経営環境は確実に変わるんだと実感した出来事
Google、Yahooを使わないで情報検索するって?
「みなさんは、どこかに行きたいと思ったら、どのようにして情報を探しますか?」
こんな私の質問に、
「インスタグラムで検索します!」
とコンサル先のスタッフさんが答えてくれました。
旅行のガイドブックでも、検索エンジンでもないんだ。。。
にこにこ笑っている20代の彼女を見て、
私は「あっWeb集客はまた変わるな」と実感しました。
以前この記事↓を読んだとき、
検索エンジンの誘導だけに頼っていては通用しなくなる時代になるなと思っていたのです。
Googleは使わない、SEO対策しているから——Instagram有名人のGENKINGが語った10代の「リアル」
http://jp.techcrunch.com/2016/03/03/istagram-genking/
でも、まだ身近な人で「インスタグラムで検索する」とはっきり言っている人には出会っていなかったのです。
2007年5月に株式会社WEBサクセスを設立した頃は、
SEOはテクニックの時代だった。
外部リンクをたくさん作り、HTMLソースに細工をすることで順位はどんどん上がっていった。
それが2012年に入ると、Googleがパンダアップデート・ペンギンアップデートという施策を出し、ホームページはコンテンツが重要視される時代になりました。
テクニックばかりのホームページは順位が上がらなくなりました。
検索エンジンを取り巻く技術でも、会社を設立してからどんどん変わってきたというのに、ここにきて「検索エンジンそのものを使わない」っていうことも考慮する必要があることがわかってきました。
Twitterだけで情報収集している人たちもいるんです。
検索エンジンに頼るだけでは集客は難しい時代は本格的にやってきたようです。
社会が変わるならば自分も変わろう
毎月、複数の企業様のウェブ解析をしていますが、
検索エンジンの誘導に頼り、
検索エンジン上で1位をキープしているホームページほど、
訪問数は増えも減りもしていないように思います。
つまり安定しています。
これは何を意味するかと言うと、
安定した収入を得られるということなのですが、、、
売り上げをもっと伸ばしたいというときには、
ほかの方法も並行して採用する必要があるということです。
検索キーワードでの誘導は上限があると私は思います。
ニッチな商品ほどそもそも検索したいユーザーの数は限られますしね。
そんなときに、検索エンジンを使わないでソーシャルメディアで情報を探している人たちがいると聞いて、どのように思いますか?
私はもはや「ソーシャルメディアは苦手」と言っていられないと思うんですよ。
検索エンジンとは異なり、ソーシャルメディアの場合は企業側も情報をまめに更新しないと、誰にも注目してもらえません。
企業としては本格的に情報発信に取り組む時代がきたと思うんですよ。
冒頭に書いたスタッフさんの会社には、このようにお話してソーシャルメディアの強化を提案しました。
スタッフさんに集まってもらって、ソーシャルメディアからどうしたら発信できるのか考えていただいたのです。
20代の女性のスタッフさんは、ご自分がインスタグラムで情報を検索しているのに、ソーシャルメディアの重要性がピンときていなかったようです。
「みなさんのお客様はどんな人ですか?」
「20代の若い人も多いです!」
「ということは、○○さんがインスタグラムで検索するように、お客様もインスタグラムで検索していることもあるのではないですか?
インスタグラムを使ってお客さんとの出会いの場を作ってもいいのではないかと思うんですよ」
という話をしてみたら、
「そうですねーーーー。」
と目を輝かせていました。
社会は変わっているのですから、企業の発信も変わって当然。
文句を言っても環境は変えられない。
だから、存続と発展が使命の企業はどんどん順応して行く必要があるって思うんです。
経営者のみなさま、関変えてみる価値はありますよ~~
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この記事の投稿者
白藤沙織
Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。
営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。
仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。