中小企業の社長さんに知ってもらいたいから、Web活用塾を作りました
インターネットのすごさを体験
Web活用塾という塾を2006年から始めて、今年で10周年を迎えます。
めでたい ヽ(^。^)ノ
2006年と言えば、
ホームページ作ってとせっせとブログを書いていたら、
傾きかけた事業が上向いてきた。
そんなときでした。
「ホームページとブログで営業しています!」
今でこそ、こんな話を聞いても
ふつー、当たり前のように聞こえますが、、、
2006年頃は珍しかったと思います。
TwitterもFacebookも
日本でのサービス開始は2008年なのでまだなかった頃です。
ブログを書き始めて少ししたら、
インターネットがすごいって実感できていました。
だってね、
名前を聞けば誰でも知っている
東京の大手企業から電話がかかってきて、
「マニュアルで困っているから、
作り方の講師をしてくれないか」という
お話をいただいたんです。
それも、、、
こちらからの言い値で(@_@)。
値切りなしで(笑)
東京の有名な会社から、それもこちらの言い値で、
仕事がきちゃったよ~。
これはブログを頑張らなきゃね。
素直にそう思いました。
そんな経験に味をしめて?
当時の私はせっせとブログを書き、
そして、東京や大阪の会社からもマニュアルを
いただいていました。
当初、私はマニュアルのお仕事がしたくて、
ブログを書いていたんです。
経営指針研究会で驚いたこと
当時の私は経営の勉強は一度したことがなく、
単に「取締役」という肩書をもっていただけでした。
それでも、自分で営業方法をみつけ、
事業を立て直したのだから、
私ってなんてえらかったんでしょう。
こんな人を粗末にしたら、バチがあたるわ(^^ゞ
まっ、それは置いておいて(^^ゞ
見るに見かねたのか、女性経営者の先輩が、
「中小企業家同友会の経営指針研究会に行きなさい。
熱心に経営を勉強している社長さんたちの集まりだから、
いい経験になるよ」
と、手続きをしてくださったんです。
決算書は読めない、経営はわからない、中小企業家同友会もよくしらない。
こんな三重苦だったのに、経営指針研究会に飛び込んだのでした。
今思うと赤面するような発言もたぶんしていたと思います。
たしか、経営指針研究会で自社の資源を発表する回だったと思います。
「白藤さんはどうやって営業しているの?
営業の社員はいないんでしょう?」と聞かれて、
「ホームページとブログです!」(きっぱり、にっこり)
と答えました。
そうしたら、参加していた経営者さんも同友会の事務局員さんも
不思議そうな顔をするのです。
「そんなんで仕事ができているの?」と、、、
私の方も驚きました。
「えっ、業績が落ちたとか、新規事業立ち上げとか、
そんな風に話しているのに、
ホームページやブログを使わないの?」と。
インターネット自体が新しい概念だったので、
みなさん理解しづらかったんですね。
私の方は理解しづらいことが、
理解できなかったのです。
私が便利と思っていることは、
当然社長さんなんだから知っている。
そう思い込んでいたんですね。
ちょうどその頃、ブログの勉強会の話が持ち上がっていました。
本当は別の女性経営者さんと一緒に立ち上げる予定でしたが、諸般の事情でとん挫し、、、
だったら、うちの会社でWebの塾をやってみようかなと思いました。
そうして、塾の案内をあれこれ考えていたら、
ふっと経営指針研究会での出来事が頭に浮かびました。
東京や大阪に行かなくても、こうやって仕事が受注できるのだから、
これを北海道の経営者さんに伝えたらいいんじゃないのかなと思いつきました。
なぜ、北海道かと言いますと、、、
本州から見るとやっぱり北海道は遅れていると思われていると感じていました。
マニュアルの見積もりを提出したら、
「これなら東京と変わらない。北海道だから安いと思ったのに」
とも言われました。
これはちょっと悔しかった。
東京の人に支払うお金があるならば、
私はそれと同等の仕事をしているのだから、同等のお金がほしいと思いました。
成果物が劣っているわけではないので。
下請けだったらいつも値引きと、安さを期待される。
でも、自分たちの力でモノを売ったら、
相手が本当にほしいものだったら、
値引きはされないんじゃないのかな。
実際、あの東京の会社さんは私たちに値引き交渉をしなかった。
そう思ったのですね。
だったら、私はインターネットで情報発信する方法、
モノを売る方法を経営者のみなさんに伝えて、
北海道を元気にしたいって思いました。
短絡的だけれど、これは本質だと思うんですね。
それで勝手に北海道中小企業家同友会の会員さんたち(社長さんたち)を
理想の受講生と想定して、
Web活用塾を開こうと決めました。
同友会の方とは一度その話をしたことはありませんでしたが、
私の中では同友会の経営者さんに
ホームページやブログのことを教えると決めていたんです。
そして、いつか同友会の経営者さんが
来てくださったらいいなーと思いつつ、
Web活用塾をスタートさせました。
集客はやっぱりブログを使いましたよ。
そのほかに当時人気だったmixiでも集客して、
記念すべき第1期のWeb活用塾には、3名の女性経営者の方が来てくださいました。
ホームページが勝手にお客様を連れてくる
「営業はホームページとブログでしています!」
にこにこして話すたびに、
業績は少しずつよくなり、道が拓けてきました。
こちらはリアルでは何も営業していないのに、
東京や大阪からもマニュアルの仕事がきたり、
「あなたと同じホームページを作ってください」とメールをもらったり、
そんな経験をしたときにふっと思いました。
「ホームページが勝手にお客さんを連れてくる」んだと。
そして、Web活用塾の開講当初、
講師をしてみたいなーと
あこがれていた中小企業家同友会で、
Webの話をさせていただくことができましたヾ(≧▽≦)ノ
話をいただいたときは、そわそわ落ち着かない感じがしましたよー
私は今でも、中小企業の社長さんにホームページとブログを使ってほしいと思っています。
何のためにするのか、そこさえしっかりと考えておけば、
ホームページ(ブログ)は本当に勝手にお客さんを連れてきてくれるのです。
「あなたの例だ」とか、
「みんなに再現性がない」とか
言われることもあるのですが、、、
やってみなければわからないのではないかな。
それはテレビCMや広告も同じこと。
成果が保証されているわけではない。
だったら、ブログは無料でできますから、
トライする価値があると思います。
成果がなくても被害は少ないですしねーーーー。
コメント
この記事の投稿者
白藤沙織
Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。
営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。
仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。