緑の中で癒されて

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folder 白藤沙織のこと

今年の夏休みは8月11日~15日まで。13日~15日までは実家のある北海道の浦臼町で過ごしました。

例年とほとんど変わらなく過ごしていたのに、札幌に戻ってきてから「帰ってよかったなぁ」と感じるのはなぜでしょう。

正面に見える山は樺戸山。子どもの頃からずっと見てきた山です。

自分らしさを考えてきたから?

この一年は、「素の自分」を考え続けてきました。

去年の9月から参加したエクスマのエヴァンジェリストコースでは、「講演」するチカラを学んでいて、自分の個性って何だろう、自分の好きなことは何だろう、自分は何をしてきたんだろうと、ずっと考えてきました。

「浦臼町」で育ったことは、いろんな意味で私に影響していたと思います。

浦臼町はJR北海道が赤字路線として廃線の候補にあげている「当別-新十津川」間の札沼線が走っていて、どんどん人口が減っている農村です。私が高校生の頃に人口2800人と言われていましたが、今は2000人を切っているらしいです。コンビニもない小さな街です。

私はこの街で18歳まで暮らしていて、浪人生活を1年札幌でして、そのあと東京の大学に行きました。

東京に行きたいなと思ったのは、浦臼では「何もない」と思ってしまったから。テレビで見ている世界を実際に体験してみたいって思って、家を出たかったということもあります。

子どもの頃「何もない」と感じていたのは、都会にあるものがないと思っていただけで、浦臼町にあるものに気づいていなかっただけなのかもしれません。同じような自然の中にいるにしても、東京でも札幌でも感じない、「癒し」の気を感じるのは慣れ親しんだものがあるんですね。

自分の中の棚卸をたくさんしたから、子どもの頃当たり前だったことを感じられるようになったんだなと思いました。

特別な準備をしなくても、自宅からちょっと歩くとこんな感じで自然の中に入っていけます。

みんなで山の中に遊びに行くよー

奥に入っていくと、スイレンがたくさん咲いている場所があります。

草わらの中に入ってくと、池があってスイレンが咲いてます。白いスイレン。
さらに奥には、ピンクのスイレン

そばの花、アザミ、月見草など、たくさんの花を見ながら散歩してきました。

道の端には、フツーにお花が咲いています。

母親と過ごす時間もよかったのでしょうか。

とにかく、この一年の取り組みが、忘れていた感覚を取り戻したように思います。
私は浦臼町に住んでいるわけではなく、一時的な訪問者なんです。生活の場は札幌にあって、たぶん浦臼町に住む予定は今のところない。いい街と感じていることは、旅行者としての感じ方なのだと思いました。

小さな人たちと遊ぶ

お盆やお正月は親せきが本家に集まってくる季節でもあります。いとこの子どもたちが結婚して、子どもを育てる年齢なり、小さな子たちが増えました。

小さな人たちは先入観がなく、今この瞬間を生きていて、思いっきり楽しんでいるところがいいですね。

気が向いたら駆け寄ってきてくれて、こんな遊びをしたい、こんなことをしたいと表現して、違う考えになったらさっと離れていく。そんな自由さがいいなぁと思うんです。

そして、一緒にいて信頼してくれたときは、そばにいて頼ってくれていることがわかります。
(小さいから、大人の保護が必要ですしね)

私は微妙な存在で、その子たちにとっては「おばあちゃん」「おじいちゃん」のいとこなんです。血縁からいったら遠いね。親とか孫、姪っ子・甥っ子という近い関係では、子育ての行き詰まり感も感じることがあるんだけれど、、、たまに会う不思議なおばさん的な存在の私は、小さな人たちが気が向いたときに、思いっきり遊んでもらって楽しいなぁと思うのでした。

と、普段の仕事生活では味わえないことをたくさんした二泊三日の夏休みでした。

ブルーベリーを摘みました
親せきで集まって、納屋で焼肉大会。
小さい子たち組が先に食べてます。
炭で焼いたソーセージはおいしい
野菜は畑から直接持ってきました。

さてさて、明日からはまたお仕事。

まだまだ自分の好きなもの、楽しいことを追求して、重たいものは手放していきたいと思います。

母も元気でいてくれて感謝。また来ます。

 

 

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 この記事の投稿者

白藤沙織

Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。

営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。

仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。

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