。

冷静に自分に必要かどうか判断できなくなるというかね。

それは非常にもったいないと思うようになりました。

どうしてかというと、

人間はひとりひとり個性的で、それぞれの価値観を持って生きている。
価値の多様性を認める必要がある。

と言われているのに、なぜ誰かの考え方、価値観にそって生きないといけないんでしょう。
しかも、それが誰かの儲けのための宣伝で自分が劣っていると思うなんて、なんだかおかしいでしょう。

もちろん、資格がほしかったら勉強して試験に合格すればいい。
理想の体型があって、体重を減らす必要があるならそうすればいい。
知りたいことがあって知識がほしいなら、そういう環境を作ればいい。

それでも、現在何か課題があったとしても、あなた自身はどこか欠けているわけではないのです。ダメなわけない。
私はそう信じられるようになりました。

植物や動物のように、私たちもただ存在しているんだよね。それが尊いのたと思う。

これは、自分自身が好きになれなくて、大変なことを抱えているって思って、カウンセリングやコーチングを勉強して、数えきれないくらいセッションを自分で受けてきた経験と、自分自身もカウンセリングやコーチングセッション、あるいは面談を通して、たくさんの人の話を聞いて出た結論です。

カウンセリングを勉強したごくごく初期の頃、

何かを始めようとするとき、
自分が悪いと思って改善のためにするのではなく、
今の自分も素敵だけれどさらに成長するために持った方が、

成長するスピードが違うと学びました。

そのときは、そうなんだくらいにしか思っていませんでしたが、
現在の私は、人にとってとても重要なことって思っています。

だから、あなたは「すべてがマル」なんだよって伝えることをミッションにしています。

大人だってほめてもらうとうれしいし、少しずつでもできている自信がつきますよね。
そうすると、自分に対する評価も変わってきて、できるんじゃないかと思ったときから、もっと成長するにはどうしたらいいのかって前向きな活動に変わってきます。
(ただし、行動自体を変える必要があるときは介入します。何でもいいわけではないから。)

小さなことで〇をつけていくと、徐々に徐々に変われます。変化が小さくてわからないときでも、小さなことの積み重ねがあることで爆発的な成長につながることもあるんです。
それまで、みんなで励まし合えればいいですよね。そういうのが理想です。

自分を否定している状態では、成長ポイントを案外見逃してしまうんですよね。耳の痛い話はいっさい聞かないとかね。あるいは、必要以上に落ち込んで行動ができなくなるとか。
今の自分もいいって信じていると、成長ポイントをキャッチしてさらに努力できるし、聞きたくない話はスルーして聞いていないから、精神的に安定してくるんでよ。

私は自分を否定しながら、人が決めた理想にむかって頑張ってきた面もあり、そのときは苦しかったですね。

それで取り組んだことは、自分をいっさい否定しないということ。
もちろん、失敗したり、間違って人を傷つけたりするときは、自分が悪かったと認めます。
でも、行動が悪かったわけで、私の人格が悪かったわけではないのです。
何でも自分が悪いと思うのがくせになってしまっているから、悪く思わないのは結構大変な作業でもありました。
自分の一番見たくないところを認めなくてはならないこともあるからね。

今の自分もいいんだと思ったら、苦手な歌もそれなりに歌えるようになりました

そういう経験があるから、「自分を認めてあげようよ~」って今はみんなに言えます。

資格をとっても、
痩せても、
めっちゃ綺麗と言われる水準に近づいても、
ある分野に詳しくなってもいいよ。

そして、いまこの瞬間のあなたもめっちゃ大切にしてね。

何も欠けていることはないのだから。

コメント

comments

 この記事の投稿者

白藤沙織

Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。

営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。

仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0 follow us in feedly