とある日の出来事
特に幸せかと言われるとそうでもなく、
かといって特別に不幸なわけでもない。
特別に仲がいい友だちがいるわけでもなく、
かといって1人というわけでもない。
かわいいとか、素敵だとか、個性的だとか
特別な存在でもなく、
かといってこだわりがないわけでもない。
周りはとても楽しそうにしているけれど、
だからといって自分が特に楽しいわけでもない。
いつも誰かの人生の脇役として登場しているけど、
自分の人生の主人公だという感覚はない。
それが自分の人生だと当然として生きてきたある日、
事件は起きました。

好きなものに気づいてもいいよ。
なぜ、自分は主体的に生きていないんだろう。
誰が小さくなって生きなさいというメッセージを伝えたのだろう。
控えめに、周囲に気を配って、優しい人でありなさい。
人のことばっかり考えてきて、自分はどこにいるんだろう。
どこかで何かが切れた。
怒りは突然、堰を切ったように流れでて、
止まらない。
あふれでた悔し涙もとまらない。
なぜ、こんなに諦めて生きているんだろう。
怒りも涙も、そのままでいい。
怒りをコントロールするだとか、
いい言葉を使いましょうだとか、
自分の人生は自分で責任を取るだとか、
たくさんの生き方の指南があるけれど、
それは平常時に使えばいい。
動物としての本能から湧き出た怒りは、
生きるための怒り。
命を守るための怒り。
怒れ、怒れ。
今まで止めてきた怒りを、
すべて出し切ってしまえ。
人はそれを「気が狂った」というかもしれない。
けれどもそんなことは関係ない。
人の言うことをずっと聞いてきたパターンを壊すためにも、
思う存分怒るんだ。
自分のためにやりきったときに、
何かが変わる。
明日からの一歩は、
今日までの一歩と違うものになるはず。
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この記事の投稿者
白藤沙織
ただいま演劇に夢中。そして、ダンスとヨガとピアノが好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛するWebプロデューサー「さおりん」です。
考えをはっきり言うズバリスト。その性格を生かして、Webのこと、生き方のこと、本のことなどなど、ずばり言います。
小さな会社の経営者と、アラフィフ女子がキラキラと輝くためのお手伝いがしたい。そんな思いで日々活動中です。
プライベートでは、ひとり娘のシングルマザー。仕事と子育てとめいっぱいがんばってきたので、人生のパートナーができるといいなぁと密かに夢見ています
上級ウェブ解析士、エクスマ59期・65期、エヴァ16期