新年だからGoogleとの関わり方を書いてみた
2019年も3日目が過ぎようとしています。
大晦日に実家に戻り、静かな時間を過ごした後、今日札幌の自宅に戻ってきました。
気づけば、大晦日もお正月もテレビを一度も見なかった初めての年かもしれせん。とくに困ることはなかったなー。
さて、今日はWeb屋らしく、Googleとの関わりについて書いてみようと思います。
Webやブログ活用の大前提は、人間を見て情報発信すること
私はテクニック的にGoogleの動向を取り上げるのはあまり好きではないんです。検索エンジンのシェアでGoogleが圧倒的であり、Googleは無視できない存在です。ただ、Googleに評価を得ても、それでビジネスがうまくいくかと言えばそうではない。
そもそもブログやホームページは何のためにあるのか。自分の中でしっかり答えをもっている必要があると思うのです。自分のことや会社のことを知ってもらい、専門的な情報、お役立ち情報を発信したりするの何のため?
Googleの評価を得たければ、
検索されたいキーワードを含めて、お客様に役立つ高品質のコンテンツをたくさん作るといいんです。
が、
そう言われると、なんだか文章を書くのが難しいと感じませんか?
そして、検索されたいキーワードが不自然に入っていたりして、いかにもSEOのために書きましたという文章になってしまう。このような文章で人を動かせるかというと、なかなか難しい話です。
人を見て文章を書く方が断然書きやすいですし、反応もよいと思います。
が、せっかくがんばって情報発信しているのですから、やっぱりGoogleにも評価されたいですよね。
まず、自分の情報発信を大前提なんです。
パーソナライズ検索が変わっている
Googleの検索結果は、人によって違います。これを「パーソナライズ検索」と言います。以前は自分がよく検索して見るホームページが上位に来ていました。
だから、自分のホームページの正しい順位を知りたかったら、プライベート検索をしなければダメだと言われていたのです。
が、
今はそのようなことはないそうです。
でも、検索結果は人によって違うことは多々あります。それはどうしてかと言いますと、検索している場所や言語設定、スマホの種類が検索結果に影響しているからです。
たとえば、検索している場所でいうと、日本で「野球 ジャイアンツ」と検索したら、「読売巨人軍」のホームページがたぶん上位に表示されるでしょう。でも、アメリカで「野球 ジャイアンツ」と検索したら「サンフランシスコ・ジャイアンツ」のホームページが表示される可能性が高い。なぜなら、日本にいるならば日本の情報が、アメリカにいるならばアメリカの情報が、検索者は必要とするのではないかと判断されるからです。
端末の言語設定で日本語が設定されていれば、そのユーザーは日本語のホームページを読みたいと思うだろうし、英語になっていれば英語のホームページを読みたいと思うのではないでしょうか。
さらにiPhoneユーザーはiPhoneのアプリ情報が優先されて表示された方が使いやすいし、アンドロイドユーザーにはアンドロイドアプリの情報が優先される方が使いやすい。
Goolgeは検索者がGoogleで検索してよかったなと思ってもらえるように、いろいろと工夫をしているのです。そのミッションがあるから、日々進化を続けているんです。
決して、ホームページの所有者をいじめているわけじゃないので、誤解しないでくださいね。
Googleマップ検索が使われるようになってきた
訪問した土地でお店を探すときに、Google検索しますか? それともGoogleマップで検索しますか? ややこしいかもしれませんが、Google検索とGoogleマップ検索は違います。Googleマップを表示して、「カフェ」とかキーワードを入れて検索するのが、Googleマップ検索です。スマホユーザーさんに多いかな。
マップの検索結果で上位に入りたいと思ったら、Googleマイビジネスに登録する必要があります。そして、必要な情報を入力しておいてください。
名前、住所、電話番号の書き方は、統一しておくことをお勧めします。理由は次に書く「サイテーション」で効果があるからです。
実店舗をお持ちの方は、Googleマイビジネスを利用すると、いいことありそうです。
サイテーションを意識しましょう
サイテーションには、「言及」という意味があります。
これは、ホームページやブログで、自分のサービスや商品、あるいは会社名や自分を取り上げてもらうことです。
ほかのホームページやブログから、リンクを張ってもらうことはSEOの外部対策として有名ですが、サイテーションも効果があると言われています。
アドレスを書いていなくても、第三者のホームページやブログで紹介されているとそれが評価につながっていきます。これがサイテーションです。ユーザーが書いている名前、住所、電話番号が、Googleマイビジネスに登録されている名前、住所、電話番号と一致していることがポイントです。
そのほか、Facebookページがシェアされていたり、Twitterでリツイートされている数も評価の対象になっているので、どうやったらほかの人にシェアされたり、リツイートされるかなって考えながら投稿することも重要ですね。
E-A-Tのことも少し
Googleの「検索品質評価ガイドライン」に、高品質なホームページの条件として挙げられているのが下記の3つの項目です。
- Expertise(専門性)
- Authoritativeness(権威性)
- Trustworthiness(信頼性)
リアルなビジネスとして考えたら、この3つを満たすって当たり前のことだと思います。専門知識があって、実績があったりよいうわさを聞いていたり、信頼できそうな営業担当者が来たら、仕事を頼みたいですよね。
インターネットの世界も特別ではありません。
むしろインターネットだからこそ、上記の3つは大切なホームページの要素だと私は思うのです。
ですから、特定の検索キーワードで、自分のホームページは何位に表示されたかということに気をとられすぎないで、まずはご自分でホームページのコンテンツを何度も見直して、3つの要素が満たされているかチェックしてみてくださいね。
※あっ、そういう私も自分の会社のホームページを放置していた。反省(>_<)
今年もみなさんのビジネスに少しでも役立つ情報を書けるように、実践もがんばりますっっ。
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この記事の投稿者
白藤沙織
Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。
営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。
仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。