経営者の辞書から「でも」を削除した方がいいと思ったこと

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例会、セミナーに参加する理由は何ですか?

会社を経営しているなら、
それは個人事業主さんも同じだと思うけど、
自分の会社をよくしたいって思っているはず。

だから、同友会、倫理法人会、稲和塾etc などの異業種の経営者が集まる会や、組合などの同業種が集まる会がたくさんあるのだと思う。

そして、エクスマなどのマーケテイングや営業の勉強会もたくさんあります。

同じ志を持つ仲間がみんな欲しいし、自分がいる居場所はよくしたいですね。

そうして集まっているのに、私はちょっと気になることがあります。

否定しては行動できない

それは、、、

どんな話を聞いても、

「でも、こうだよね」
「うちの会社ではムリ」
「大きい会社ではできるけど」
「女性はこうで、男性はこうだ」

という話が出てくること。

つまり、せっかくよい話を聞いても、
すぐに心で否定してしまうようです。

そして、できない理由を探してしまう。

そして、自分の環境が変わらないから、
また勉強に出かけていく。
それでも、「でも、こうだよね」と言って否定する。
そして、やっぱり行動しないから、
何も変わらない。

この繰り返しなのかなぁと。

どんなにどんなに勉強しても、
自分の心がそれを素直に受け入れないと、
何も変わっていかない。

私はこう思うんですね。

変わるためにはどうしたらいいか。
ここ数年考えてきました。

試行錯誤のうえ、
「これだ!」と思ったのは、
「でも」という言葉を自分の頭の辞書から消してしまうこと。

消してしまうというか、意識して使わないということ。

そして、勉強していることで、自分の会社でできることはないかなって探すことです。
「置き換え力」を養うことです。

なぜ、いま私がこの話を書いているかというと、

「でも」を連発している討論を聞いていて、みんな変わる意志はあるのだろうか。。。。とふっと思ったんですね。

それが経営者の会合だったので、ちょっと気になったんです。

経営者が「でも」を連発しては、社員は苦しいだろうなと。
実際、私も意見を言ってみましたが、「でも、それはこうでしょう」と否定されてちょっとびっくりしました。
「あぁ、こういう感じだったら、あまり話をしたくないだうな」と。

私もそんな風に話していて、社員はいやな思いしていたんだろうなと反省もしました。

ミルトンさんの言葉の使い方は参考になる

私が「でも」を使わないと意識するようになったのは、「ミルトン・エリクソン」さんという催眠療法家のことを知ったからです。

今読んでいる、ミルトン・エリクソンの本です。 「変化を促す芽を育む」
今読んでいる、ミルトン・エリクソンの本です。
「変化を促す芽を育む」

ミルトンはクライアントの話を聞くときに「でも」は使わないで、「そして」「それから」と言葉をつなげていったそうです。
そのようにして、相手に言葉を受け取りやすくしてあげるんです。

大会社であれ個人商店であれ規模は問わず、働く場所は人間が経済活動を行う基盤だと思います。

社会の中で大切な場所で、その場所のトップにいる経営者から「でも」を消してしまうと、会社が変わるスピードが倍増するんじゃないかなぁ。私はそう思います。

※ミルトン・エリクソンの言葉の使い方は、社員と個人面談するときなどに使いたいと私は思っています。
詳しくは、NLPを勉強してください(‘◇’)ゞ

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 この記事の投稿者

白藤沙織

Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。

営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。

仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。

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