言葉を変えたらSNSの反応が激変した話

公開日時:

最終更新日:

folder Web・ブログ・SNS

言葉ひとつで、周囲の反応が変わる!
最近、改めて実感した出来事がありました。
変えたのは、SNSやブログで使っている自分の「肩書」です。

こんにちは。札幌でWebディレクターをしている 白藤沙織です。

みなさんはSNSでの肩書、どうしてますか?
私はちょっと前から「Webプロデューサー」から「Webディレクター」に変えています。
そうしたら、SNSでの反応が改善し、Web業界の方々からのフォローも増えました。
その理由と背景についてお話ししますね。

たくさんの言葉から、自分のイメージにあって、人とつながれる言葉を使いたいですね。

Web業界の業務のお話

Web業界では、「Webディレクター」という言葉の方が「Webプロデューサー」よりも一般的。
でも、あえて使ってこなかったんです。

理由はこんな感じです。

  • お客様の話を聞いてホームページを生み出しているのだから、プロデュースの方があっている感じがする
  • みんなが使っているWebディレクターより、Webプロデューサーの方がかっこいい感じがする
  • Web事業の責任者だから、Webプロデューサーの方がいいかも

まあ、大した理由はありません(^▽^;)

ここで、仕事の内容を少し話しますね。
Webディレクターの主な役割は、お客様と制作スタッフをつなぐことです。
お客様をヒアリングして、ホームページの企画し、進行管理、納品まで一貫して関わります。Web制作の現場責任者です。
Webプロデューサーは、プロジェクト全体を管理する上位の役職を指すことが多いです。

たとえば、大規模なプロジェクトを運用するときは、WebプロデューサーとWebディレクターの役割が明確にあると思いますが…
私たちのような小さな会社の場合は、Webディレクターが制作全体を管理していることが多いと思います。

ホームぺージに関わる人たちにも、たくさんの肩書があります

好きなだけで選んでいいのか

とにかく、私は「Webプロデューサー」と決めて、ホームページやWeb集客の投稿するときは、「Webプロデューサー」というハッシュタグをつけていました。

数年前のこと、うちの会社でWebディレクター職の空きが出たため、採用活動を始めることになったんです。当然、SNSでもWebディレクター採用の投稿をしますよね。
そのとき、なんだかいつもより反応が良いなぁと思ったんです。
一般的に、Webディレクションができる人は、制作できる人よりもお給料が高いので、採用の投稿がよかったのかなと思いました。
自分が使っている肩書はあまり気にしていなかったのですが…
あるとき、SNSの発信を見直そうと、プロフィールを書き直していた時に、ふと思いました。

もしかして、「Webディレクター」という言葉がよいのかもと。それで、ハッシュタグをWebディレクターに変えてみたのです。

そうしたら…

同じWeb業界の方々、Webディレクターの方がフォローしてくれるようになり、中にはWeb業界で目立った活動をしている方もいました。投稿の反応もWebプロデューサーよりもよいです。

さらに、Googleトレンドで過去5年間の「Webディレクター」と「Webプロデューサー」の検索量を比較したところ、圧倒的に「Webディレクター」の方が多く検索されています。

過去5年間の比較
Webディレクターの方が圧倒的に検索数が多いですね。

選んだ言葉によって、必要な行動も変わるよね

自分のことを知ってもらうために、どのような言葉で知ってもらいたいのか、慎重に考える必要があると思います。

誤解のないように言うと、「多く検索されている言葉を使わなければならない」というルールはありません。あえて、検索数が少ない「Webプロデューサー」を使っていてもいいのです。
検索されていないということは、この言葉は知らない人が多いということ。ですから、「人にこんな言葉もあるのだよ」と知ってもらうことに、最初は時間をかける必要があるのです。そうでないと、存在していないと同じことになってしまいます。大手企業が広告宣伝に投資するのは、商品やサービスを覚えてもらうためです。これと同じように、自分で使う言葉があまり使われていないのなら、ネット上でも自分自身や仕事のことを多く出して知ってもらう必要があります。世の中にこのような職業があると教育していくイメージでしょうか。

一方、検索数が多い「Webディレクター」は既にWeb業界では浸透しており、使う人が多い言葉です。Web業界ではだいたい何をしている人か予測がつくし、ハッシュタグで使う人もいます。だから、フォローもされやすくなります。

私の場合は、同業の方とつながりやすい「Webディレクター」を選ぶことにしました。Web業界の動向も知りたいし、もしかしたら仕事のつながりも増えるかもしれないですしね。

ブログやSNSで発信するときは、自分が使う言葉はお客さんに知られているか、あるいは業界ではどうなのか調べておくことをお勧めします。

コメント

comments

 この記事の投稿者

白藤沙織

Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。

営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。

仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0 follow us in feedly