「なぜ」って考えることをやめました
何かに取り組むときは、目的・意図を確認する。
「何のために、どうやってするのか。」
それだけを考える。
なぜできないのか。どうしてそうなか。
そんな理由は考えないでいい。
どうしたら、うまくいくのか。
それだけをひたすら考える。
何年か前から、このような内容の話を聞いていましたが、
私はあんまり腑に落ちていませんでした。
なぜ、そうなるんだろう。
そればっかり考えていた。
なぜ、この社員はこうなんだろうとか。
なぜ、こんなことをしてしまうんだろうとか、とか。
こういう考え方をしていると、
なぜにとらわれ、そこから動けなくなるんですね。
だって、起こってしまったことはもう取り返しがつかないから。
たとえばね、
食事の時間に、間違ってみそ汁が入ったお椀をひっくり返したとしましょう。
「なぜ、ひっくり返しちゃんたんだー」
と考えると、なんだかマイナスになってしまう。
そして、「だって○○○なんだもん」って言い訳も言いたくなる。
「どうしたら、ひっくり返さないかな」
と考えると、「そうねー、こうしたらいいのかも」って考えやすくなると思うんです。
だから、
「なぜこうなんだろう」と考えるのはやめて、
「どうしたら、これができるのか」って考えてみることにしました。
どうしたら、これができるのか。
そして、できたときには、何が起こっていたらできたとわかるのか。
具体的に考えてみます。
たとえば、、、
私が上級ウェブ解析士の勉強をしていたときのこと。
上級ウェブ解析士の資格をとるには、
事前に与えられた課題をこなし、レポートを書きます。
さらに最終日には、テストを手書きで受けます。
仕事をしながら、
課題で与えられたマーケテイング戦略を書くのは、
ちょっと時間が足りなかったんです。
そして、私にとっては結構難しいことでした。
テスト直前は、寝てもさめてもレポートのことを考えていて、
それでも戦略を思いつかず真っ青になっていました。
それでも、合格できたらいいなと思っていたので、
「上級ウェブ解析士に合格したらもらえる資格証を
撮影してFacebookにアップロードする」
とずっと考えていて、
そのシーンを映像として見えるようにイメージしていました。
「合格する」と強く思って、イメージする。
そうしつつ、
レポートはどうやったらできるかと考えて、
それを紙に書きだして、
できることをひとつずつやってみる。
そんな風に過ごしていたら、
無事に合格できました。
小さな例ですが、
目的・行先を決めて、イメージする。
マイナスのときも「なぜ」と考えないで、
「どうしたら」と考える。
そして行動すると、道は拓けると思っています。
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この記事の投稿者
白藤沙織
Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。
営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。
仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。