好きこそものの上手なれ

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先日のブログでは、錦織圭のコメントがいいなぁって思って書いていたのに、
ついついファン・カルロス フェレーロのことに話が流れそうになりました。
今日は思う存分書いてみます。

ところで、「だれ?」 (゜.゜) 
つて感じでしょう。

フェレーロのことを知っている人は、かなりのテニスファンではないかと思います。
テニスしている人でも、知らない人は多いからねー。
フェレールと間違える人も多いです。

フェレーロです。

ファン・カルロス フェレーロはスペインの元プロテニス選手です。
グランドスラムでは、2003年に全仏オープンテニスで優勝。同じ年に全米オープンテニスで準優勝して、世界ランク1位にもなったことがあります。

「はぁ?」って感じですね。

とにかく、私はフェレーロのファンになってから、「好きこそものの上手なれ」っていうことをかなり実践できたと思います。

ことわざの意味は、こんな感じです。↓

好きこそ物の上手なれとは、どんなことであっても、人は好きなものに対しては熱心に努力するので、上達が早いということ。
故事ことわざ辞典 より

好きなことは、何時間でもあきないで続けられて、何かしようっていうときのモチベーションにもなります。

フェレーロファンになった私、ここで一気に英語力を高めることができたんです。
それまで、「英語~、英語~」と思っていてなかなか勉強時間がとれなかったというのに、フェレーロの声を聞きたいがばかりに英語に触れていました。

ちなみにアルファベットで書くと、こんなお名前です。

Juan Carlos Ferrero

ちょうど私が硬式テニスを始めた時期も重なり、テニス熱・フェレーロ熱が高まったのでした。

テニスを始めた頃の私。 試合にも出てたよ。
テニスを始めた頃。
試合にも出てたよ。

上の写真で私がはいている短パンは、セルジオ タッキーニのもの。
フェレーロのウェアがセルジオ・タッキーニだったので、真似しました(^▽^;)

好きなことなら、なんでも挑戦するさぁ

それは、2000年の全仏オープンテニスの男子シングルスの準決勝のとき。
19歳で初めて全仏オープンテニスの試合に出て、準決勝まで進んで話題になりました。
初めてフェレーロのテニスを見て、ファンになった私は、ネットサーフィンを始めました。

フェレーロはこんな選手です。 AFPBB Newサイトより
フェレーロはこんな選手です。
AFPBB Newサイトより

※出典 http://www.afpbb.com/articles/-/2381310?pid=2854327

2001年も準決勝まで進み、前年と同じグスタボ クエルテンに負けます。
2002年は決勝まで進んだけれど、同じスペインのコスタに負けーーー。

クレーコートではものすごく強いのに、クレーコートの全仏オープンでは勝てませんでした。

しかし!

2003年にとうとう優勝できましたぁ(*^-^*)
その頃は、テレビ東京で放送されていたんじゃないかな。
私はフェレーロの試合ににわくわくしながらテレビを見ていたのですが、、、
ちょうど杉山愛がダブルスで決勝に進んで優勝したので、杉山愛の試合の枠が多かったように記憶しています。
女子のダブルスの試合は、私にとっては一番身近なモデルなので興味をもって見ていましたが、やっぱりフェレーロをたくさんみたかったなぁと(^▽^;)

フェレーロを知る前は、テニスというと四大大会しか知らなかったのですが、マスターズ1000とかその下のランクの試合とかいろいろあることがわかりました。

そして、インターネット上には大会ごとの試合情報サイトがありますし、選手の本人のインタビュー動画もあります。
もちろん、それらのサイトは英語!
ここから、フェレーロの情報が知りたくて、私の第何回目かの英語への挑戦が始まりました。

※フェレーロの情報は、英語の方がたくさんあったんです。。。

英語ニュースサイトで辞書を引きながらフェレーロの記事を読み、テニス用語も徐々に覚えました。

たとえば、devastating という形容詞が、テニスではよく使われるってこともわかりました。

devastating forehand stroke ってよくフェレーロの記事には書かれていましたよ。
痛烈なフォアハンドのストロークが決まったとかね。

インタビュー動画は、選手の試合以外の表情がわかるのでまた違う魅力があります。

フェレーロは、そんなに英語が得意ではなさそうで、話すスピードもはやくなかったので、100%でなくても何を話しているのかわかるんです。

フェレーロをきっかけに、ほかの選手のインタビューも聞くようになると、あることを発見します。

それは、、、

英語ネイティブの選手よりも、第二外国語が英語の選手の方が、インタビューはわかりやすい。

アメリカ人とかになると弾丸スピードで英語を話すし、慣用句も使うので、意味がわからないことも多いんです。

たとえば日本人が日本語で普通に話すと、意識しないで方言が入ったり、その時代にはやっている言葉を使っていることがあります。標準語を勉強している外国人には、わからないことがあるというのと同じかな。

英字新聞を読むとか、NHKのラジオ講座を聞くとかはちょっとで飽きていた私も、フェレーロの記事は最後まで読み、わからなくてもとりあえず英語でインタビューを聞くということをくり返していたんです。

フェレーロのおかげで私が英語に触れる時間が急激に増えたのでした。

その結果、、、

TOEICで800点突破~~ってところまでいきました。

これは最大瞬間風速みたいな記録ですが、今も英語がある程度わかるのはフェレーロに夢中になっていたからなんです。

スキってすごい力になるんだなぁ。

いま振り返って思います。

 

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 この記事の投稿者

白藤沙織

Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。

営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。

仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。

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