生きるってすばらしい
6月18日は私の誕生日でした。
お祝いのメッセージをたくさんいただいて、とてもうれしいです。ありがとうございます。
facebookを始めてから、お友だちとお誕生日にお祝いを言い合う習慣があり、なんだか気持ちがほっこりします。みんな生まれてきたときは、「希望」を持っていたと思うの。お誕生日はこれから、「生きている希望」をしっかり確認する日にします♡

お誕生日当日は、普段通りの月曜日でした。普通に起きて、普通に会社に行って、普通に仕事をする。
何も変わりのないことが、1番しあわせだなとしみじみ感じています。
私の周囲は
変わりなかったのですが、
大阪方面では、2018年の6月18日に大きな地震がありましたね。たくさんの人が日常と違う生活になったと思います。心からお見舞申し上げます。
私は一度、普通じゃない誕生日を送ったことがあります。それは4年前のこと。
6月18日の午前中は病院の外科待合室にいて、facebookでひたすらいただいたお誕生日のお祝いメッセージに返信していました。その日は外科手術の日程を決めるため、初めて外科医に会うことになっていて、ものすごく緊張していたんですよ。次々送られてくるメッセージに、ほぼリアルタイムで返信することで気を紛らわしていた感じです。
病気が治る期待と、手術への恐怖と、以降の心配と、いろんな気持ちが入り混じっていたときでした。
7月に手術をして、その後の治療方針で医師とすったもんだして、どうして病気になっちゃったんだろうと深く考えることがあり、自分の「死」も考えと、しばらくは「自分」と「命」に向き合うことが多くなっていきました。
そういう経験をしたから、私は決めたんです。
「自分がこの世を去るときは、自分の人生に満足して、笑っていよう」と。
そう考えたら、病気になっていたら苦しいし、仕事がうまくいかなかったり、人間関係が悪いと日々悩んでいたら笑うのは難しいんじゃないかと気づきました。
「えっ、そんなんだったら笑えないじゃん。」
身体が痛くて苦しくても笑うんだから、今からずっと笑ってないとムリだよ。いまこの瞬間、しあわせを感じて生きないと間に合わない。これは、うじゃうじゃ考える暇はないよ~~。
こういう考え方ができるようになったのは、ひすいこたろうさんの「あした死ぬかもよ?」という本を読んだからです。
この本には、自分が死亡したときに書いてもらいたい「死亡記事」を考えるって出てくるんです。私、本当に自分の死亡記事を書きました。そして、めっちゃ笑いました。
自分が思っているように死亡記事を書いてもらうには、そのように生きなきゃなぁって、逆に希望になったのでした。
その後、2015年にひすいこたろうさんに直接お会いする機会がありました。そして、2018年の6月には「まなゆい」という自己肯定感を高めるメソッドの研修合宿に参加して、ひすいさんと直接セッションができました。これも何かのご縁かなぁ。

(2015.10.18)
本を持ってピースしているのがひすいさん
さらにさらに、
私の死亡記事には、「2013年に勉強したエクスマをずっと続けていた」とも書いていました。その後どうなったかというと、2015年にエクスマ塾に参加して、2016年にエヴァンジェリストコース、2017年にエクスマ劇コースと参加でき、今は比布のエクスマ塾のサポート講師をしています。

あれ? 私、したいことができてるじゃん。なんか、しあわせじゃん♡
生きていれば、辛いことがあっても、いいこと起こるんですね。
ここまでくるには、仕事を休んでいたときに私の代わりにいろいろ尽くしてくれた会社のスタッフ、出会ってくれたみなさま、いつもそばにいて支えてくれた娘、そしてぶつぶつ言いながらも病気の私を心配してくれた母と、たくさんの方々の支えがありました。ありがとうございます。
私は病気になるのがダメだとも思っていません。
それは誰にもわからないこと。何が起こるかわからないのが人生だから。
いま振り返ると、お誕生日に病院にいたことはラッキーだったと思います。
たくさんの人にお祝いしてもらえて、「ありがとう」という時間があったのだから。このありがとうは自分の中にも響いていったと思います。
4年前の自分にも「ありがとう」と言いたいな。
不機嫌でいてもよかったし、すべてをあきらめてもよかったのに、病院でひたすら「ありがとう」とメッセージを書いていたのだから。能天気、ばんざーい!(^^)!
この機会をもらえたこと、ほんと感謝なのです。
「生きるってすばらしい」
こう思って、また新たな一年を過ごしたいと思います。
読んでくれてありがとうございます。
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この記事の投稿者
白藤沙織
ただいま演劇に夢中。そして、ダンスとヨガとピアノが好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛するWebプロデューサー「さおりん」です。
考えをはっきり言うズバリスト。その性格を生かして、Webのこと、生き方のこと、本のことなどなど、ずばり言います。
小さな会社の経営者と、アラフィフ女子がキラキラと輝くためのお手伝いがしたい。そんな思いで日々活動中です。
プライベートでは、ひとり娘のシングルマザー。仕事と子育てとめいっぱいがんばってきたので、人生のパートナーができるといいなぁと密かに夢見ています
上級ウェブ解析士、エクスマ59期・65期、エヴァ16期