一生お金を使い続けるか、一生ものの情報発信力を身につけるか
「ネットで効率よく儲ける方法はないですか?」
このように質問されること、ときどきあります。
「白藤さんは、TwitterやFacebookって言ってはやりものを言ってるだけ。お金はないから、ネットで一気に売り上げを上げたいんです」
とか言われると、私はお役に立てないなぁと思うんです。
インターネットの世界って、基本は待ちの世界。
黙っていては誰も見てくれなくて、見てくれる工夫をする必要があるんですね。
それには、お金をかけて広告をしてみるか、
コツコツとSNSやブログをしてみるか、
あるいは両方か
選択肢は多くないって思っています。
お金はかけたくないし、
SNSやブログは手間暇かかるからしたくない。
だから、うちの商品を爆発的に売ってくれ~~というご依頼になると思うんですが、、、
でもね、でもね、そうそう都合よく、
効率よく儲ける方法なんてこの世にない。
って私は思うんですよ。
効率よく儲けている人も私は知りません。だから、お役に立てないって思うんです。
それにね、私が効率よく、爆発的にモノを売る方法を魔法のように使えるとしたら、そもそもあなたとは商談してませんよってことになるんじゃないかなと。
だって、そんなにお金儲けしてたら、地道に情報発信しましょうって言わないですから。
インターネットは手間暇かける世界
インターネットに限ったことではないと思うんですが、何かで成功するって時間と工夫が必要だって思います。
今までの営業方法だって、お客さんを訪問して、お客さんの必要なことを理解して提案して、そのうちの何件かが成約に結びつく。そんなサイクルを着実に実行できる人が成績がいいんだと思います。
私、営業は積極的で明るくておもしろいことが言える人でないとできないって思いこんでいたことがありました。
でも、そうではなくて、お客さんの話をよく聞いて、地道にコツコツと行動し続けることができる人が成績がいいんだと知って、なるほどなと深く納得したことがあります。
これはインターネットでも同じだと思うんですね。
とくに、ホームページやブログは待ちのツール。お客さんの方が興味をもって見に来てくれないと、商談には結びつきません。
そのために、自分の考え方や好きなことをせっせと発信して興味を持ってもらえるようにしたり、SNSで友だちにいいねしたり、コメントしたり、投稿したりしながら関係性を作っていったり。そんなことが必要になります。
でもね、売ってやろうって思いが強いと、嫌われてしまう。敬遠されてしまう。
それは家を訪問して飛び込み営業が敬遠されるのと同じです。
広告も想像以上に手間暇がかかります。
リスティング広告で成果を上げるには、成果が上がるように、キーワードを調整したり、広告文を変えたり、入札価格を調整したり、こまめなメンテナンスが必要なんです。
それこそプロが毎日毎日、他社の出稿状況も含めて確認し、広告の方針を決めて施策を打つから売り上げに結びついているのです。
そういうところをちゃんと見ておくといいですよ。
手間暇をかけるって気持ちがなくて結果だけを求めていろんなことにちょこちょことお金をかけているのはムダなのではって思います。
それよりも、今すぐに時間をかけて情報発信に力を入れてやってみようと行動する方がずっといい結果になるんじゃないのかな。
そして私は今から始めるならば、広告よりもSNSとブログって思います。
広告は出稿先にお金を払い続ける必要がありますが、情報発信力はお金をかけずにできるもの。
そして、力がつけば一生その力を生かすことができます。
効率は作業に求めるものであって、お客さんとの関係に求めるものじゃない。
よくよく考えてみると、効率よく売りたいってことは、効率よくお客さんにお金を払ってほしいってことじゃない?
そういう考えだと、やっぱり敬遠されちゃいますよね。
私など、あぁ私をお金として見ているんだなぁと思ったりして。
直近でお金がほしいことはたくさんあります。
だからいろんなことをしてもいい。
でも、それだけ追い求めると、お金の人になっちゃう。
どこ見ているのーーー?
効率・効率って言う方にはそう聞きたいです。
それより、自分で選んだものをやってみましょう。広告でもSNSでもいいからね。
平たく言うと
つべこべ言わないで、もうつべこべ言ってもいいから、
やれよーーーっ
これしかありません。
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この記事の投稿者
白藤沙織
Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。
営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。
仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。