ユーザーはどんな意図をもって検索しているの?
ブログを書いているみなさん、「人が検索したくなるときはどんなときか」って考えたことはありますか?
なぜこういう質問をするかというと、自分のビジネスをよくしたい、結果として売り上げを伸ばしたいと思うなら、グーグルで検索しやすいブログに育てておくことがマストだからです。
グーグルは、「マーケターはみんな4つの瞬間を知るべきだ」っていう、ユーザーが検索したくなる瞬間を分類した資料を発表しています。
- 知りたい(Knowクエリ)
- 行きたい(Goクエリ)
- やってみたい(Doクエリ)
- 買いたい(Buyクエリ)
とくに集客する、モノを売る、何かを知ってほしいなど勝負記事を書くときは、この4つの検索結果を知っておくと、なかなかいい感じになると思うんですよ。
こんにちは。Web集客のことをズバリ言うズバリスト、白藤沙織です。
昨日、書いたブログで、「オンデーズ」というキーワードが含まれている記事は2つあるけれど、「オンデーズ」は店舗の名前にもなっているから、グーグルに「行きたい」って検索と判断されたのではと書きました。
今日は読者の検索意図と検索結果画面に表示されるホームページやブログの関係について書きますね。
読者はどんなときに検索したくなるのか考えたことある?
現在は、SNSで情報を検索する人も多くなっているけれど、ブログを書いている方はグーグル検索を抑えておくこと大事ですよ。とくに、ビジネスで活用したい場合はね。
Web集客全体で考えると、SEO全盛の時代は終わりました。でも、グーグルで検索されることは、依然として新しい出会いの場として重要なんですよ。
自分のブログは検索されていないって方いるけど、それは正確に計測していないからだと思います。SNSで反応あるのに、検索されてないとしたら、相当内容がショボいってことになり、、、そんなことはないと思うんだなぁ。
で、読者はどういうときに、検索したくなるんでしょう。
これをですね、わかりやすく解説している記事があるのですよ
SEOで有名な住太陽さんのお話、読む価値があります。
https://webtan.impress.co.jp/e/2019/01/16/31390
が、Web担当者向けに書かれているので、一般の方にはとっつきにくい表現が含まれているんです。
で、私がしなやかに稼ぐ女性たちにむけて、解説したいと思っています。
まずグーグルはですね、検索する人に「これこれっ、こんな記事を探していたのよ」って、喜んでもらいたいって思っているのです。
「えーっ、私こんな情報探してたんじゃない。もうインスタグラムで検索する方がいいっ」って思われたら、グーグルは悲しいじゃないですか。だから、検索する人のことを考えて、入力されたキーワードにぴったりの情報を表示しようと、日々研究しているのです。ここ大事です。
で、ですね、読者の意図って何だって考えて、入力されているキーワードから検索の意図を分析して、検索結果画面に表示するホームページやブログを選びます。
つまり、「ホームページ」って入力したとき、ホームページ制作会社を探しているのか、ホームページの技術を学びたいのか、ユーザーによって期待する検索結果が違うでしょう。ホームページの技術を学びたいのに、ホームページ制作会社ばかり出てきたら、やっぱり「使えないな」と思われちゃうんです。だから、できるだけ一回の検索で「この情報を探していたんだよー」って思ってもらえるようなホームページやブログを検索結果画面に表示したいわけです。
で、先の4つに検索意図を分類したんですよ。この4つの意図によって、検索結果は違うんですよ。
知りたい(Knowクエリ)
これは調べ物をしている人ですね。研究者だったり、ビジネスマンだったり、学生だったり、とにかく何かを調べてたいと思っているんです。
グーグルは「知りたい検索だ」と判断したら、広告を表示しません。ほんとだよ。調べ物をしている人に広告を出しても、うざいと思われるだけだから。
で、「バイカル湖の最大水深は?」と入力すると、「1,620m」とか答えを出してくれます。計算もできますね。
「知りたい」検索のもうひとつの特徴は、タイトルタグ(検索結果画面で表示されているタイトルの部分)やディスクリプション(タイトルの下の説明)に、検索キーワードが含まれていなくても、その内容が書かれているホームページやブログがヒットするということです。
行きたい(Goクエリ)
お店に行きたい、旅行をしたいなど、どこかへ行きたいという意図がある検索です。このように判断されると、地図が表示されます。
私のスマホで「オンデーズ」と検索すると、「OWNDAYS イオンタウン江別店」と「OWNDAYS ザ・ビッグ豊平店」の地図が表示されます。
検索している場所が札幌なので、オンデーズの札幌近郊のお店の地図が表示されました。
私のブログでは、イオンタウン江別店にあるオンデーズで買い物した記事と、東京のオンデーズサミットに参加した記事があります。アナリティクス上で判断すると、「オンデーズ」は行きたい検索とグーグルに判断されているので、買い物したときの記事の方が圧倒的にページビュー数が多いとわかります。
逆に言うと、サミットの記事をヒットさせたいと思ったら、「オンデーズ」では上位に入るのが難しいので、「オンデーズ」と違うキーワードを組み合わせてSEOをするということになります。
行きたい検索は、読者がいる場所や
やってみたい(Doクエリ)
何かを体験してみたい人です。住さんによると、下記の言葉が入っているとやってみたい意図と判断されるそうです。
「手軽」「簡単」「方法」「自分で」「やってみる」「始める」「方法」「やり方」「手順」「材料」「コツ」「注意点」といったワードが入っている。
やってみたい意図なのか、知りたい意図なのか、どちらで判断されるかは実際の検索結果で判断していくしかないのです。
やってみたい意図と知りたい意図でどこが違うかは微妙ですね。
例えば、便秘というキーワードが含まれている場合、「便秘 マッサージ」だとYouTubeの動画も多く検索結果に出てきます。自分で解消したい人に役立つ情報がたくさん出てくると言えます。
「便秘」だけで検索すると、便秘になる原因やメカニズムに関する記事が多く表示されます。知りたい検索と判断されているんですね。
ということは、自分の記事を知りたい検索でヒットさせたいのか、やりたい検索でヒットさせたいのか、考えてみる価値はありますよ。
買いたい(Buyクエリ)
買いたい意図の検索結果には、広告が上位に表示されます。そして、この検索意図の場合は、「実際に売れている順」または「評判のよい順」に表示されると言われているので、ほとんど大手のオンラインショップが表示されます。
ここでは中小企業のオンラインショップは、勝負してはいけないとも言われているんですよ
えっどういうこと?って思われるでしょう。
ぶっちゃけ、Amazonとか楽天で買えるものであれば、そちらが優先されて表示されるってことです。
こういう場合は、店舗名とかあなたの名前とか、固有名詞で検索される指名検索を考えた方がよいです。読者が知らないと指名検索はできないので、何とかして知ってもらえるように考える必要があります。SNSで関係を作るとか、名刺・チラシ・会社案内などを配布するとか、SEO以外のことをしていくんです。
と、検索意図を4つ書きました。
いちいち意識してブログなんて書いていられないと思うでしょう。
ただね、自分のお店がなかなか検索されないとか、ブログからサロンに予約がほしいとか、お悩みを解消したり、希望を叶えるには、検索意図を考えて文章を書くことも大切なんですよ。
時間があるときに考えてみてくださいね
ではでは~
■白藤沙織のお仕事
●Web解析に基づくWebコンサル
Web解析はホームページやブログの健康診断のようなもの。会社経営にたとえると、決算書のようなものです。
現状を把握することで、ビジネスにホームページやブログをどう活かすかも考えやすくなります。目標を決めて、数値を追いながら行動していくって、経営もダイエットも同じ。アクセス解析レポート作成とアドバイスで1回3万円(税別)で承ります。
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私、心理カウンセリング20年くらい、NLPを5年学んでいて、何かを達成したいと思うときは心を整えること重要と考えています。がんばるのではなく、自然にその行動ができるように心を整えることしてみませんか?
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この記事の投稿者
白藤沙織
Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。
営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。
仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。