玉石混交のWeb業界で思うこと

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「Web業界は参入障壁が低いし、ホームページは誰でも習えばある程度のものはできるから、
当然、競争も激しいな」

「SNSがこんなに普及して、Webを制作しなくてもいいって企業もあるんだろうなぁ。
 HTMLはいつまで主流の技術なんだろう」

私は20代からIT業界で仕事しているので、
ずっと続く技術はないと感じている。

私が入社したころは、まだインターネットは一般的でなかった。
パソコン通信をしていたよ。

それが1998年頃から急速にインターネットは広がって、
いまは通信のインフラになっている。

Webサイトを持っている企業がどんどん売り上げを伸ばし、
いまは持っていない企業も少なくなった。

ブログか全盛になっておもしろいなと思っていたら、
今度はTwitterが出てきて、フェイスブックが出できた。

Webサイトはパソコン用だけでは十分と言えず、
スマホ対策をしなければ検索エンジンで上位になりづらかったりする。

そんな中で、自分たちの存在意義を考える。

いまは無料で作れるWebサイトのサービスはいくらでも作れるし、
デザインテンプレートを使って、ちょっとがんばったらワードプレスでブログもできる。

誰でもできるものならば、とくにお金を払う必要はない。
それでは、私たちは何でお金をいただけばよいのか。

いろいろ考えて思うのは、
やっぱりそのことが上手だからお金をいただけるんだということ。

たとえば、オムレツは作り方さえ習えば、誰でも作れます。
卵を買ってきて、レシピどおりに作れば、オムレツは出来あがります。

でも、お料理のプロ、オムレツに特化したプロもいる。

オムレツをメニューに入れているレストランはたくさんあって、
でも、ここのオムレツを食べてみたいと、
選ばれるレストラン、またはシェフがいる。

そして、おいしそうなオムレツがあったら、
「私は自分がオムレツを作るから、ここでオムレツは食べません。」
とは言わないと思うの。

「私よりも絶対においしいオムレツだ」と信じているし、
レストランでそのおいしさを味わうことを楽しんでみるかもしれない。

これは、特別なオムレツならきっとお金を出してもいいと思う
「価値」があると認められているからだと思います。

こう考えると、私も私がする仕事に対して、
その対価を払ってもよいと思ってもらえる、
そんな「価値」のある仕事をすればいいということがわかる。

ところで、「価値」のある仕事は何なんだ。

「誰でも、気づいたらできることだけれど、
 あの人の視点はちょっと違うし、効果があるよね。」

そんな企画、コンサルができるように、技術を磨くことが自分の道ですね。

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ところで、何でオムレツなのかと言いますと、、、
高校の家庭科の先生は、オムレツ作りに力を入れていて、
オムレツだけは個人別のテストがあったのです。
テストのために、家の冷蔵庫にあった卵を全部使って、
オムレツをひたすら焼いて、母にあきれられた経験があります。
だから、料理というとオムレツがすぐに思い浮かぶのです。

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 この記事の投稿者

白藤沙織

Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。

営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。

仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。

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