小さな町、小さな会社こそ、ネットを味方につけよう!

公開日時:

最終更新日:

folder Web・ブログ・SNS

インターネットってすごいなぁ。
ホームページは勝手にお客様を連れてくるんだ。

Web事業を始めた頃、とある大手企業からホームページ経由で問い合わせの電話がきて、受注したときに私が思ったことです。

  • こちらは営業していないのに、検索して依頼の電話がきた
  • 東京の大手企業が、札幌の小さな会社と取り引きしてくれるという
  • 見積もりを提示したら、その場で仕事が決まった

営業に行かないのに、営業ができることに驚いたのでした。

以来、インターネットは、小さな会社・小さな町、そして社会的にハンデがある人の味方だと思って信じて仕事してきました。自分もWeb集客や発信に力を入れていますし、お客様にも勧めています。
今日は、私の経験や学びの中から、インターネットを味方につける方法を書いてみますね。

こんにちは。札幌でWebプロデューサーをしている白藤沙織です。

10月14日(金)の18時~ 生まれ故郷の浦臼町で、Web・SNS集客の講演ができました。
浦臼町でWeb集客の講演をするのは、Web事業を始めた頃からの夢でした。とても幸せです♡

浦臼町長さんの質問を受けているところです。
2022年10月1日から運行されている、町営バス。

ネットを味方につけるにはどうすればいい?

ネットを味方につけて、ホームぺージ・ブログ・SNSにお客様を連れてきてもらうには、ますばこの3つを試してください。

  1. ブログやSNSどれかひとつでよいので、発信する習慣をつける
  2. 情報を届けたい人を、リアルに思い浮かべる
  3. 自分をオープンにして、どんな人なのか知ってもらう

ブログやSNSどれかひとつでよいので、発信する習慣をつける

ホームぺージ・ブログ・SNSなどインターネットのツールは、反応がでるまでに時間が必要です。投稿し始めは、あまり反応がないのが普通です。

ネットを味方につけてビジネスするには、まずは発信量を増やすことが必要です。
SNSやブログの投稿も自分の仕事だと思って取り組んでみてください。慣れていない方は、投稿するまでに時間がかかって、嫌になることもあるかもしれません。

このような状態のときに、投稿のテクニックを追求したり、投稿の質を高めることを考えてしまうと、することが多すぎて挫折してしまうことが多いです。ですので、まずは量を優先して、ブログやSNSの種類はとわず自分の好きなものから、自分で決めたペースで発信し続けてください。

継続は力なり。続けることに意義があります。発信を習慣にしてしまいましょう。途中でやめてしまってはそこで終わりです。

情報を届けたい人を、リアルに思い浮かべる

ブログを書いたり、SNSに投稿するときに、「誰のお役に立てるかな」「この記事を読んで、誰が喜んでくれるかな」と意識してていることが大切です。

実在している方のお顔が浮かんでくるといいですね。
なぜなら、誰をはっきりさせると、必要としている情報がわかるし、その人に響く言葉や表現ができるからです。

たとえば、私がSEO(検索エンジン対策)やWeb集客をテーマに発信するときは、自分のお客さん、それもITにはあまり詳しくない人を想定することが多いです。ですので、極力専門用語は使いません。
得意ではない方は専門用語をスルーすることが多いし、読む気がなくなるからです。
ですので、「たとえ」を使ってざっくり本質をつかんでもらいたいなと思って書いています。

たとえば、SEOは何か知りたいけれど、IT用語があると思考がストップしてしまう、けれども美容に興味があるという方にむけてはこんな感じにしてみます。

SEOは、メイクにたとえると、仕上げに使う「ハイライト」みたいなものです。
使うと映えるけど、使わなくてもいい。
それよりも重要なのは、メイクが映えるようにするためにお肌を整えた方がいいですよね。
SNSやブログの場合は記事の内容が、お肌のお手入れにあたります。だから、反応が得たいのならまずは記事の内容を練った方がよいです。
そして、発信になれてきたら、ちょっとテクニックを覚えましょう。SEOを意識するときは、記事の見出しに自分が重要だと思う言葉や「検索されたらいいな」って思う言葉を使います。

専門用語を使って書くと、↓のような感じになります。

検索されたいと思うなら、まずはお客様にお役立ちの記事を書きましょう。テクニックよりはコンテンツの方が重要です。SEOのテクニックは最後の仕上げ、コンテンツを充実させましょう。
そのうえで、H1・H2など見出しタグに、検索キーワードを入れていきます。さらにTitleタグは重要です。Titleタグにも検索キーワードを含めましょう。

このように読者をはっきり決めて、その人が読みやすい記事を考えてみましょう。思い浮かべる読者は、いま書いている記事はこの人、次の記事はあの人と、記事ひとつひとつで読者を考えてみましょう。もちろん、一貫して同じ人でもOKです。

自分をオープンにしてどんな人か知ってもらう

人に興味をもってもらうには、自分のことを知ってもらうことも重要な要素です。「人と人とが親しくなる時は、秘密を共有したとき」なのです。ちょっと考えてみてください。仕事で知り合った人だとしても、その人に関する情報を知れば知るほど、親しみを感じませんか?
だから、自分の好きなこと、興味のあること、日々何を考えているのかなど、オープンにした方がいいのです。だんだんと親しみを持ってくれる人が増えます。そして、専門的な情報だけ発信しているときよりも、記憶に残りやすいのです。「正文舎の白藤」では記憶に残らないかもしれませんが、「Webを作っていて、サザエさんが好きで、踊っているさおりん」の方が記憶に残りやすいと思いませんか? もちろん、人に言いたくないことを投稿する必要はありません。自分が開示してもよいものだけにしてくださいね。
お客さんと出会い、ビジネスとしてホームページ・ブログ・SNSを使いたい場合は、ある程度自分を見せることが大切だと思います。

講演後に、懇親会を開いていただきました。

発信を習慣にする、読んでくれる人を思い浮かべる、自分をオープンにする。
試してみてくださいね。

コメント

comments

 この記事の投稿者

白藤沙織

Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。

営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。

仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0 follow us in feedly

ページ最上部へ