なぜ、私はWebを作っているのかな

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「Webってすごいな」

「Webは絶対に中小企業の味方だ」

私は、そう確信しているから、
Webを作ったり、ブログやSNSの活用を提案したり、
メルマガでお客様とコンタクトを取りましょうと提案しています。

Web集客やSNS活用がテーマで、セミナーをすること多くなりました。

なぜ、そう確信しているのか。

それは、Webを活用することで、私の営業範囲が大幅に広がったからです。

マニュアルを書いていた時代、北海道内で仕事がない。どうしよう。
と困ったことがありました。

営業方法をいろいろを探していたら、Webとブログで営業する方法を学びました。

もともと、ライター業をしていましたから、
文章を書くことは苦じゃないし、手紙や日記を書くことは大好きでしたから、
かなりマジにブログを書いていました。

そうしたら、東京や大阪の開発会社から、
マニュアルの発注をいただけたんです。

ブログの書き方や、ブログを使った人間関係の構築法を学んだら、
営業があまり得意じゃなかった私でも、新しい仕事を獲得できました。

これはすごいことです。

さらに、ブログを書いていることで、
お客様のほうから連絡をくださることも増えたんです。

「仕事をください」と自分から頼むのではなく、
「こんな仕事はできますか?」と聞かれるようになりました。

値段やスケジュールの交渉はありますが、
「はい」と答えたら、お仕事がくる。
この威力に感動しました。

さらに、「どうやって仕事を見つけているの?」という質問に、
Web とブログを使っている」と答えていたら、
Web制作の仕事をいただけるようになりました。

ブログを書いて情報発信するうちに、知り合いが増えてきて、
私のことを知ってもらい、
さらに、自分の仕事の幅も広がっていきました。

シングルマザーで、ひとりで子育てしていたので、異業種交流会や懇親会など、いわゆる潜在的なお客様との出会いの場にあまり参加していない頃のお話です。

「女はあてにならない。
家族が中心で懇親会など積極的に参加できないから、人脈ができない。」

なんか遠い目になりました( ゚Д゚)

そう言われても、私の環境を変えることなどできないですからね。
男性と同じように働くことができないとしたら、どうすればいい?
そう思うと、さらに熱を入れてブログを書くようになりました。
女でも、そして夜に会合に行けなくても、仕事を受注する必要がありましたから。

そうこうしているうちに、マニュアル制作からWeb制作に事業転換ができたのです。

当時の私は、今よりずっと見ている世界が狭かったので、
自分のやっていることは、他社の方々も知っていると思っていました。

ところが、そうではなかったのです。

知り合う社長さんたちは、Webにもブログにも懐疑的な方がまだ多かったんです。

なんてもったいないんだろう。私はそう思いました。

Webは制作費が必要だけれど、ブログは無料でも使えます。
お客様とのコンタクトをとる方法としては、
はがきや、ニュースレターを作る方法もありますが、通信費がかかります。

その点、インターネットのサービスを利用すると、
自分ががんばれば、ほとんど無料で初回の商談ができるのです。

これを北海道の中小企業が使わないのはもったいない。

自分が眠っているときでも、
日本国中にいる潜在的なお客様と出会えるかもしれないのに。
いろいろ話をしているうちに、経営者さんたちはWebやブログのよさをわかっていないんだと気づきました。

だから、中小企業の経営者にWebのよさを伝えたい。
そう思いました。

もちろん、それで自分も食べていけるのではないかとも思いました。
それで、Web活用塾という塾を作りました。

塾を作ったあと、Web制作の会社を作って、本格的に取り組むようになったとき、
もうひとつ気づいたことがあります。

それは、Webはその企業の目標を達成する手段のひとつであり、
経営理念を反映した重要なものであるということです。

お客様はなぜWebを作りたいんだろう。
デザインのかっこいいWebが欲しいわけじゃない。

それは、業績を伸ばしたいからだ。
では、なぜ業績を伸ばしたいのだろう。

それは、企業を未来永劫存続させるため。
存続するとしても、どうでもよいから続けたいわけじゃない。

自分たちが決めた方向で、会社を存続させたいからだ。

Webはその想いを支えるひとつのツールなんだ。

そう気づいたら、

お客様の会社に貢献できるWebを作りたいと思うし、
さらに、貢献し続けるためにはどうしたらよいのか考えるようにもなりました。

それが、私にとっては大きな挑戦でもあり、楽しいことなんです。

私が持っている知識、技術で、
ささやかかもしれないけれど、企業をバックアップできる。

そう考えて仕事をすると、心が燃えるんです

だから、私はせっせとWebを作っているのです。

ひとりよがりにならないように、でも大胆に、Webを提案したいと思っています。

みなさんのお仕事の花が咲くように、Webでお手伝いしたいのです。

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 この記事の投稿者

白藤沙織

Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。

営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。

仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。

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