妄想しまくった私が20年ぶりに解決した問題とは
「嫌われちゃったのかな。」
急に連絡がこなくなった大学の友だちに対して、私が思ったことです。でも理由はわからないから、もう一度手紙を書いてみたけれど、それでも返事がこない。
「何回も手紙も書いているのに、音沙汰がない。ひどいなー。」
注意:これはまだ携帯メールもあまり普及していないときのこと。
「あれ~、、、病気なのかなぁ」
「私のこと忘れちゃったのかなぁ」
相手のことがわからず、自分であれこれ考えては、何となく気分が落ち込んでいたのです。
そして、時の流れは記憶も薄めてしまい、彼女のことを考えることも少なくなり、、、
でも、どこかで気にしている。そんな状態が続いていんです。
その友達に、先日やっと会えました。
こんにちは。小さな会社の経営者の夢を叶えるWeb屋 さおりんです。
1月19日~21日まで東京に出張していました。目的はエクスマ塾の上位コースであるエヴァンジェリストコースに参加するためです。
帰りの飛行機を夕方にして、私は何十年かぶりに母校である津田塾大学に行ってきましたよ。といっても、私が通っていた小平のキャンパスではなく、千駄ヶ谷のキャンパスに行ってみました。ここには新しい学科ができるそうで、ピカピカの校舎が建ってました。
一緒に映ってくれたのは、音信不通状態をへて20年ぶりに会った友だちです。
連絡が取れなくなった理由を聞いたら、何だか気が抜けました。
勝手な妄想は自分が疲れるだけ
待ち合わせ場所は有楽町駅。もう何年も会っていない彼女に会ってわかるかなぁとドキドキしながら行きました。
ところが、事前にここにきてと連絡があった出口は間違っていたとか、お互いがお互いのいる出口に移動してすれ違うとか、2人してあまり賢くない行動をし続けた後、私の目の前に現れた友達は、大学1年生のときに会った彼女のままでした。
「あー、さっちゃん元気?」と言葉を交わしたら、時間を一気に乗り越えて、大学で同じ部活をしていた頃に戻っていく感じ。
「私たち何年ぶりに会ったのかな」とか話していて、
「あれ?20年ぶり?」
「20年もたっているかな?」
「だって、お家に遊びにいったとき、下の子は抱っこしていたよ~」
「そうか」
「あれ、50歳過ぎてるよね?」
「うん、過ぎた」
同級生なんだから年は自分と変わんというのに、こんなアホな会話を普通にする二人組。
それぞれ別の方向に天然で、なんか適当。二人のペースに、ほかの部員がイライラするということが多々あったなー。
毎日会っていたあの頃と同じように、ランチをしながら会話していました。
そうできることが、とてもうれしかったです。
スローなテンポも心地いいんだなー。
彼女と連絡が取れなくなったのは、彼女が住んでいたマンションで郵便物が抜き取られていたという事件があったからだそう。その事件が発覚後、彼女の手元に戻ってきた手紙の中から、私の手紙も二通あったそうです。それから連絡を取ろうとしてくれたみたいなのですが、ちょうどその頃は私も引っ越ししていたから、うまく連絡が取れなかったみたい。
はい。嫌われていたわけでも、病気だったわけでもないんです(^^ゞ
別のちゃんとした理由があって、連絡が取れなくなっていただけ。
私、勝手に妄想を膨らませて落ち込むというような、ムダなエネルギーを使っていたわけです。
保留する力も大事ね
今回のことで学んだのは、わからないことは感情で判断しない。保留にしておくことのが大事ってことです。
いくら理由を探しても自分のことでない限り、本当の理由はわからない。そのわからないことを無理やり判断してしまうから、マイナスの感情も湧いてくるし、誤解もしてしまう。必要以上に考えても何も答えは出てこず、ぐるぐると考えているだけになってしまいますね。負のスパイラルの中にいると精神衛生上よくないなと思います。
物事を起きている事象だけですべてを判断するのはムリ。それよりも、思考の整理をした方がいいんです。
事実を確かめられるのであれば、直接聞いてみた方がよいし、自分ではどうしようもないことは、保留にして答えがでるのを待ってみたらいいのかも。あれこれと思い悩むよりも、自分がそのときにできることを淡々としている方が断然いいです。自分のしたいことができるので、気分も軽くいられます。
それは自分以外の問題で、さんざん思い悩んできた私が言うのですから、本当のことです(^^ゞ
そうやっていると、感情がいつまでも引きずられることもなく、心穏やかにいられるんです。
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この記事の投稿者
白藤沙織
Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。
営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。
仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。