さおりん流 職場体験の受け入れは、やっぱり楽しんでもらうこと
初めて職場体験の受け入れに挑戦しました!
3名の高校生にWebの企画・制作と、スマホアプリの開発を体験してもらいました。
11月5日の10時~16時まで。
職場で働くことの意味、プロとして考えなければならないことを体験してもらうのはもちろんのこと、でも働くことは楽しいってことも伝えたいと思いました。
楽しいことは夢中になれるし、アイディアもでますからね。
「エクスマ」×「ハッピートーク」×「カウンセリング」×「NLP」
この掛け算でできている私だからできること、私だから高校生に伝えられることは何なのかなぁと考えました。
- 何だかわからないけれど、楽しかったなー。
- Webってこんな風にできているんだなー。
- あんな大人もいるんだー。
こう思ってもらえるように、カリキュラムを作ってみました。
まずは信頼関係を作る
大人がよくする間違いは、若い人たちを教え導かなければならないと思い過ぎることです。
自分の体験談を語って、自分が一方的に話を聞かせてしまうこと。
もちろん、教える・伝えるためには自分が話をする必要がありますが、
若い人たちがどうしたら力を発揮できるのかと考えて話をするのか、
自分の考えを話しているだけなのか、
これで信頼関係の度合いが決まります。
若い人たちの反応が悪いってことは、
大人の話が詰まらないってことになります。
若い人たちの態度が悪いんじゃなくて、
自分の伝え方が悪い。
このように考えると「伝えること」に全力で臨めます。
この部分、経営者として試行錯誤した経験の中でやっと私が気づいたこと。
だから、高校生だったらどんなことがいいかなぁと、
カリキュラム作りを始めてからずーっと考えていました。
午前中の2時間は、私がひとりで対応することになったからです。
最初にリラックスできるように導き、
笑いの要素を取り入れることにしました。
あっ、決してお笑い系に走ることじゃないですよ。
ここは、私の師匠直伝の「魔法の言語」で対応して、
ここは、ノリノリさおりんで話して、
ここは、ぐっとまじめに企画の心得を学んでもらおう。
あれこれ考えて、いざ本番。
大人のWebセミナーよりも緊張したかもしれません。
体験に来てくれた高校生のみなさんは、好奇心いっぱい。
きちんと挨拶してくれて、誠実な態度で接してくれました。
彼らに助けられて、職場体験デビューの私です!
「私は先生ではないので、評価はしません。
仕事の世界では正解はひとつではないから、
今日はみんなが考えてくれたことがすべて○です。」
とか言って、高校生に自己紹介もしてもらいながら場を作っていく私。
先日のハッピートークキッズ講座のスパルタ特訓が生きたと思いましたよー。
それでなんとか、
まぁこいつは信頼してもらいいかなぁとなんとなく思ってくれたようです。
ひと安心。。。
Web集客の基本的なところ、いま情報革命が起きていることを話した後
Web制作の現場をみてもらいました。
と言っても、Web制作の現場って、みんなパソコンに向かっているだけなので、
印刷のように動きがないので地味です。
そのあとは、「実際に業務で企画するときの基礎を学んでもらいまーす」と
若干言葉はやさしくなっていますが、
この部分は正文舎の新人と同じ課題に取り組んでもらいました。
午前中の2時間で、私はヘロヘロになっていました。
高校生のみなさんがにこにこ笑顔になってくれて、
何となくリラックスしていたように思うので、成功!!って自分に言ってあげたい。
現場にはハプニングがつきもの
午後はお楽しみ、Web制作とスマホアプリ開発の見学にしました。
Webデザイナーの橋本と浦田に制作のシナリオを作ってもらい、
実際に教える体験をしてもらいました。
制作現場のスタッフも、高校生のみなさんに話をしたり、教材を用意することで、
相手に伝わることとはどんなことか、経験してもらいたかったのです。
大人も経験させてもらっています。ありがとうございます。
当日のシナリオはこんな感じです↓
午後は私は司会とサポートに専念しようと思っていましたが、
急きょ、HTML言語の基礎の部分を話すことになりました。
現場では、柔軟な対応が必要ですね~。
人前に出たら、そのときの条件でできる限りのことを話します。
決して、「急きょ代役になりまして~」とか「つたない話で~」などと言い訳しません。
それは、ハプニングが起きたことが相手もわかっているから。
やっとデザイナーが戻ってきて、本格的なWeb制作に入っていきました。
デザイナー2人で協力して、Webの作り方を説明しているところ。
3人とも個性を生かしてホームページを作ってくれました。
ホームページができたあと、
「肩がこったー」と言っていましたが、そのお顔はうれしそうでした。
私もうれしかったなー。
その後、スマホアプリの開発現場へ直行。
オセロゲームがどのようにできているか、ソースを見てもらいました。
ゲームはやっぱり楽しいそうでした。
こちらも技術者がシナリオを考えてくれて、
人間が勝ったら特定のメッセージが出るように、その場でプログラムを組んでいました。
これが1回めは思うようにメッセージが出ず、
デバックと言って、、、と、正しく動かないときの説明をしていましたが、、、
彼がシナリオを作ったのか、
天然だったのかはなぞです。
10時~16時までの長時間、お疲れさまでした。
仕事を楽しくしようとしている大人がいて、実際に会っただということを
彼らの記憶のどこかに残っていて、社会に出た時の励ましになるといいなぁと祈っています。
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この記事の投稿者
白藤沙織
Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。
営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。
仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。