情報は相手を思いやって届ける ~ 正文舎職場体験からの学び

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人に何かを伝えたり、何かを教えるときは、相手がどんな人かを観察して、自分の伝えたいことがどうしたら伝わるのか、その配慮が必要です。

「相手を思いやりなさい」。

子どもの頃から言われること多いので、「そんなのわかってるよー」とか言いたくなりますが、実は全然わかっていないことが多い。それどころか、自分が何を伝えたいのかもわかっていないようなこともあります。

どうしたら、相手を思いやりながら自分の伝えたいことを伝えるか。それは実践しかありません。しかも、年齢が大幅に違うとか、言葉が違うとかそういった、自分と共通点が少ない人たちと交流するときに、「相手を思いやる」ということを実感できると思うんです。自分の常識は通用しませんからね。でも、普段はなかなかそういう人たちと話す機会はありません。

そういう意味で、小学生・中学生・高校生のみなさんに、正文舎で「職場体験」をしてもらうことは、とてもよいことと思っています。

こんにちは。Web集客のことをずはり言う「ズバリスト」、白藤沙織です。

正文舎では、インターシップ、職場体験、工場見学の受け入れを行っていて、毎年たくさんの方々に来てもらっています。

https://www.syoubunsya.co.jp/csr/experience/

今日は職場体験で、スタッフと一緒に学んだことを書きますね。

遠くに見えているのが、職場体験で来てくれた中学生4名です。
LINEスタンプにするイラストを描いてます。

どうしたら中学生に理解してもらえるか

つい最近、職場体験で男子中学生4名が正文舎に来てくれたときのこと。Web部門も1時間半ほど担当することになり、何をテーマにしたらよいか考えました。

たとえば、現在のWeb部門ではこんなことができます。

  • ホームページ作り体験
    写真と文字を組み合わせて、自己紹介用ページを作る。
  • LINEスタンプ作り体験
    LINEスタンプを作る過程を体験する。
  • Web集客を考える体験
    たとえば、自分の学校のホームページをより多くの人に見てもらえるようにするにはどうしたらいいのか、グループワークをする。そして、施策を考える。

LINEスタンプなら、中学生に興味を持ってもらえるのではないかということになり、正文舎オリジナルの「ぷらねっとくんLINEスタンプ」を作ったスタッフが、今回の職場体験を担当することになりました。

彼が考えてくれたシナリオは、こんな感じです。

  1. 中学生に手描きでイラストを描いてもらう。
  2. それをスキャナで取り込む。
  3. 自席のパソコンを使い、取り込んだイラストをトレースしてLINEスタンプのイラストにする。
  4. LINEスタンプの申請について口頭で説明する。

そして本番でわかったことは、ひとつひとつの工程で、想定よりも時間が必要だったということです。

手描きでイラストを描くのも、イラストを描きなれていないとアイディアを出すところから時間がかかります。

また、今回は「イラストレーター」というソフトでトレースしたのですが、イラストレーターの操作は特殊なので、短い時間では思うように使えないということもありました。

フォトショップというソフトで、イラストに着色する方法もあったそうです。こちらの方が絵の具を使う感覚でできるのでカンタンかもしれません。が、イラストレーターの方がプロの仕事を体験ができるんですね。

ここで、送り手と受け手にギャップがあります。

教えたい気持ちがいっぱいでも、限られた時間と相手のスキルで、受け取れるものが限られてしまうのです。

もちろん、中学生の方々も楽しんでくれたと思います。だから、にこにこ笑顔でいてくれたし、真剣にソフトを操作してくれました。お互いによい体験だったと思います。

玉座に座るぷらねっとくん。LINEスタンプもあります。

職場体験は、マーケティングの勉強になる

今回の体験学習で実感したことは、伝えたいことをすべて伝えるのではなく、7割程度に抑えた方が相手も受け取りやすいということです。

これはセミナーでも、商談でも心がけたいことです。スタッフとの会話もそうかもしれません。

伝える側と受け取る側で共有しているものが多いと、情報は伝わりやすくなります。職場や家庭で「それ」「あれ」の指示代名詞で通じてしまうのは、一緒にいる時間があるからなんですね。

そして共有するものが少ないほど伝わりにくいので、どこかに共通点をみつけて伝える工夫が必要です。そういう意味で、職場体験は会社のスタッフにもすごくいい経験をさせてもらえる機会なんだなと思います。学生さんたちと分かり合えることをみつけながら、仕事を経験してもらうからです。

これは、お客さんと少しずつ関係を作って、モノを売っていく商売の基本を学べると思いました。

今回のすべてのカリキュラムが終わった後、「こうすればもっとよくなるかもね」とか、「ひとりで大変なら、次は手伝います」とスタッフ同士で話をしていました。こういう雑談もチームワークを作るのにいいなと思うのです。お疲れさまでした。

正文舎に来てくださった中学生のみなさま、ありがとうございました。

ではでは~

■白藤沙織のお仕事

●Web集客・SNS活用のセミナー

ビジネスをうまくいかせたいなら、マーケティング(集客)は欠かせない。営業して売る前に、営業できるお客さんに出会う必要があるからですね。
中小企業や個人事業では、お金をできるだけかけずに集客したいですよね。
だから、Web集客やSNS活用セミナーを自主的に開いたり、派遣での講師をしています。

セミナーのお問合せはこちらから↓

https://saorin.websuccess.jp/request/

●Web解析に基づくWebコンサル
Web解析はホームページやブログの健康診断のようなもの。会社経営にたとえると、決算書のようなものです。
現状を把握することで、ビジネスにホームページやブログをどう活かすかも考えやすくなります。目標を決めて、数値を追いながら行動していくって、経営もダイエットも同じ。アクセス解析レポート作成とアドバイスで1回3万円(税別)で承ります。

お問い合わせはこちらから↓

https://saorin.websuccess.jp/request/

●無意識を活用して心がラクになるセッション
何かをしたいのに身体が動かないのは、あなたの中の無意識がその選択にOKを出していないから。あなたの無意識からのメッセージを活用しながら、目標設定したり、思うような人生を作るセッションを受けてみませんか?

私、心理カウンセリング20年くらい、NLPを5年学んでいて、何かを達成したいと思うときは心を整えること重要と考えています。がんばるのではなく、自然にその行動ができるように心を整えることしてみませんか?

1時間 5000円 時間はご相談の上決めましょう。

申し込みは、こちらのフォームからお願いします。希望日を書いてくださいね。
https://saorin.websuccess.jp/request/

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 この記事の投稿者

白藤沙織

Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。

営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。

仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。

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