楽しいときに心から笑えるように、笑うのが辛いなら一時中断してみよう

いい人でいよう、いい人でいようと、にっこり笑う。だって、笑顔でいると素敵な自分になれるから。

笑顔を心がけて、いつもにこにこ笑っていよう。この想いは間違っていないんです。でも、笑顔でいなければならないと思いすぎると、自分の感情がわからなくなってしまう。だから私は、「無理しなくていいんだよ」っていつも伝えています。

こんにちは。Web集客のことをずばり言う「ズバリスト」、白藤沙織です。

赤ちゃんの笑う顔は輝いている。心が和む。そんな風に私も笑っていたいです。
でも、よく考えてほしいの。赤ちゃんはいい人になりたくて笑っているのではない。笑いたいから笑っている。そして、眠かったりお腹がすいていたらぐずり、痛かったら痛いと泣き、何か気に入らなければ怒っている。感情表現が自由なのね。

いい人になろうとしなくても、あなたは愛されている。だから、笑いたくないときは、笑わなくていいんだよ。それがしあわせにつながると思うの。

いい人ほど、ぼろぼろの法則

いい人ほど、ぼろぼろの法則。

これは8月25日のセミナーでも話したことなんです。

生まれたばかりの赤ちゃんは、「いい人になろう」と1ミリも思っていないはず。自分は愛されていると信じているんですね。きっと。私は嫌われているんだと思い悩む赤ちゃん、会ったことありますか?

それが成長するにつれて、いい子でないとならない。いい人にならなければならないと教育されていくんですね。

その結果、大人はいい人でいようとこだわり続ける人ほど、辛そうに見えるんです。いつも何かしらぶつぶつ文句を言ってたりする人の方が、なんだか自由でしあわせそうに見えることもあります。自分の感情を表現しているからですね。そして、周囲も不満があるんだ、いやなんだとはっきりわかりやすい。そばにいたいかって言われればそうでないにしても、機嫌が悪いんだとわかると近づかなければいいから付き合い方がラクだったりします。

いい人過ぎると、周囲にいる人はどんどん苦しくなるから不思議です。いい人には何も言えないからなんだと思います。

本来、人間はポジティブな部分とネガティブな部分の両方持っています。人に見せるのはポジティブの部分の方がよいのは当たり前。でも、自分のネガティブな部分を否定して見ないようにするのは、自分の心に誠実ではないと思うの。

それは自分の現実を受け入れていないからなんだと思います。
見たくない現実をごまかすための笑顔。怒られたくないがための笑顔。これ以上言われたくないがために従う笑顔。こんなことをしていると、本当に自分の心がわからなくなっちゃうんですね。そして、どこか人に厳しいんです。自分も自分の心に厳しいから。

そんな状態をみて、いい人ほど、心はぼろぼろになっちゃうなぁと私は思ったりするんです。かつての私もそうだったから。

トイレは掃除しないときれいにならない

心から笑っている人の顔を見ていると、こちらの心も和みます。また、自分が意識して笑顔でいると、気分のコントロールもできますね。辛い時も、自分の意志で口角上げてみると、気分が変わるなど笑顔にはパワーがあります。

それができているのは最高にしあわせ。

でも、自分の感情がわからなくなっているならば、いったん笑顔をやめることも大事なんですよ。笑顔でいるエネルギーを使わなくなったら、次に出てくる感情があります

もしかしたら、嫌な自分を見なければならないかもしれない。
涙がいっぱい出てくることも、怒りがいっぱい出てくるかもしれない。

それはデトックスの印。感情を受け止めて、私こんなに泣きたかったんだ、怒りたかったんだと気づいてあげることが必要なのね。自分にとびっきり優しくしていることだと思うの。泣いている人や起こっている人に、そっと寄り添っているんだから。

私は自分がこんなに意地悪なんだ、人を恨んでいるんだって思ったことがあります。
びっくりした。
でも、意地悪になる理由も、人を恨む理由もありました。そうだよね。そう思っちゃうよねって、自分をいったん認めてあげる。そして、それでもいいんだよって優しく言う。そんな風に自分もいたわっていると、人にも優しくなれます。

自分一人で感じているのもいいのだけれど、信頼できる人やプロのカウンセラーに聞いてもらうと、孤独を感じなくていいのでお勧めかも。そして、十分に心の中をみつめたら、すごくすっきりします。

これは心の中のお掃除みたいなものです。

ほら、トイレが汚れたらお掃除するでしょう。芳香剤だけ蒔いてごまかしていても、汚れをとらない限りきれいにならないよね。

それと同じで、心の中にわだかまりがあるなら、わだかまりがあると自覚することがお掃除の始まりなのよ。笑顔が素敵だからとごまかすのは芳香剤だけ蒔いているようなものです。

優しすぎて、かついい人でありたいと強く思っていると、周囲に認められないときに自分のことをすごく悪く思ってしまいます。その裏には、自分がいい人であることを認めてほしいって思っているから、その自分を許せなくて、ますますいい人であろうと頑張ります。が、いい人でない部分を隠そうとすればするほど、どんどん苦しくなります。

先日、私はある人に「いい人でなくてもいいんだよ。だって、自分のままでちっとも悪くないし」と言いました。

自分の生活がちょっと破綻しているのに、解決できていなかったんですね。それを解決するには、いったん自分が破綻していると認めなければならない。それはいい人の自分には許せなくて、苦しんでいるように見えたから。

生活が破綻したなら、破綻したんだなと認めて、それから立て直せばいいだけのこと。何も悪いことはないんです。

で、自分の心の中を探求しているとね、何かがすっと軽くなって、心から笑えるようになるんです。不思議とね。

人のことなんて関係ない、自分が楽しいから笑う。そんな時を迎えられるようになるんです。私はそうやって笑顔の人が増えるといいなぁと思います。

私が笑いたいから笑っている。
なんだか楽しいから笑っている。
好きな人と一緒にいて笑っている。

素敵だなと思うの。

そんな状況が作れても、生きているといろんなことが起こって、笑えなくなることがあります。そんなときにこそ、テクニックが生きるんです。私、笑えないから今は笑っておこうって口角上げてみる感じ。素敵なお洋服を着て、気分をあげる感じ。

それはいい人だと認められたいから自動的に笑うこととは違います。自分の心をコントロールすることなのね。

だから、なんか苦しいなぁと思ったら、いったん笑顔を中断してみましょう。
大丈夫、それでも人間は必要なときには笑いますから。それが人間の生まれつき持っている機能だよ。

大丈夫。笑顔がないあなたから離れていく人は、あなたにとって本当に大事な人ではないかもしれないから。あなたのことを大事に思っている人は、笑わないあなたもあなただって思っているよ。本当に大切な人は、どんなことがあってもあなたからは離れていかないし、あなたの心からの笑顔を待っているもの。

そんなあなたを私は応援します♡

ではでは～

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